【2023年】クレンジングバームのおすすめ27選！全品検証して徹底レビュー

クレンジングバーム27商品を検証しました

今回は、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング・＠cosme SHOPPING・mybest・LIPS・モノシル・OZmall・Instagramなどの大手ECサイトやまとめサイト、SNSで人気のクレンジングオイルを27商品を厳選し、実際に購入して、20～40代のLIMIA編集部員の4人で検証しました。

検証ポイントは落ちやすさ。

大抵の方が普段使いしているであろうアイシャドウやリップなど、8種類のコスメを用意。それぞれのコスメを腕に塗って1分ほど乾かし、そのあとクレンジングバームを30秒なじませてからウェットシートでふき取り、どのぐらいメイクが落ちたかを調べました。

使用したコスメ

検証手順

クレンジングバームの特徴

クレンジングバームのおすすめ27選

CLINIQUE（クリニーク） / テイク ザ デイ オフ クレンジング バーム

落ちやすさ：★★★★☆ 4.8

水のように軽やかなテクスチャーで、ベタベタしたクレンジングが苦手な方でも使いやすい「クリニーク（CLINIQUE）」の「テイク ザ デイ オフ クレンジングバーム」。

はじめは固形のテクスチャーですが、なじませていくとオイル状に変化してするっとメイクを落としてくれます。洗浄力があり、落ちにくいティントリップもうっすら残るだけになるのがうれしいポイントです。

つっぱり感のない洗い心地で乾燥肌から脂性肌まで使いやすそうです。また、香りもほとんどないので好き嫌いが出にくいのも魅力です。

YVES SAINT LAURENT（イヴ・サンローラン） / トップ シークレット クレンジング バーム

落ちやすさ：★★★★☆ 4.7

バーム状からやわらかなオイル状へと変化する「イヴサンローラン（YVES SAINT LAURENT）」の「トップシークレット クレンジングバーム」。W洗顔も不要なクレンジングです。

ほどよい硬さのあるテクスチャーですが、伸ばしていくとなめらかに変化し、メイクによくなじみます。リップティントも少し色は残りますが、しっかり落とせるので洗浄力のあるバームクレンジングを探している方にはぴったりです。

また、高級石鹸のような香りで、洗浄後も香りが残るほど強めになっています。香りものが苦手な方は注意が必要かもしれません。

ESTEE LAUDER（エスティ ローダー） / アドバンス ナイト マイクロ クレンジング バーム

落ちやすさ：★★★★☆ 4.6

エステル系＆油脂系オイルのW使いでメイク落ちと肌なじみを両立した「エスティ ローダー（ESTEE LAUDER）」の「アドバンス ナイト マイクロ クレンジング バーム」。

やわらかなテクスチャーのバームをくるくるとなじませていくだけで、メイクを落とすことができます。なじませている最中は本当に落ちているのか不安になりましたが、洗い流してみるとすっきり落ちていました。

しっとりとした洗い上がりで乾燥が気になっている方におすすめです。また、香りは甘さのない柑橘系でほんのり香る程度です。

ITRIM（イトリン） / エレメンタリー フェイシャルクレンジングバーム

落ちやすさ：★★★★☆ 4.6

クレンジングバームでありながら、ぷるんとしたユニークなテクスチャーが特徴の「イトリン（ITRIM）」の「エレメンタリー フェイシャルクレンジングバーム」。

ハチミツを塗っているような粘り気のあるテクスチャーで、バームっぽさがあまりなかったです。弾力があり肌を直接こすっているような感覚がなかったので、摩擦による肌トラブルを気にしている方におすすめ。

弾力のあるバームはなじませていくとやわらかくなり、メイク落ちもティントの色が残るくらいでした。ハッカのようなハーブ系の香りが特徴的かもしれません。

LalaVie（ララヴィ） / クレンジングバーム

落ちやすさ：★★★★☆ 4.5

保湿成分としてボタニカル美容オイルを配合し、しっとり洗い上げてくれる「ララヴィ（LalaVie）」の「クレンジングバーム」。

クリームっぽいバームがなめらかに伸びてメイクとしっかりなじんでくれます。バームが緩めなので液だれしやすいところが少し使いにくさを感じるポイントです。ベースメイクやアイシャドウ、マスカラなどしっかり落ちました。ティントも色がうっすら残る程度です。

また、洗い流したあともハーブ系の香りがしっかり残っているので香りの好き嫌いが分かれるかもしれません。

※ブチル系シアノアクリレートのグルー（現在サロンで使用されている主流の接着剤）でまつげエクステを装着し、長期使用を想定した社内評価試験を実施しています。
※グルーの種類や接着状態によって取れやすくなる可能性があります。
まつ毛エクステンション施術後、使い始める場合は施術店のご案内に従ってください。
※まつ毛エクステンションの持続力は、摩擦やまつ毛の生え変わり、ライフスタイル（サウナ、入浴）、こする癖や習慣により大きく変化します。
※クレンジングバームをご使用になる場合は、根元を横方向にこすらずに、毛先に向かって優しくなじませてから優しく落としてください。

BANILA CO（バニラコ） / クリーンイットゼロ クレンジングバーム オリジナル

落ちやすさ：★★★★☆ 4.5

シャーベットのようなテクスチャーで肌にのせると、スルスルと溶けてメイクとなじむ「バニラコ（BANILA CO）」の「クリーンイットゼロ クレンジングバーム オリジナル」。

はじめはシャリシャリとした手触りがあって、伸ばしていくとなめらかになりますが、なじませるのに少し時間がかかります。しっかりなじませればリップティントもうっすらと色が残るくらいまで落とすことができました。

バームを洗い流したあとは、つっぱるような感じがなく乾燥で悩んでいる方でも使いやすいように感じました。お菓子のような甘い香りがするのも特徴的です。

cocone（ココネ） / クレンジングバーム

落ちやすさ：★★★★☆ 4.4

毛穴汚れや不要な角質の蓄積に着目し、毛穴の汚れを吸引したかのようにつるんとオフしてくれる「ココネ（cocone）」の「クレンジングバーム」。

スパチュラでバームをすくうとザクザクとした感触がするので、細かく削るようにバームをすくったほうがよさそうです。くるくるとなじませていくのですが粒感があってなじませるのに時間がかかる印象でした。

また、伸ばしていくと液だれも気になりました。ティントは色が残りますが、ほかのメイクはすっきり落ちたので洗浄力があるように感じました。

&honey（アンドハニー） / クレンジングバーム モイスト

落ちやすさ：★★★★☆ 4.3

ハチミツ由来の保湿成分（※）をたっぷりと使っているため、うるおいを感じられる「アンドハニー（&honey）」の「クレンジングバーム モイスト」。

スパチュラを差し込むとサクッとしていて、肌に伸ばしていくとなめらかに変わりますが、つぶも残っている感じがありました。なじませていくと液だれしやすいので服などにつかないよう注意が必要です。

メイクは全体的にすっきり落ちて、ティントも色が少し残っているくらいでした。結構甘めのハチミツっぽい香りがふわりと広がります。

※プロポリスエキス、ハチミツ（すべて保湿）

LuLuLun（ルルルン） / クレンジングバーム CLEAR BLACK

落ちやすさ：★★★★☆ 4.2

炭・モンモリロナイト（ベントナイト）・AHA（※）と3種類の汚れを洗い落とす成分が配合されている「ルルルン（LuLuLun）」の「クレンジングバーム CLEAR BLACK」。

粒感のあるバームを伸ばしていくとやわらかに変化し、メイクを落としてくれます。毛穴吸着系のバームなのでザラッとした感じがあるのが特徴のようです。メイクはティント以外は落とすことができたので、濃いめのメイクをする方でもしっかりメイクが落とせそうです。

ただ、付属のスパチュラを容器の外に引っかけて置いておくタイプなので衛生面が少し気になりました。

※洗浄成分：リンゴ酸、乳酸、クエン酸

DUO（デュオ） / ザ クレンジング バーム

落ちやすさ：★★★★☆ 4.2

クレンジング・洗顔・角質ケア（※1）・マッサージ（※2）・トリートメントの5機能をひとつに兼ね備えた「デュオ（DUO）」の「ザ クレンジング バーム」。

スパチュラを差し込んだときは少し硬さがありますが、押しつぶしていくとなめらかに変化します。ただ、なじむまでに少しだけ時間がかかりました。

ゆるめのバームなので液だれしそうですが、垂れてしまうほどのゆるさではないので使いやすかったです。くるくるとしっかりメイクとなじませていけばティント以外はしっかり落ちます。

※1：古い角質を除去し、うるおいを与えること
※2：マッサージクリームとして

DUO（デュオ） / ザ クレンジングバーム ブラックリペア

落ちやすさ：★★★★☆ 4.1

毛穴汚れや皮脂、ざらつきに着目した「デュオ（DUO）」の「ザ クレンジングバーム ブラックリペア」。

スパチュラですくうときは少しだけ硬さがありますが、バームを押しつぶすように広げていくとなめらかなテクスチャーに変わります。すぐにメイクになじんでリップティント以外はほとんど残ることなくキレイに落ちました。

ただ、バームが黒いのでメイクとなじんでいるのか、わかりにくいかもしれません。柑橘系の香りであまり強くは感じませんでした。

unlabel（アンレーベル） / Vクレンジングバーム

落ちやすさ：★★★★☆ 4.1

高圧処理（100MPa）されたビタミンC誘導体（※）配合で角質層までうるおいを届けてくれる「アンレーベル（unlabel）」の「Vクレンジングバーム」。

硬さのあるテクスチャーですが伸びがよくなじませやすかったです。くるくると広げていくとなめらかなバームがメイクになじみますが、今度は液だれするほどバームがゆるくなったので扱いには気をつけたほうがいいかもしれません。

メイク落ちに関しては、マスカラが少し残っているかなと感じましたが、ほとんどキレイに落ちたので洗浄力のあるバームだと感じました。

※超高圧処理したテトラヘキシルデカン酸アスコルビル（保湿）

ROSETTE（ロゼット） / 夢みるバーム 海泥スムースモイスチャー

落ちやすさ：★★★★☆ 4.0

クレイ（※1）×オイル（※2）×酵素（※3）の3段階のアプローチにより、肌に残った汚れやメイクを浮かし、溶かしながらオフしてくれる「ロゼット（ROSETTE）」の「夢みるバーム 海泥スムースモイスチャー」。

やわらかなテクスチャーがすぐ肌になじみ、メイクや汚れをしっかり落としてくれます。くるくるとなじませている段階でメイクが落ちているのがわかり、アイライナーとティントがうっすら残るくらいの結果に。

洗い上がりはしっとりとするので乾燥肌の方にもおすすめです。香りがほとんどないので、においものが苦手な方でも使いやすくなっています。

※1：海シルト（清浄成分）
※2：アボカドオイル（アボカド油）（皮フ保護成分）
※3：プロテアーゼ（皮フコンディショニング成分）

CLAYGE（クレージュ） / クレンジングバーム ブラック

落ちやすさ：★★★☆☆ 3.9

クレイ（※1）・炭（※2）・酵素（※3）ともに吸着＆分解成分を含み、毛穴の詰まりやざらつきをすっきりと洗い流してくれる「クレージュ（CLAYGE）」の「クレンジングバーム ブラック」。

やわらかなテクスチャーで伸ばしやすいですが、なじむのに少し時間がかかりました。バームはやわらかいもののゆるさはなく、垂れる心配がないので扱いやすかったです。

基本的にメイクはキレイに落ちますが、アイシャドウのラメとリップティントの色が残っているので、しっかり落としたいなら部分用メイク落としと一緒に使ったほうがよさそうです。

※1 ベントナイト、ホノライト（汚れ吸着成分）
※2 汚れ吸着成分
※3 整肌成分：プロテアーゼ（タンパク分解酵素）、リパーゼ（皮脂分解酵素）

DUO（デュオ） / ザ クレンジング バーム クリア

落ちやすさ：★★★☆☆ 3.9

汚れや乾燥などによる毛穴のお悩みに特化した「デュオ（DUO）」の「ザ クレンジングバーム クリア」。

粒感のあるバームを押しつぶしながら広げて、くるくるなじませていくと簡単にメイクを落としていくことができます。マスカラが少し残っているかなくらいで基本的なメイクはすべてキレイに落ちました。ティントも色が残っている程度です。

ただ、粒感のあるバームは強めに押さないとなじまなかったので、そこだけが使いにくいと感じました。

PERFECT ONE FOCUS（パーフェクトワンフォーカス） / スムースクレンジングバーム ピュア

落ちやすさ：★★★☆☆ 3.8

モイストキープヒアルロン酸（※1）を含んだ30種類の保湿成分と厳選した植物成分を配合し、バリア機能を整えながら（※2）クレンジングできる「パーフェクトワンフォーカス（PERFECT ONE FOCUS）」の「スムースクレンジングバーム ピュア」。

スパチュラを差し込んだときは少し硬めのテクスチャーですが、広げていくとやわらかくなめらかに変化します。大体のメイク汚れを落とせましたが、アイラインがうっすらと残る結果になりました。

ウォータープルーフなどの化粧品を落とすときはしっかりなじませたほうがよさそうです。香りはハーブのようなシトラス系の香りです。

※1：ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム（保湿成分）
※2：潤いによりバリア機能を整える

RAFRA（ラフラ） / バームオレンジ

落ちやすさ：★★★☆☆ 3.8

保湿成分のグリセリンが空気中の水分と反応して発熱することにより、温もりを感じながらクレンジングができる「ラフラ（RAFRA）」の「バームオレンジ」。

粘り気のあるテクスチャーでしっかりなじませるように広げていく必要があります。なめらかなバームに変化しても液だれはしないのでクレンジングしやすいところはうれしいポイント。

バームをなじませるとほんのり温かさを感じるので、寒くなる時期はとくに活躍しそうです。アイラインが若干、ティントも色が残りましたが、全体的にキレイに落ちている印象です。

RMK（アールエムケー） / クレンジングバーム リフレッシュ

落ちやすさ：★★★☆☆ 3.7

即効型と持続型のメントール（清涼成分）をWで配合しているので、すっきりとした使用感が特徴的な「アールエムケー（RMK）」の「クレンジングバーム リフレッシュ」。

少し硬めのテクスチャーで粒感がありますが押しつぶしていくとなめらかに伸びていきます。液だれは少しありましたがそこまで気にならなかったので使いやすそうです。

マスカラとアイラインが若干残り、ティントも色が残る結果になりました。しっかりなじませればティント以外はキレイに落とせそうなので洗浄力は十分あるように感じました。

DUO（デュオ） / ザ クレンジング バーム ホワイト

落ちやすさ：★★★☆☆ 3.5

ホワイトラインに新配合された天然溶岩クレイ（※）が、メイクを落としながら、古い角質や酸化皮脂、毛穴の詰まりなどを吸着オフする「デュオ（DUO）」の「ザ クレンジング バーム ホワイト」。

グリーン系のバームは少し硬めで、伸ばしていってもバームの感触が残っている感じがあります。ただ、感触が残っていることでクッションのようになり、肌をこすっている感じはありません。

くるくるなじませていくとすっきり落ちますが、マスカラとアイラインがほんの少しだけ残っている感じがありました。また、ティントの色も残ってしまいました。

※モロッコ溶岩クレイ（吸着成分）

菊正宗 / 米と発酵 クレンジングバーム

落ちやすさ：★★★☆☆ 3.5

保湿成分である10種類（※1）の米由来成分と5種類（※2）の発酵酵母系成分をたっぷり配合し、うるおいを守りながらメイクを落とせる「菊正宗」の「米と発酵 クレンジングバーム」。

スパチュラを入れた感じは少し硬めですが、肌にのせて広げていくとなめらかに変化します。やわらかくなったバームは液だれしやすいので、服などにつかないよう気をつけましょう。

また、マスカラとアイラインがうっすら残り、ティントは色が残る結果となりました。さわやかな柑橘系の香りで、さっぱりとしています。

※1 ：コメ胚芽油、酒粕エキス、加水分解コメエキス、加水分解コメタンパク、オリザノール、グリセリルグルコシド（保湿成分）
※2：コメ発酵液、酵母エキス、加水分解酵母、加水分解酵母エキス、サッカロミセス培養溶解質液（保湿成分）

CLAYGE（クレージュ） / クレンジングバーム クリアN

落ちやすさ：★★★☆☆ 3.5

メイク落とし・角質ケア・洗顔・マッサージ・パックの5つの機能を担う「クレージュ（CLAYGE）」の「クレンジングバーム クリアN」。毛穴ケアやくすみ（※1）ケアに着目したラインで、汚れを吸着する成分ホワイトクレイ（※2）を配合しています。

とにかくやわらかなテクスチャーで、つぶ感がありますが押しつぶすとなめらかになり、すぐにメイクとなじみます。うっすらアイラインとマスカラが残り、リップティントも色が残る結果となりましたが、そこまで濃いメイクでなければキレイに落とせそうです。

ただ、なじんだバームがゆるくなり垂れてくるので扱いが少し難しそうだと感じました。

※1：古い角質が蓄積した状態
※2：カオリン（汚れ吸着成分）

sitrana（シトラナ） / シカプロテクト クレンジングバーム

落ちやすさ：★★★☆☆ 3.4

シャーベット状のテクスチャーで肌に重たさを感じさせずクレンジングできる「シトラナ（sitrana）」の「シカプロテクト クレンジングバーム」。

スパチュラを差し込むとサクサクとした感触で、はじめは粒っぽいテクスチャーですが広げるとなめらかに変化します。肌をこすっている感じがないのでやさしくメイクを落とせますが、液だれしやすいのが気になるところです。

マスカラとアイラインが少しだけ残っているような感じとティントは色がしっかりめに残ってしまう結果となりました。また、ハーブ系の香りを強く感じました。

DIOR（ディオール） / プレステージ ル バーム デマキヤント

落ちやすさ：★★★☆☆ 3.4

バーム状からオイル状へ、オイル状からミルク状へと変化する「ディオール（Dior）」の「プレステージ ル バーム デマキヤント」。

ゼリーのようなバームをスパチュラですくい肌にのせると、とろけていくようにメイクになじんでいきます。ベースはキレイに落ちましたがアイラインとマスカラはうっすら、ティントは色が残ってしまいました。

バームからオイル、そしてミルク状に変化していくのでしっかりなじませるのが重要なようです。また、華やかな香りが強く、洗い流したあとも香りが残っていました。

ink.（インク） / クレンジングバーム 無香料

落ちやすさ：★★★☆☆ 3.3

素肌力に着目したネット中心のスキンケアブランド、「インク（ink）」の「クレンジングバーム 無香料」。

スパチュラを入れた感じは硬さがありますが、肌にのせて伸ばしていくとすぐになめらかなバームに変化します。なめらかになるとバームがゆるくなって液だれしやすくなってしまうのが難点かもしれません。

また、ベースメイクはしっかり落ちましたがアイラインとマスカラが少しだけ、ティントは色が残る結果になりました。ナチュラルメイク向けのバームかもしれません。

FEMMUE（ファミュ） / ビューティ クレンジングバーム

落ちやすさ：★★★☆☆ 3.2

クレンジングとしてはもちろんのこと、洗顔料、マッサージオイルとしても使える「ファミュ（FEMMUE）」の「ビューティ クレンジングバーム」。

粘り気のあるテクスチャーで伸ばしにくく、なじむのに少し時間がかかりました。一般的なバームとは違ってクリームとジェルの中間のような手触りです。

うっすらとアイライン、マスカラ、ティントが残ってしまったのでポイントメイク落としとの併用がおすすめ。甘くてスパイシーな香りがふわっと広がります。

THE BODY SHOP（ザ ボディ ショップ） / カモマイル サンプチュアス クレンジングバター

落ちやすさ：★★★☆☆ 3.1

保湿成分としてガーナ産のシアバターを配合し、なめらかな洗い心地が魅力的な「ザ ボディ ショップ（THE BODY SHOP）」の「カモマイル サンプチュアス クレンジングバター」。

バターのようなやわらかなテクスチャーをしっかりなじませることで、メイクや肌についた汚れを落とせます。ただ、ナチュラルな洗浄力なのでアイブロウやマスカラ、リップはうっすら残る結果になりました。

ベースメイクはキレイに落ちるので普段からナチュラルメイクをしている方におすすめです。香りはすっきりとしたフローラル系です。

CLAYGE（クレージュ） / クレンジングバーム モイストN

落ちやすさ：★★★☆☆ 3.0

W洗顔不要でまつエクにも使用OKなプチプラクレンジング、「クレージュ（CLAYGE）」の「クレンジングバーム モイストN」。ナチュラルクレイ（※）を配合しているところが特徴で、メイクだけでなく毛穴の汚れも吸着オフします。

スパチュラをバームに差し込むだけでわかるほどやわらかなテクスチャーで、メイク汚れにすぐなじむ印象です。なめらかな感触で洗い心地がよかったものの、アイラインやマスカラがうっすら残る結果になりました。

ベタつきのない洗い上がりで乾燥を気にしている方でも使いやすそうです。香りはハーブ系で少しだけクセがあるように感じました。

※ホノライト（汚れ吸着成分）

クレンジングバームの選び方3つのポイント

【1】洗浄力で選ぶ

クレンジングバームの主成分は、メイクを浮かせてオフするオイルです。油性成分には油脂・エステル油・鉱物油（炭化水素系油）と種類があり、それぞれ特徴が異なります。

化粧品の成分は配合量の多い順に記載されているのですが、クレンジグバームの場合は、オイルが先頭に書かれています。

洗浄力を求めるのであれば「エチルヘキサン酸セチル」「パルミチン酸エチルへキシル」と書かれたエステル系や、ミネラルオイルなどの鉱物油系（炭化水素系）。肌への負担を抑えたいならオリーブ油などの油脂系がおすすめですが、少し値が張ります。

【2】添加物の有無や保湿成分で選ぶ

これらの成分が入っているクレンジングバームを使用したからといって必ず肌が荒れてしまったり、肌に負担をかけてしまったりするというわけではありません。ただ、刺激を感じやすい肌質の方もいるので、エタノールや防腐剤などの添加物の有無をチェックしてください。

敏感肌の方は念のためアレルギーテスト済み（※1）のものを選び、使用前にはご自身でもパッチテスト（※2）を行いましょう。

※1：全ての方にアレルギーが起こらないわけではありません。
※2：全ての方に皮膚刺激が起こらないわけではありません。

【3】使い勝手のよさで選ぶ

クレンジングは毎日使うものなので、購入前に機能性や使い勝手のよさを確認することも重要です。

クレンジングバームはダブル洗顔不要のものが主流です。乾いた手でバームを肌に乗せ、メイクとなじませたら、ぬるま湯で乳化させて洗い流します。

肌がデリケートな方や乾燥しやすい方、手軽にクレンジングを済ませたい方は、クレンジング後に洗顔のいらないタイプを選びましょう。まつエクのグルー（接着剤）はオイルに弱いので、まつエクをしている方は、クレンジグバームでも「まつエクOK」の表記があるものがおすすめです。

クレンジングバームに関するQ&A

Q1. クレンジングバームとは？

A. 固形からオイル状に変化する、なめらかな使い心地のクレンジングです。

クレンジングバームとは、固形のテクスチャーから肌に乗せるとオイル状に変化する、クレンジング料の一種です。クレンジングオイルのような洗浄力がありながら、ミルクのようななめらかさと肌なじみのよい使い心地であることが、人気の理由のひとつとなっています。

Q2. クレンジングバームで毛穴汚れは落とせる？

A. 毛穴汚れや皮脂・角栓もすっきり落とすことができます。

肌でオイル状に変化するクレンジングバームは、メイクだけでなく毛穴の汚れも浮かせて落としてくれます。さらに、炭やクレイ系の洗浄成分も配合されたクレンジングバームなら毛穴ケアに活用できるでしょう。洗浄力があるため、洗顔後はしっかり保湿して肌を整えてください。

Q3. クレンジングバームの使い方は？

A. 基本は以下の5ステップです。

クレンジングバームは基本的に乾いた手で使うものですが、濡れた手OKや拭き取りタイプなど、使用方法が異なる場合もあります。効果的にメイクや汚れを落とすために、商品に記載されている使用方法を確認してください。

濃いアイメイクやリップティントは落ちにくいので、バームの前に、専用リムーバーで落としておくことをおすすめします。

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※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果（2023年2月）に基づいたものです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。製品の効能・使用法は、各社製品によって異なる場合もございます。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。
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※LIMIA編集部が検証を行い、厳選した商品をご紹介しています。
※専門家は、成分や使い方について監修しており、本記事で紹介する商品の選定は行なっておりません。