
自分に合うキッチンは?キッチンスタイル4タイプ
キッチンスタイルを4つのタイプに分け、特徴をご説明するとともに、そのキッチンに合ったお部屋や人についてお話します。
本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
- 4944
- 31
- 2
-
いいね
-
クリップ
キッチンは家の中でも家族の食を支える役割を持つ、暮らしの中核をなす場所。そして女性が特にこだわりたい場所のひとつでもあります。
キッチンはレイアウトによって、ダイニングとの動線や使い勝手、見た目の美しさ、家族とのコミュニケーションの取りやすさなどが大きく変わります。一概にどれがいい悪いということはなく、お部屋やご自分にあったキッチンスタイルを選択することがリフォーム後の満足度につながります。
フルオープンタイプ
リビングダイニングからもキッチンが見渡せるフルオープンタイプのキッチン。
キッチンの一方が壁に接していると”半島”を意味する「ペニンシュラ型」、キッチンが壁に接しておらず、四方が空いていると”島”を意味する「アイランド型」といいます。
今回ご紹介する4タイプのキッチンのなかでも1番デザイン性が高く、雑誌のグラビアを飾ることも多い洗練された印象のキッチンです。リビングとの一体感が高いキッチンはLDKの主役になるほどの存在感があります。
フルオープンのキッチンは、三方または四方が空いているため、開放感がバツグン。大人数でも作業がしやすいので、ホームパーティを開いたりお料理を教えたりすることが多いご家庭にも向いています。もちろん家族ともコミュニケーションが取りやすいです。このタイプのキッチンにしてから、お子さんやパートナーが食事の準備や後片づけを手伝うようになったという声も聞きます。
しかし、「オープン」ということがネックにもなります。キッチンの状態はリビングから丸見えですのでキッチンは常に綺麗にしなければいけませんし、キッチン家電や調理器具など置くものにもこだわらないと、せっかくのデザイン性の高いキッチンが台無しになってしまいます。
リビングと一体の空間ですから、調理時にどうしても発生してしまう”におい”や”油よごれ”がリビング側にも及んでしまうというデメリットもあります。
また、設置には広いスペースが必要ですし、費用も他のタイプのキッチンに比べお高めです。
《フルオープンのキッチンに向いている家・人》
・LDKが広く、キッチンにスペースとコストをかけられるお家
・雑誌に出てくるような素敵キッチンでお料理をしたい人
・いつでもリビングにいる家族とコミュニケーションを取りたい人
・大人数でお料理をしたり、ホームパーティを開くことが多い人
・キッチンを綺麗にしたり、小物にもこだわったりということが苦にならない人
セミオープンタイプ
最近の住宅で主流となっているのがこのセミオープンのキッチン。リフォームでもご要望が多い人気のキッチンです。
キッチンがダイニングに面しているのはフルオープンと同じですが、「セミオープン」という言葉のとおり吊戸棚や壁などでキッチンの一部が隠れています。吊戸棚の有無や壁の高さで開放感や視線の量を調節することができます。
このタイプはリビングが見えるので、開放感があり家族ともコミュニケーションが取れる上に、フルオープンのように丸見え状態とまではならず、腰壁を設けることで手元が見えないようにすることも可能。さらにコンロ側の正面や壁にはある場合が多いため、油の飛び散りの心配はないでしょう。使いやすさとコミュニケーションの取りやすさを両立したバランスのよいキッチンです。
このキッチンのデメリットは、動線にあります。対面に広いキッチンカウンターがあれば問題はないのですが、それがない場合はお料理を運ぶためにいちいちキッチンから回らなければなりません。調理スペースが少ない傾向にある点も不便に感じることもあるようです。また、フルオープン同様においはリビング側に流れやすいです。
《セミオープンのキッチンに向いている人》
・開放感は欲しいけど、キッチンの様子はあまり見せたくない人
・リビング側の様子を見たり、リビングにいる人と会話しながらお料理をしたい人
壁向きダイニングキッチンタイプ
キッチンが壁に向かって作られているタイプです。ダイニングとの間に壁や仕切りがなく、キッチンがリビングの一部にあります。
このタイプのキッチンのメリットは、なんといっても空間効率がいいことです。限られたスペースに設置する場合にも適しています。
背後が広々としているために圧迫感がなく、お部屋も広く感じられます。ダイニングと直接行き来ができるので動線が楽ですし、ダイニングを調理スペースとしても使うことができます。リビングダイニングとキッチンが同じ空間なので調理中でも家族と会話はできますし、家族もリビングに立ちやすくなるキッチンです。
ただ、やはりダイニング側からキッチンが丸見えのため、常に綺麗な状態を保たなければなりません。ダイニング側からも視線が気になる場合は、下の写真のように背面に腰壁を付けて収納などに活用すると、視線をカットできる上に家電やダストボックスなどの収納スペースも確保できます。
《壁向きダイニングキッチンに向いている家・人》
・キッチンのためのスペースがあまり取れない家
・空間を広く使いたい人
独立タイプ
キッチンがリビングやダイニングから独立して、ひとつのお部屋のようになっているタイプです。
独立した空間ですので、「キッチンは自分の城!」と感じるお料理好きの方や、集中して作業をしたい方にはおすすめのキッチンです。少しくらいにおいや汚れがあっても来客の目に触れることがないので、ズボラさんにも嬉しいキッチンかもしれません。
キッチンはどうしても生活感が出てしまう部分ですので、リビングダイニングを生活感を排除した素敵な空間にしたければ、キッチンを独立タイプにして隔離するというのもひとつの手です。独立タイプのキッチンなら、デザイン面でもキッチンパネルや床などは他の空間との調和を考えずに自由に選べます。
空間が独立していいこともある反面、リビングダイニングにいる家族と別の空間で料理をするのは寂しいと感じる人やお子さまがまだ小さく常に目の届くところにいたいという人には不向きかもしれません。
《独立タイプのキッチンに向いている人》
・キッチンを自分の城にしたい人
・お料理は集中して黙々としたい人
・キッチンの生活感や汚れ・においが出るのが不安な人
ご自分に合うキッチンはどのタイプでしょうか。
このようにキッチンスタイルは様々で、人によって最適なスタイルも変わってきます。今回は大まかに4つのタイプに分けましたが、最近ではいろんなタイプの折衷案のようなプランもデメリットを解消できるようなプランも多くあります。
キッチンをリフォームする際は、どのようなことを叶えたいのか、どういう点を解消したいのかをお話しいただければ、お客様にあったキッチンプランをご提案させていただきます。既存の間取りや設備を活かすことで、コストを抑えつつ理想のキッチンに近づけることも可能ですので、ぜひ一度ご相談ください。
この記事を投稿した会社
朝日住宅リフォーム
【リフォーム東京】東京都新宿区西新宿1-8-1 新宿ビルディング6F
Tel:0120-459-067
【リフォーム神戸】兵庫県神戸市中央区東川崎町1-2-2 ハウジングデザインセンター神戸5F
Tel:0120-444-894
【リフォーム大阪】大阪府大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル4F
Tel:0120-046-946
- 4944
- 31
-
いいね
-
クリップ
あなたにおすすめ
関連キーワード
関連アイデア
-
部屋が足りない?そんな時は3LDKから4LDKへのリフォームで問題解決!LIMIA 住まい部
-
憧れの螺旋階段にリフォーム!メリットや実現のポイントをチェックしようLIMIA 住まい部
-
8畳を2部屋にリフォーム!アイデア次第で素敵な空間に!LIMIA 住まい部
-
小上がりの畳でリラックスしよう♪メリットやデメリットを詳しく解説LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
階段下を大胆にリフォーム!空間活用のアイデア・事例集LIMIA 住まい部