ミニマムだからこそ快適にしたい！40平米の住まいを賢くリフォームしよう！

40平米ってどんな広さ？

40平米とは、約13坪でだいたい24畳分の広さになります。40平米の物件は主に1LDK、2K、2DKの間取りが多くみられます。一般的な住宅と比べると、どの部屋も一回りほど狭いという印象を受ける方が多く、また収納スペースも少ない場合が多くあります。

40平米ではどんなリフォームが行われている？

部屋数を少なくして、広々とした空間を作るリフォームが注目されています。細かく区切られていると、圧迫感や閉鎖的な印象になってしまうので、部屋をひとつ減らして広いLDKを作るなど、狭く感じさせないような工夫がみられるリフォーム事例が目立ちます。

40平米のリフォームで事前に知っておきたいポイント

40平米ではどうしてもスペースが限られるので、頭の中でイメージを広げるだけではなく、きちんとしたリフォーム計画をたてることが大切。まずは、リフォーム前に必ず知っておきたい2つのポイントを紹介します。

1.優先的にリフォームする場所を決める

すべての要望をリフォームで叶えることは難しいので、優先順位を決めてリフォーム案を固めていきましょう。「今、一番気になるところはどこ？」「どこが不便か？」などを話し合い、細かく決めていくことが望ましいです。

2.収納スペースは省略しない

広々としたスペースを確保するために、収納スペースを省略しないように注意しましょう。広々とした空間をとりたいという気持ちは分かりますが、結局収納が足りず収納家具を置いて狭くなってしまうなんてことになりかねません。隠すタイプの収納を上手に活用し、視線に入らずスッキリとみせることができます。また、床下収納や壁に埋め込むタイプの収納などもあります。

40平米の狭小住宅を広く見せるコツ　

それでは、リフォームで床面積を変えなくても、狭小住宅を広く見せるコツをご紹介します。すべてできなくても、ひとつでもコツをおさえておけば住まいの印象がガラッと変わります。

1.間取りの見直しを！

動線が悪い間取りや、細かく区切られている間取りだと、必要以上に暗く狭いイメージを持ってしまいます。間仕切りを取り除き、動線を考えた間取りにすると、光も風も通りやすくなり開放的な空間になります。また、窓を大きくするなど、より光を取り入れやすい工夫もすると良いでしょう。

2.独立したキッチンをLDKに！

キッチンが独立していて、使いづらく狭くて寒いという悩みはありませんか？少し昔の間取りでは、キッチンが独立していることも多くあります。限られたスペースで、キッチンを使いやすくするには、LDKにリフォームすることがおすすめ。リビングへの動線もスムーズになりますし、なにより家族との距離が縮まります。また、可能であればシステムキッチンなどのコンパクトなものを設置すると、よりスペース有効活用できます。

3.必要な時だけ建具で間仕切り

限られたスペースを最大限活用するには、建具を上手に活用してスペースに二面性を持たせましょう。普段はオープン空間ですが、来客があった時などは建具で仕切りプライベートスペースにするなど、状況によってスペースを仕切れるようにします。なかには、廊下や個室を作らず、建具だけで仕切るという大胆アイデアもあります。家族の必要に合わせた、建具を選んでみましょう。

おわりに

40平米という狭小住宅であっても、上手にスペースを利用することで狭く感じさせない工夫ができます。最初に行いたいのは、家族の話し合いから。不満点や希望を具体的に洗い出し、優先順位を決めていきましょう。

リフォーム計画がたったら、今回ご紹介したポイントとコツを考慮しつつ、リフォーム会社の方とよく相談してみてください。

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