
70平米のマンションをリフォームする時のコツやポイントは?
現代のファミリー向けマンションは、主に70㎡(平米)ほどの広さが主流といえます。中古マンションの購入を検討している方も、70㎡くらいの物件を勧められることが多いはず。3~4人家族で暮らすのに向いている70㎡のマンションをリフォームする場合、どんなことに気をつけながらリフォームすると暮らしやすくできるのでしょうか。今回は、70㎡のマンションのリフォームで押さえたいポイントやおすすめの改修方法などについて、ご紹介します。
本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
- 22310
- 6
- 0
-
いいね
-
クリップ
70㎡のマンションリフォームでこだわりたいポイント
同じ70㎡のマンションでも、建築年次や立地などから想定される用途によって、間取りや室内の構造が異なります。ご家族で数十年単位の年月を過ごすことを前提に住まわれているケースも多い物件ですから、長く住んでストレスのない室内環境をリフォームで作れると理想的です。
1.「よくある使いにくい間取り」は、この機会に改善を考えよう
70㎡のマンションに多い間取りといえば、3DKや4DKでリビング・DK以外はすべて和室というケースです。個室は多く使えても、間仕切りが沢山ある分開放感は少なく、外の光も取り込みにくいというデメリットの方が気になる人も多いでしょう。
リフォームを機に間取りの変更を考えているなら、まず独立型のDKとリビングをつなげてLDKとし、和室は1部屋だけ残して他の個室を洋室にする改修がおすすめです。また細かい間取りのマンションは、玄関や浴室・洗面所が狭いケースも多いため、この機会に広く使える間取りに変えておくのもよいでしょう。
2.収納空間は合計5㎡(約3畳)を目安に設ける
マンションで設ける収納空間の合計の目安は、延べ床面積の7%といわれています。70㎡の場合は収納の面積は約5㎡となり、3畳ほどの収納があれば基本的には過不足ないということになるでしょう。
もちろん、ライフスタイルや趣味などで物が増えることを想定するなら、それ以上の収納を設けても問題ありません。その場合も居住スペースを圧迫しないよう、壁面や玄関などの空間を有効に活用して収納を増やすことを考えるとよいでしょう。
3.家族で末永く暮らすなら、バリアフリー化は押さえておこう
70㎡のマンションに暮らしているご家族で、すぐに退去する予定という方はあまりいないはずです。特にマンションが持ち家の場合などでは、今後数十年単位で長く生活することを考えて購入されたケースが大半と考えられます。
暮らし始めて何十年と経てば、ご家族が高齢になることも考慮しなければなりません。ある程度規模の大きなリフォームを計画しているなら、バリアフリー化も早めに考えておく必要があるでしょう。
手すりや滑り止めなどは単独リフォームでも比較的追加しやすい設備ですが、浴槽の高さを低くしたり、床の段差をなくしたりするリフォームは改修の規模も大きくなります。多少早いと思っても、間取り変更など大がかりなリフォームをするタイミングで考えておくことがおすすめです。
4.子供部屋は工夫してスペース活用を
子供2人の4人家族に適正なマンションの広さは80㎡といわれますから、子供さん2人のご家族で70㎡のマンションに暮らすとなると若干狭めになります。手狭なマンションで子供部屋の空間を効率よく使うには、ロフトやハイベッドを設けて床のスペースを増やしたり、ベッドを収納式にして昼間は広々使えるようにしたりなどの工夫が効果的です。
本や趣味の道具なども子供部屋では増えがちですから、壁面一面を収納空間にするなど、デッドスペースを作らない方法でのリフォームが、狭さの克服ポイントといえます。
70㎡のマンションリフォーム事例
次に、実際に70㎡のマンションをリフォームした成功事例をご紹介します。
事例 よくある3DKマンションを、収納たっぷりの2LDKに一新
70㎡の空間をこれでもかと細かく仕切った昭和っぽい間取りの中古マンションを購入し、広々としたLDKと土間のある楽しい住まいに全面リフォームした例です。
一家3人で暮らすにはちょうど良い70㎡という広さと、物件価格の安さに注目したご家族ですが、現状の間取りでは物を大切にしながら暮らすというライフスタイルには合わないと判断。部屋数を減らして開放的な空間を設けつつ、収納容量も増やす全面リフォームを試みました。
狭かった玄関を広げて大きな土間を設け、天井まであるシューズ棚を設置。6畳の和室と洋室が並んでいた空間を大きなLDKにし、その壁面一面を使って大きな収納を設けました。居住スペースにも棚を多数活用し、コレクションを見せながら収納できるようにしています。
キッチンの隣のスペースにご両親の寝室を設け、その隣の水回りを挟んで子供部屋を作ってあります。マンションゆえに水回りの配管などは一切移設できませんが、それでも全体が大きく様変わりして、びっくりするほど開放感が得られました。リフォーム会社の人には「古かった時と同じなのは玄関ドアだけです」と言われるほどの大幅リニューアルを成功させつつ、物件の安さもあって相場よりもかなり低予算で購入とリフォームを実現しています。
おわりに
標準的といわれる広さのマンションでも、一戸建てと比べれば空間の活用を考えながら暮らすことが必要になります。スペースの効率化に多くのノウハウと実績を持ったリフォーム会社とよく相談し、アドバイスを得ながらリフォームを計画しましょう。
信頼できるリフォーム会社を見つけるには、一括見積サイトの利用が便利です。複数のリフォーム会社を訪ねなくても、ネットで1度申し込めばお近くの優良リフォーム会社に見積を請求できますから、比較検討も楽にできるでしょう。
もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。
- 22310
- 6
-
いいね
-
クリップ
あなたにおすすめ
関連キーワード
関連アイデア
-
予算900万円では、どんなリフォームができる?LIMIA 住まい部
-
住宅の不満を解消できる!? 2階だけリフォームをしようLIMIA 住まい部
-
テラスハウスへのリノベーション!気をつけたいポイントや注意点とは?LIMIA 住まい部
-
ベランダやバルコニーを部屋にリフォーム!使わない空間を有効活用しよう!LIMIA 住まい部
-
吹き抜けを部屋にリフォームする費用はいくらぐらい?LIMIA 住まい部
-
予算1,000万円!どこまでリフォームできる?LIMIA 住まい部
-
800万円で行うリフォーム。予算を決めてもここまで変わるLIMIA 住まい部
-
500万円の予算でどこまでリフォームできる?LIMIA 住まい部
-
快適な住宅のためには、1階だけのリフォームがポイント!?LIMIA 住まい部
-
60平米のマンションをリフォーム!おすすめの間取りを事例付きで紹介LIMIA 住まい部
-
700万円でできるリフォームにはどんなものがある?LIMIA 住まい部
-
平屋の全面リフォームにかかる費用はいくら?数百万〜1,000万円代の事例を紹介LIMIA 住まい部
-
ビルを住宅にリフォームして住むことはできる?LIMIA 住まい部