2016年12月16日更新

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　自然素材の活用例としてこのキッチンを紹介しますが、キッチンの設計にあたっては、調理作業の手順や動線、各設備の機能性について、十分打合が必要です。このキッチンも施主と打ち合わせを繰り返し、作業や機能性を含め、素材のサンプルや部位の形状など、楽しみながらおしゃべりし、一つ一つを積み上げて丁寧に造りました。
　キッチン本体は拭き漆を施すことで木目が柔らかく生きてくる栃の木を用いています。天板は御影石の中でもシミや変色が少なく耐久性に優れたものを選定し、エッジに掘り込み加工施すなどひと手間加えたものとなっています。