【2023年】クレンジングミルクのおすすめ28選！全品検証して徹底レビュー

クレンジングミルク28商品を検証しました

今回は、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング・＠cosme SHOPPING・mybest・LIPS・モノシル・OZmall・Instagramなどの大手ECサイトやまとめサイト、SNSで人気のクレンジングミルクを28商品厳選。実際に購入して、20～30代のLIMIA編集部員の3人で検証しました。

検証ポイントは落ちやすさ。

比較的落としやすいアイシャドウから落としにくいリップティントまで、8種類のコスメを用意し、落ちやすさを検証。

腕にそれぞれのコスメを塗り一分ほど乾かし、その後クレンジングミルクをなじませます。30秒経ったら、濡れたコットンで拭き取り、どれぐらい落ちたかを調べました。

検証に使用したコスメ

検証の手順

クレンジングミルクの特徴

クレンジングミルクのおすすめ28選

なめらか本舗 / クレンジングミルク

落としやすさ：★★★★☆ 4.9

300mlの大容量サイズがうれしい、なめらか本舗の「クレンジングミルク」。買いやすい価格のクレンジングミルクで、良心的な商品です。

実際に検証してみると、ベースメイクからリップメイクまでをするりと落とすほど、しっかりとクレンジング力がありました。ティントリップは少し色みが残ってしまいましたが、より長い時間をかけてなじませたり専用のリムーバーを使ったりすれば、きちんとオフできるはずです。

加えて、厚みのあるテクスチャーのため、肌摩擦を抑えることもできます。肌ダメージが気になる方やかさつきが気になりやすい方におすすめです。

無印良品（MUJI） / マイルドミルククレンジング

落としやすさ：★★★★☆ 4.8

とろみがあるテクスチャーの、無印良品（MUJI）「マイルドミルククレンジング」。ワンプッシュで出てくる量が多いうえに、手の届きやすい価格ということから、気兼ねなく使えるクレンジングミルクです。

検証してみると、リップメイク以外はするりと落ちました。それほどの洗浄力があるので、洗い上がりのつっぱり感には注意が必要です。クレンジング後はできるだけはやく保湿ケアをするといいでしょう！

また、柑橘のようなすっきりとした香りがしたのも印象的でした。香りつきのクレンジングが好きな方には合うと思います。

エステダム（ESTHEDERM） / モイスチャー クレンジング ミルク

落としやすさ：★★★★☆ 4.8

普通肌から乾燥肌の方におすすめなエステダム（ESTHEDERM）の「モイスチャー クレンジング ミルク」。クリーミーなテクスチャーで触り心地がよく、しっとりとクレンジングができる商品です。

テクスチャーの優しさとは逆に、洗浄力はしっかり！ ミルクをなじませるほどにメイクが浮いてくるような使用感で、きちんとオフできているのか不安になることも少ないです。

クレンジングのなかでは珍しいアンズの甘い香りも好印象でした。実際に保湿成分として杏仁オイルを配合しているので、香りがいいだけでなくスキンケア効果も期待できます。ひねるタイプのキャップがやや使いづらいことだけ気になりました。

チャント ア チャーム（chant a charm） / クレンジングミルク

落としやすさ：★★★★☆ 4.7

100％自然由来成分（※1）で作られた、チャント ア チャーム（chant a charm）「クレンジングミルク」。肌になじませるとミルク状からオイル状へと変化するので、洗い流すタイミングがわかりやすい商品です。

オイル状になるときに汚れもキャッチするため、クレンジング力はしっかり！ それでいて自社栽培のハーブ（※2）を配合していることで、保湿ケアにも期待できます。

軽いテクスチャーであることから肌摩擦に注意したい点と、温泉のような香りが強い点のみ少し気になりましたが、全体的に好印象でした。

※1：ISO16128-1で定義された自然成分、自然由来成分、鉱物由来成分のみを使用
※2：エキナセア（ムラサキバレンギクエキス）（保湿／角質ケア）、ゼニアオイ花エキス（保湿／柔軟）、セイヨウノコギリソウエキス（ツヤ／肌のひきしめ）

カバーマーク（COVERMARK） / トリートメント クレンジング ミルク

落としやすさ：★★★★☆ 4.6

ミルクタイプでありながら、クレンジング後の被膜感が少ないカバーマーク（COVERMARK）の「トリートメント クレンジング ミルク」。柔らかなクリーム状でなじませやすいということもあり、クレンジングミルク初心者さんでも使いやすい商品だと感じました。

検証では、リップとマスカラのみ色残りしてしまいましたが、その他のメイクはすんなりオフ。ティントリップとマスカラに関しても、薄くなるほど洗い落とせています。

使用感はみかんのような柑橘系の香りで好印象。クレンジング力・香り・テクスチャーなど、あらゆる点でバランスがいいように感じました！

ゲラン（GUERLAIN） / クレンジング ミルク

落としやすさ：★★★★☆ 4.5

ミルククレンジングのなかでも軽めなテクスチャーのゲラン（GUERLAIN）「クレンジング ミルク」。みずみずしい使用感は好印象ですが、手から垂れる感じがあるのでなじませ方には注意が必要です。

なじませていくとメイクが徐々に浮いてきて、メイク落ちのはやさを感じます。クレンジング力自体もあり、落ちにくいティントリップも薄くなりました。

クレンジング中・クレンジング後のどちらも石けんのような柔らかい香りが広がるので、香りも楽しめます。

コスメデコルテ（DECORTE） / イドラクラリティ マイクロエッセンス クレンジングエマルジョン

落としやすさ：★★★★☆ 4.4

乾燥やくすみ（※）のお手入れができるコスメデコルテ（DECORTE）の「イドラクラリティ　マイクロエッセンス クレンジングエマルジョン」。W洗顔不要なタイプで、すばやくスキンケアができます。

なじませていくと軽めなテクスチャーに変化！ なじませやすいうえに、 ティントも薄くするほどのクレンジング力がありました。

石けん系の柔らかな香りも心地よく、使用感もよかったです。ピンクのかわいらしいパッケージも好ポイント！

※乾燥による

アクセーヌ（ACSEINE） / ミルキィ クレンズ アップ

落としやすさ：★★★★☆ 4.4

こっくりとしたミルク状から軽い乳液状に変化する、アクセーヌ（ACSEINE）の「ミルキィ クレンズ アップ」。なじませていくたびに軽いテクスチャーに変わっていくので、洗い流すタイミングがわかりやすいです。

オフしにくいアイライナーやティントリップもほとんど落とすことができ、クレンジング力もグッド。クレンジング中に石けん系の清潔な香りがするのも好印象でした。

チューブタイプのためワンプッシュで使えないのはやや難点。

ダヴ（Dove） / センシティブマイルド ミルククレンジング

落としやすさ：★★★★☆ 4.4

ドラッグストアで購入できる、ダヴ（Dove）「センシティブマイルド ミルククレンジング」。ジェルのようなテクスチャーで、軽やかに使用できるクレンジングミルクです。ただ、軽やかなテクスチャーなだけあって肌摩擦には注意が必要。

クレンジング力は通常程度。アイメイクとリップメイクはほんのりと残ってしまい、ベースメイクはするりと落ちます。

肌になじませている最中に、カモミールのような柔らかな香りが広がるのが印象的でした。不快感を覚えるわけではありませんが、香りつき化粧品が苦手な方は避けたほうがいいかもしれません。

エスト（est） / エスト クラリファイイング クレンジング ミルク

落としやすさ：★★★★☆ 4.2

温感クレンジングのエスト（est）「エスト クラリファイイング クレンジング ミルク」。肌になじませていくと徐々に温まる使用感で、じんわりとした感触が心地いいです。

検証してみると、リップティントをはじめアイライナー・マスカラもやや残ってしまいました。ですが、ベースメイクはきっちりとオフ！

保湿成分としてCPコンプレックスβ（※2）が配合されているので、保湿力は期待できます。やや重めのテクスチャーのため、ベタつきを感じてしまうかもしれませんが、クレンジング中にマッサージができるのは利点です。

※1：肌が敏感な方（環境や体調などによって化粧品が一時的に合わなくなる方）による皮膚に対する刺激性を確認するテスト済み（すべての方にアレルギーや皮膚刺激がおこらないというわけではありません）
※2：CPコンプレックスβ（保湿：トコフェロール、ベタイン）

ソフティモ（softymo） / ラチェスカ ミルククレンジング

落としやすさ：★★★★☆ 4.1

まつエクOKなうえに、濡れた手もOKと利便性が高いソフティモ（softymo）の「ラチェスカ ミルククレンジング」。プチプラ価格ということもあり、気兼ねなく使えるのが魅力です。

クレンジング力は中程度で、検証写真でもわかるようにリップメイク・アイメイクは色残りしてしまいました。ただ、美容液90％（※）の処方のため、うるおいキープは期待できます。

テクスチャーがなめらかで気持がいいのに加えて、香りもすっきり系で心地よかったです。

※クレンジング成分を除く（水を含む）

ハッチ（HACCI） / クレンジングミルク

落としやすさ：★★★★☆ 4.0

美容液のようなスキンケア感覚を味わえる、ハッチ（HACCI）の「クレンジングミルク」。はちみつにローヤルゼリー、シルクなどと、豊富に保湿成分が配合されているところが特徴です。

実際に検証してみると、ベースメイクのみすっきりと落ちました。ねっとりとしたとろみのあるテクスチャーのため、より長い時間をかけてじっくりとなじませる必要があったのかもしれません。

はちみつ（保湿成分）が配合されているのではちみつの香りがするのかと予想しましたが、実際はクリームのような甘い香りでした。拭き取った後もほんのりと香り、心地よかったです。

ジバンシイ（GIVENCHY） / レディ トゥ クレンズ ミルク

落としやすさ：★★★★☆ 4.0

ジェルミルクタイプのジバンシイ（GIVENCHY）「レディ トゥ クレンズ ミルク」。ジェルの軽やかさとミルクのなめらかさを両立していて、ぷるんとした触り心地をしています。手を傾けると垂れてしまうほど軽いので、使用の際にクレンジング料を取り過ぎないようにしましょう。

クレンジング力は中程度だったものの、メイクとなじむのがはやいことと、洗い上がりにベタつかなかったことは好印象。

比較的さっぱりとした使用感だったため、クレンジングミルクのこっくり感が苦手な方にもおすすめです。

トーン（to/one） / モイスチャー クレンジングミルク （M）

落としやすさ：★★★☆☆ 3.9

植物由来の成分をふんだんに使ったトーン（to/one）の「モイスチャー クレンジングミルク （M）」。肌のハリと柔らかさにアプローチするウチワサボテンオイル（※）に加え、保湿効果のあるヒマワリ種子油も配合し、うるおいを守りながらクレンジングできます。

クレンジングの検証では、リップメイクとアイメイクが残ってしまう結果となりました。実際に使う際は、もう少し長くメイクとなじませるといいでしょう。

シトラスフローラルハーブの香りも心地よく、アロマ系の香りが好きな方に合うと思います。

※オプンチアフィクスインジカ種子油（保湿成分）

ディオール（DIOR） / クレンジング ミルク ピュリフィアン

落としやすさ：★★★☆☆ 3.8

自然由来成分を96％使用（※）した、ディオール（DIOR）「クレンジング ミルク ピュリフィアン」。乳液のようなまろやかなテクスチャーで、肌と密着するようになじんでいくミルククレンジング。

肌にのせた途端、ベースメイクはじんわりと浮いてくるのですが、ポイントメイクはベタりと残ってしまいました。加えて、リップの色素が肌全体に広がってしまい、コットンで拭いた後の肌が赤らんでしまっています。実際に使う際は、きっちりと乳化させてから落とすといいでしょう！

甘みのある柔らかな香りで、なじませている最中に優雅な雰囲気が漂います。

※自然由来指数96% （水分48%を含む）ISO16128準拠

ママバター（MAMA BUTTER） / クレンジングミルク

落としやすさ：★★★☆☆ 3.7

シアバター（※1）をはじめ12種類のオーガニック植物原料（※2）を使った、ママバター（MAMA BUTTER）の「クレンジングミルク」。

実際に手に取ってみると、ぷるんとした厚みのあるテクスチャーが印象的でした。マスカラとティントはべったりと残ってしまいましたが、その他のメイクはすっきりと落ちています。

シリコーン・パラベン・エタノール・合成香料・合成着色料・鉱物油・動物性原料・石油系界面活性剤の8種類の成分を無添加にしているところもポイント。そのため、該当の成分が苦手な方でも使用可能です。

※1：シア脂（天然由来保湿成分）
※2：シア脂、アンズ核油、ダマスクバラ花水、タンカン果実水、ホホバ種子油、アルテア根エキス、カミツレ花エキス、セージ葉エキス、タチジャコウソウ花／葉／茎エキス、ラベンダー花エキス、ローズマリー葉エキス、ラベンダー油

カウブランド（COW） / 無添加メイク落としミルク

落としやすさ：★★★☆☆ 3.7

市販で気軽に購入できるプチプラクレンジングミルク、カウブランド（COW）の「無添加メイク落としミルク」。無添加という商品名の通り、着色料・香料・防腐剤・品質安定剤・鉱物油・アルコールを配合していないところが特徴です。

また、乳液のような軽いテクスチャーで、なじませやすいのが魅力的！ クレンジング力はあまり高くないですが、肌となじみのいいアミノ酸系洗浄成分（トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル）が使用されているので、肌に必要なうるおいを残しながら洗えそうです。

香りはほぼないですが、ほんの少し石油のような香りがするため香りに敏感な方は要注意。

マルティナ（MARTINA） / ローズクレンジングミルク

落としやすさ：★★★☆☆ 3.6

植物成分をたっぷりと使った、マルティナ（MARTINA）の「ローズクレンジングミルク」。オリーブ果実油（保湿・柔軟成分）や、ダマスクバラやハイビスカスを配合し、うるおいを残しながらクレンジングができるアイテムです。

ただ検証してみると、クレンジング力はそこそこでした。リップ類とマスカラはひと目でわかるほど残ってしまい、目を凝らしてみるとコンシーラーも残っています。どちらかというと、“クレンジング力よりも保湿力重視”の商品という印象です。

保湿力重視なだけあり、乾燥肌さんの朝洗顔用としても向いています。とにかく乾燥対策に力を入れたい方はチェックしてみてください！

アユーラ（AYURA） / メークオフミルク

落としやすさ：★★★☆☆ 3.6

植物由来の精油を使用した、アユーラ（AYURA）の「メークオフミルク」。柑橘系のすっきりとした香りが好印象で、使っていて心地がいいです。しかし一方で、精油の香りが苦手な方にとってはきついかもしれません。

クレンジング力はあまり高くなく、リップとアイライナー・マスカラが残ってしまいました。ベースメイク・アイシャドウはオフできたので、ポイントメイクリムーバーを使えば、すべてのメイクをきちんと落とせるはずです。

なによりテクスチャーが特徴的で、糸を引くほどのとろみがあります。それだけなめらかなので、肌になじませているときの感触がいいです。

※敏感肌の方のご協力によるパッチテスト済み（すべての方にアレルギーや皮ふ刺激が起きないというわけではありません）

クラランス（CLARINS） / ベルベット クレンジング ミルク

落としやすさ：★★★☆☆ 3.5

自社農園で育てたオーガニックハーブエキス（※）を使った、クラランス（CLARINS）の「ベルベット クレンジング ミルク」。美肌フローラに着目し、うるおいバランスを保ちながらメイクやチリ・ホコリなどもオフする設計に！ みずみずしい洗い上がりが期待できます

検証をしてみると、あまりクレンジング力を感じられませんでした。アイライナーやリップといったポイントメイクに加え、ベースメイクもほんのりと残っています。

ただ、杏仁豆腐のような香りがしたのはユニークでよかったです。一方で、香り方が強いので、香りが苦手な方は注意が必要。

※ゲンチアナエキス、メリッサ葉エキス （いずれも整肌成分）

ロゼット（ROSETTE） / クレンジングミルク

落としやすさ：★★★☆☆ 3.5

フランス式の洗顔をヒントに誕生した、ロゼット（ROSETTE）「クレンジングミルク」。拭き取り・洗い流しのどちらもOKで、場所を選ばず使えるところが魅力です。

クレンジング力に関しては、ポイントメイクに加えてベースメイクも少し残る結果となってしまいました。ですが、大豆プラセンタエキス（ダイズ胎座エキス）やローヤルゼリーエキスなどの保湿成分が豊富に配合されているので、肌のうるおいキープは期待できます。そのため、しっとり柔らかな肌感を目指したい方におすすめ！

テクスチャーは、ミルクタイプではあるもののクリームのようなこっくり感触。香りはラベンダーというよりも、ハーブのような香りがします。

ヴェレダ（WELEDA） / モイスチャークレンジングミルク

落としやすさ：★★★☆☆ 3.4

白濁色からメイクとなじんでいくたびに透明色に変わる、ヴェレダ（WELEDA）の「モイスチャークレンジングミルク」。W洗顔不要なうえに、まつエクをしている方でもOK（※）な機能性がうれしい商品です。

クレンジング力は、ポイントメイクとキメに詰まったベースメイクが残ってしまうほどでした。ただ、今回の検証では30秒ほどしかなじませていないので、長く時間をかけてなじませればクレンジング力が期待できそうです。

手にだしてみると温泉のような香りが広がりますが、徐々に柑橘系の香りへと変化します。香りを楽しみたい方にもおすすめなクレンジングミルクです。

※まつエク専用のリムーバーではないため、まつエクの持ちを優先する場合は専用リムーバーの使用を推奨

パラドゥ（ParaDo） / スキンケアクレンジング ミルク状メイク落とし

落としやすさ：★★★☆☆ 3.4

コンビニコスメ（セブンイレブン）の、パラドゥ（ParaDo）「スキンケアクレンジング ミルク状メイク落とし」。気になったときにサッと購入できる手軽さが魅力的だし、W洗顔不要で濡れた手OKと利便性もいいです。

クレンジングしてみると、ティントリップは薄くなったのですが、アイメイクがしっかりと残ってしまいました。実際に使用する際は、ポイントメイクリムーバーの使用がおすすめ。

テクスチャーにとろみがあるため、肌摩擦の軽減に役立ちます。しかし一方で、乳化に時間をかける必要はありそうだと感じました。

※本品でエクステンション用グルー（接着剤）が溶けたり剥がれやすくなることはありません。ただし、強くこすると取れてしまうことがあるため、クレンジングの時は横にこすらず、マツエクの毛流れに沿ってやさしく落としてください。

エヌ オーガニック（N organic） / モイスチュア&バランシング クレンジングミルク

落としやすさ：★★★☆☆ 3.4

低刺激処方のエヌ オーガニック（N organic）「モイスチュア&バランシング クレンジングミルク」。乳液のようにまろやかなテクスチャーで、肌摩擦によるダメージが抑えられるうえ、なじませやすいクレンジングミルクです。

クレンジングをしてみると、マスカラやアイシャドウのラメ、リップ類が残ってしまいました。ですが、うるおい効果のあるカニナバラ果実エキスやホホバオイルなどが配合されているので、しっとりもちっとした洗い上がりは期待できます。

そしてなにより香りの強さが印象的でした！ ハーブのような香りからはじまり、なじませていくたびに柑橘系の甘い香りが広がります。

シスレー（sisley） / リィスレ デマキアン

落としやすさ：★★★☆☆ 3.3

敏感肌を含め、すべての肌質におすすめなシスレー（sisley）「リィスレ デマキアン」。こっくりとした重厚感のあるミルクで、肌をこすることなくクレンジングができます。

検証ではあまりクレンジング力を感じられず、ポイントメイクだけでなくベースメイクも少し残ってしまいました。

しかし、ホワイトリリーエキスやゼニアオイエキスといった柔軟保湿成分に、ボダイジュ水やヒマワリ種子油といった柔軟整肌成分も配合されているため、ふっくら柔らかな洗い上がりが期待できます。石けんのような香りがほのかにしたのも好印象です！

ミノン アミノモイスト（MINON Amino Moist） / モイストミルキィ クレンジング

落としやすさ：★★★☆☆ 3.2

敏感肌さんにもおすすめなドラコススキンケアブランド、ミノン アミノモイスト（MINON Amino Moist）の「モイストミルキィ クレンジング」。プチプラ価格で購入できるクレンジングミルクで、安さ重視の方におすすめです。

検証してみると、粘りのある重めなテクスチャーが印象に残りました。肌との間のクッションになってくれるような使用感で、摩擦感は気になりませんでした。

しかし、クレンジング力はあまりなく、ベースメイク以外は色残りしています。加えて拭き上がりのベタつき感も気になったため、乳化を入念にしたほうがいいと感じました。香りがしなかったので、香りに敏感な方でも使えるのはいいところ！

アベンヌ（Avène） / ジェントル クレンジングミルク

落としやすさ：★★★☆☆ 3.1

アベンヌ温泉水（※）配合のアベンヌ（Avène）「ジェントル クレンジングミルク」。こっくりなめらかなテクスチャーにより、肌摩擦をおこさずクレンジングができるアイテム。敏感肌さんにもおすすめなクレンジングなだけあって、肌当たりが優しかったです。

落ちにくいティントリップだけでなく、ファンデーションや下地までも少し残ってしまい、クレンジング力はマイルドな印象。ナチュラルメイクであればきれいにオフできるかもしれません。

ベビーパウダーのようなパウダリーな香りが広がるので、使用感は良好です。

※温泉水（整肌成分）

ファミュ（FEMMUE）/ コンフォート クレンジングミルク

落としやすさ：★★★☆☆ 3.0

敏感肌にもおすすめの、ファミュ（FEMMUE）「コンフォート クレンジングミルク」。みずみずしいテクスチャーで肌摩擦感が少ないため、肌負担を抑えたいときにいいです。

また、保湿効果のあるヒマワリ種子油が使われているので、カサつきが気になりやすいときにもうってつけ！

ただし、洗浄力は28位となる結果に。画像でもわかる通り、ポイントメイクだけでなくベースメイクも残ってしまいました。さらに、梅のようなハーブ系の香りが独特なので、使用感は好みが分かれてしまうかもしれません。

クレンジングミルクの選び方3つのポイント

クレンジングミルクは、洗い上がりがしっとりするように水溶性の保湿成分を配合しています。化粧を浮き上がらせるオイルは少なめなので、ナチュラルメイクの人に向いているでしょう。次の3つのポイントを参考に自分に合うものを選んでみてください。

【1】保湿成分で選ぶ

ミルクタイプは、クレンジングのなかでも乾燥肌さんにおすすめ。洗顔後の肌の乾燥やつっぱり対策のために保湿成分が配合されています。

しっとりとした使用感をもたらす「グリセリン」、洗い上がりのうるおいを叶える成分として「ヒアルロン酸」（ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸）、「乳酸Na」などがあります。

【2】デリケートな成分の有無で選ぶ

上記の成分がただちに肌へ悪影響を与えるわけではありませんが、一部の方は敏感になりやすいと言えます。気になる場合はこれらの成分が無添加のものや、使用成分が少ないシンプル設計のものを選びましょう。アレルギーテスト済み（※1）かどうかもチェックポイントです。

※1：全ての方にアレルギーが起こらないということではありません。
※2：全ての方に皮膚刺激が発生しないということではありません。

【3】W洗顔不要かなど使いやすさで選ぶ

クレンジングミルクは、一度の洗い流しで済むタイプとクレンジング後に洗顔が必要なタイプがあります。スキンケアの時間を短縮したい方にはW洗顔不要のクレンジングミルクがおすすめ。あるいは乾燥が気になる季節だけミルク、という使い方もありですね。

また、拭き取りタイプと洗い流すタイプ、濡れた手で使えるタイプと乾いた手で使うタイプという違いもあるので要注意！　自分の生活スタイルに合う、使いやすいものを選びましょう。

クレンジングミルクに関するQ＆A

Q1. クレンジングミルクの特徴は？

A. 柔らかいテクスチャーとうるおいを残しながらメイクオフできるところです。

クレンジングミルクは乳液のような柔らかいテクスチャーが特徴です。肌当たりが良く、肌への負担を抑えながらメイクを落とせます。

水溶性の保湿成分が配合されているためしっとりとした洗い上がりですが、油分でオイルを浮かせる力が弱い分、リップの色素、マスカラのポリマーなどが残りがち。ファンデはミネラル系、ポイントメイクも薄づきというナチュラルメイクさんに向いているでしょう。

Q2. クレンジングミルクで毛穴ケアはできる？

A. 洗浄によって毛穴汚れを落とすことはできます。

クレンジングミルクであっても、顔を洗うことで、メイクとともに毛穴汚れを取り除けます。

ただし、汚れを浮かせるクレンジングオイルや吸着させるクレンジングバームと比べると洗浄力はマイルドなので、すごくさっぱりというわけにはいきません。毛穴詰まりにお悩みの方は洗浄力のあるクレンジングを選ぶか、酵素タイプの洗顔料を併用するのがおすすめです。

Q3. クレンジングミルクの選び方は？

A. 保湿成分と使いやすさに着目！

クレンジングミルクは洗い上がりのしっとり感が特徴です。しっかりと乾燥対策をするなら、どのような保湿成分が配合されているかをチェックしてから購入するのがおすすめです。

さらに、使い方もチェックしておきましょう。時短で済ませたい方はW洗顔不要タイプ、しっとり感を残したい方は拭き取りタイプにするといいでしょう。

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※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果（2023年2月）に基づいたものです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。製品の効能・使用法は、各社製品によって異なる場合もございます。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。
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