ジョリパットとは外壁塗装の一種!特徴から施工費用まで徹底まとめ

「ジョリパットとは?」なんて疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。この記事では、ジョリパットがもつメリットやデメリットのほか、種類やそれぞれにかかる施工費用の目安まで、幅広い情報をまとめています。外壁塗装にお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね!

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ジョリパットとは〔アイカ工業〕の製品

ジョリパットとは〔アイカ工業〕の製品で、モルタルの外壁に使用する塗装材料の商品名です。40年にわたり外壁塗装材として用いられ、色・仕上げ・機能の改良などを薦めながら外壁塗装のトレンドをリードしてきました。

豊富なデザインや優れた機能性で知られ、環境負荷も抑えられることで人気があります。ジョリパットには粘性があるため、コテやローラーを用いたデザインを施したり、水で薄めて吹き付けたりもでき、手法のバリエーションも豊富です。今回は、ジョリパットの特徴についてさらに詳しくご紹介します。

ジョリパット|5つのメリット

ここでは、ジョリパットが持つ多くのメリットについてご紹介します。

1.ファッション性の高さ

色やデザインがとにかく豊富に選べ、ボーダーパターンやクリフパターン、スクラッチパターン、マテリアルパターンなど、1つに絞るのが難しくなるほどです。職人さんが手作業で塗るため、味わいある独特の風合いを楽しむことができます。また、塗り壁材として選択する方も多い点が特徴です。

2..耐久性に優れている

外壁は定期的な塗り替えが必要になります。なかには、数年ごとに塗り替えが必要になるケースも少なくありません。しかし、ジョリパットの定期的な塗り替えサイクルの目安は10~15年ほどと長くなっています。ジョリパットは耐久性に優れており、耐候性も高いため色あせが少ないという特長があります。また可撓性(かとうせい)があるためひび割れしにくく、燃えにくい特性もあります。頻繁に塗り替えをする必要がなく、お気に入りのデザインを長く持たせることが可能です。

3.メンテナンスが簡単

普通の汚れなら、シャワーとデッキブラシでこするだけで簡単に落とせます。なかなか落ちない汚れの場合も、中性洗剤を使って磨けば落とせます。日常のメンテナンスも簡単にできるため、美しい状態を維持することも難しくありません。

4.エコ素材

ジョリパットは、ホルムアルデヒドの放散量が最も少ないとされる「等級F☆☆☆☆」を取得しています。さらにホルムアルデヒドの吸着・分解や、調湿性能、消臭・抗菌効果などの付加機能を加えたバリエーションも充実しており、有害物質の発生を抑えることができます。

5..藻・カビの発生を防いでくれる

防藻・防カビ効果が高いので、藻やカビの繁殖を防ぐとともに、壁の変色もしにくくなります。

ジョリパット|2つのデメリット

ジョリパットには多くのメリットがあるものの、気をつけるべき点もあります。ここでは、ジョリパットの数少ないデメリットをご紹介します。

1.汚れが付着しやすい

デザインを施した箇所にはどうしても凹凸ができるため、そこに汚れがたまりやすくなります。凹凸がある壁面の汚れは、平らな面の外壁より汚れが自然に落ちにくいため、定期的な洗浄を行わなければなりません。ただし、洗い流すことで汚れは容易に落とせるため、それほど大きなデメリットとはいえないかもしれません。

2.高圧洗浄機との相性が良くない

頑固な汚れを落とそうとするとき、高圧洗浄機を使いたくなるものです。一気にザーッと汚れを落とせますからとても楽なのですが、ジョリパットの塗装面は水圧が強いと傷んでしまう可能性があります。ジョリパットと高圧洗浄機の相性はあまり良くないといえます。

汚れが落としやすいとされるジョリパットですが、凹凸部分に入り込んだ落ちにくい汚れが気になったときは、目の細かいサンドペーパーで削れば大抵落とせます。削っても落ちない汚れが出てきてしまったときには、もうかなりの年月が経過しているはずですからジョリパットを上塗りする方が賢明でしょう。

ジョリパットは主に3種類! それぞれの施行費用

ジョリパットには、いくつかの種類があります。代表的な3種類と、それぞれの施工にかかる費用の目安を見ていきましょう。

1.高耐候性タイプ・ジョリパットインフィニティ

紫外線の影響による劣化・変色を防げるほか、汚れにも強いのが特長。色あせも抑えた高耐候性タイプです。

材料・施工費:1㎡3,000~12,000円

2.可撓性タイプ・ジョリパットネオ

汚れに強く、可撓性に優れた低汚染タイプです。汚れ・ひび割れ防止性能に優れています。

材料・施工費:1㎡3,000~12,000円

3.冬期施工用タイプ・ジョリパットノンフリーズ

低温でも施工できる、冬期施工用タイプです。低温環境での養生時間を短縮することができ、養成時間を短くすることにより費用が抑えられます。また低温時に、乾きにくくなることで起こる不具合を防ぎます。

材料・施工費:1㎡4,000~12,000円

リーズナブル&機能的! ジョリパットで外壁塗装

こちらの記事では、人気の高い外壁材「ジョリパット」について、詳しくご紹介しました。塗り壁は高くついて手入れが大変というイメージがありますが、ジョリパットなら比較的リーズナブルで機能的なため選択しやすいはずです。

さまざまな機能を持った優秀な外壁材ですから、長い目で見てもお得感があるでしょう。また、施工業者が薦めてくる機会も多い外壁材の1つです。外壁材の選択に迷っているなら、ぜひジョリパットを用いることも検討してみてはいかがでしょうか。

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