「心に決めた人がいます」松村北斗“稔”、時代描写で際立つ誠実さ<カムカムエヴリバディ>

上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを務める連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8_00-8:15...

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上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを務める連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8_00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。11月15日に放送された第11回では、橘安子(上白石)の思い人・雉真稔(きじま・みのる=松村北斗[SixTONES])の誠実さが際立つ展開が描かれた。(以下、ネタバレがあります)
【先行カット】松村北斗“稔”、神妙な面持ちで父母と対面…!

今週は第3週「1942-1943」を放送中。第11回は、稔の父で雉真繊維の社長・千吉(段田安則)が軍と協力して会社の事業を拡大するため、跡取りの稔と銀行の頭取の娘との見合い話を進める…という展開だった。

描かれているのは、太平洋戦争の影響で戦時中の気配が色濃くなっていく1942年春頃。“ケチ兵衛”こと吉兵衛(堀部圭亮)は衣料品を買い占めて金儲けをもくろみ、喫茶店「ディッパーマウス」ではジャズのレコードをかけたとたん「敵性音楽をかけるな」と石を投げ込まれるなど、それぞれの毎日から“日常”が少しずつ姿を消し始めていた。

そんな中、稔が大学の春休みで大阪から帰省してきた。軍服の需要拡大の波に乗ろうとする父・千吉が「思い切って工場を拡張しようと思う」と打ち明けると、稔は雉真繊維の経営についてもしっかり学んでいるのだろう、学生ながら「時機を逃さない行動力は、父さんの素晴らしいところです。しかしそれには、大変な資金が必要です」「僕には…賛同できません」と、臆せず自分の意見を口にした。

千吉が思い切った事業拡張を構想できたのは、軍需景気だけでなく、稔と融資元の銀行の頭取の娘との見合い話があるからだった。その意味を十分すぎるほど理解している稔。だが「申し訳ありませんが、父さん。そのお話は、なかったことにしてください」「僕には、心に決めた人がいます。父さんの決めた相手と、結婚することはできません」とキッパリ。心なしか声を震わせながらも「たちばなのお嬢さんです」「僕の人生には、必要な人なんです」とはっきり安子との交際を打ち明けた。

稔に共感「初めての反抗だったんだろうな…」

親の決めた相手とではなく、自分が心から惹かれる相手と結ばれたい――。現代であればごく自然な感情だが、戦時中、しかも軍需景気に沸く企業の社長の息子ともなれば、そこに恐ろしく高い壁があることは想像に難くない。だからこそ「安子さんとともに生きたい」という思いを貫こうとする稔の誠実さが際立つ。稔役・松村の、千吉に対する時の緊張感を帯びた表情、母・美都里(YOU)への少しうわずったような「母さんは、黙っててください!」の叫びが、稔の真剣さを物語っている。

視聴者からも「安子のことになると語気が強くなる稔さん。信頼できる人だと思う」「両親の思いも、この時代なら当然のこと。きっぱり縁談を断った稔さん、男らしかった!」「稔さん、これが初めての反抗だったんだろうな…」と、稔に寄り添う声が上がる。スタート3週目にして佳境を迎える安子と稔の恋の行方を、多くの視聴者が見守っている。


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<松村北斗>朝ドラ“昭和の好青年”がハマり役に!内側からにじみ出る誠実さ

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