• 304
  • 2
  • 0
  • いいね
  • クリップ

 この住宅は一般的な廊下のようなスペースを設けていません。1階と2階、リビングと各室をつなぐ主な空間は玄関から奥広がるこの玄関ホールになります。一般的に奥行きの長い空間は閉塞感を感じ窮屈になりますが、写真のように壁を傾斜させ天井を広くすることで、開放感のある明るい空間にすることができました。
 玄関ホールをできるだけ広くする工夫として、壁と天井の仕上げを行わず、構造体をそのまま現すコンクリート打放とし、また階段を壁から突き出す片持ち階段にするなどの仕組み施しました。そのことにより高い天井高さと視線の通りが確保でき、より広がりを感じられる空間にすることができました。
 この空間は居住者の生活動線の中心であり、1階と2階に風を運ぶ「風の道」としての役割を担っています。

■コンクリート打放仕上の玄関ホール
 ●広く開放的な玄関にするため、仕上をコンクリートのままとしています。
 ●廊下兼用の玄関ホールに開放感をもたらすため斜めの壁を採用しています。
 ●シンプルな玄関・廊下により、各室の個性が引きたち楽しさが倍増します。

このフォトを投稿したユーザー

モリモトアトリエは、神宮の杜近くにある一級建築士事務所です。「ものづくり」の原点を大切にし、一つ一つの建築を丁寧に設計しています。敷地の持つ自然の力を活用しなが…