昔ながらの平屋をリフォーム!!築40年を超える古い平屋をリフォームする際のポイントとは?

今回は平屋のリフォームについてご紹介します!もともと日本住宅の主流だった平屋。現在は複層階住宅が一般的ですが、平屋には平屋ならではの良さがあります。むしろ、家族の高齢化によるバリアフリーや、核家族や少子化による世帯数の減少などにともなって部屋数が必要なくなった結果、平屋のよさが見直されつつあります。築40年を超える古い平屋であっても、リフォーム次第では十分に魅力を引き出せます。以下では、そんな平屋のリフォームについてご紹介します。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 21157
  • 8
  • 0
  • いいね
  • クリップ

築40年を超える平屋のおすすめリフォーム

より暮らしやすくするためには、具体的にどこをリフォームすればよいのでしょうか?事前に抑えておきたいポイントとともにいくつかご紹介します

1.耐震性能の強化

2階がない平屋は、一般的に複層階住宅に比べて耐震性能が高いといわれています。しかしだからといって、万全とはいえません。とくに築40年ともなると、古い耐震基準のもとで建てられている平屋が多いため、現行の耐震基準を満たしていない可能性が高く、危険です。また、平屋は陽光を取り入れるため、家の南側を窓として大きく開放する傾向にあり、結果として家の南側が極端にもろいこともあり得ます。

2.断熱性能の強化

平屋は断熱性能が低いといわれています。それは平屋の構造上、全ての部屋が太陽光を直接受ける屋根の下にあるためです。複層階住宅の断熱リフォームは、窓と壁を重点的に行えば高い効果が見込めますが、平屋の場合はこれらに加え、屋根の断熱リフォームも行う必要があります。

3.部屋の防音性能の強化

平屋のメリットのひとつとして、部屋と部屋が繋がる造りのため、家族を身近に感じながら生活できる点があげられます。一方で、個人のスペースの確保が難しいという側面も有しています。家族といえども、全ての生活音が漏れているとくつろげないもの。対策として、住宅の中にいくつか防音性能の高い部屋を作っておくのがおすすめです。

4.古い和室を洋室にリフォーム

生活が洋風に近づきつつある昨今、昔ながらの和室に使い辛さを覚える人が増えているでしょう。該当するようでしたら、和室を洋室にリフォームしてしまうのがおすすめです。掃除や手入れは洋室の方が簡単ですし、収納も使いやすくなります。

5.2階の増築リフォーム

1階のみで生活可能なのが魅力の平屋ですが、一方で狭さを感じる人も少なくありません。そんなときは、思い切って2階を増築するのがおすすめです。平屋ではなくなりますが、狭さは改善されるはずです。

後悔しないために!事前に抑えておきたいリフォームの注意点

せっかくリフォームするのなら、失敗や後悔は避けたいもの。そこで以下では、平屋住宅ならではの注意点をご紹介します。

1.2階を増築するときは要注意

全ての住宅で2階が増築できるわけではありません。造りによっては別途補強工事が必要になったり、そもそも増築が不可能だったりという場合もあります。とくに築40年を超える古い住宅の場合は、その傾向が多く見られます。また3階以上の増築については、構造上、古い平屋では難しいといわれています。

2.古いがためにリフォーム費用が嵩む危険も

築40年を超える平屋の場合、強度や耐震性は現代の基準に遠く及びません。安心して暮らせる家にリフォームにするためにはまずその問題をクリアせねばならず、補強工事の規模によっては想定以上に費用がかかってしまう危険があります。

リフォームによって生まれ変わった事例

ここではリフォームによって古い平屋を近代的に生まれ変わらせた事例をご紹介いたします。

1.築40年の平屋。さらに40年暮らせるようにリフォームした事例

築40年を超え、古さが目立ち始めた一般的な平屋を現代風にリフォームした事例です。構造部分から補強工事を行い耐震性と強度を確保、部屋は全て和室でしたがもれなく洋室に変更しています。隣の部屋の壁を撤去してリビングを拡張し、広々としたLDKを実現。建材は天然素材を中心に使用し、安全で温かみのある住宅に仕上げています。

2.築40年以上。空き家になっていた平屋を居住用にリフォームした事例

長く空き家だったため、基礎の部分で腐敗が進んでおり、重点的に補強を施します。そのうえで、細かな間仕切りを撤去し、キッチンと和室を繋げて広々としたLDKに。天井高を確保するためにあえて梁を露出させ、カフェ風のデザインに仕上げました。キッチンはI型のシステムキッチンを採用し、廊下は引き戸とフローリング造り。加えてトイレや浴槽など水回りを一新するなど、家事動線に重点的に手を加えているのが印象的なリフォームです。

おわりに

そのまま平屋としてリフォームしたり、平屋を複層階住宅にリフォームしたりと、生活環境に変えて幅広いリフォームが可能なのが平屋の魅力です。みなさんも、ご希望の住宅にリフォームしてみてはいかがでしょうか?まずはリフォーム会社に見積もりを出してもらうところからはじめてみましょう。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

  • 21157
  • 8
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

LIMIAおすすめのリフォームやリノベーション、住宅設備に関する記事を中心にご紹介。施工事例や費用相場、リフォーム会社の選び方など、住まいに関する情報満載でお届…

LIMIA 住まい部さんの他のアイデア

住宅設備・リフォームのデイリーランキング

おすすめのアイデア