減らす？増やす？2LDKリフォームのポイント

2LDKの住まいをリフォームして魅力的な空間へ

将来の変化に対応しやすい間取りとしても人気の高い2LDKは、ファミリー向きの物件です。ほどよい広さがあり、各部屋は目的に応じて書斎・子ども部屋などフレキシブルに使用できます。またリフォームしやすい間取りでもあり、家族構成の変化にも対応できます。実際に部屋数を減らすプランと増やすプランを比較しながら、リフォームのイメージを膨らませましょう。

減らす！2LDKから1LDKへのリフォームのコツ

部屋数を減らすプランの魅力は、ゆったり広々とした空間を満喫できることです。趣味や料理など、家のなかで充実した時間を過ごすことが多い方には、最適なプランになります。それでは、減らすプランのリフォームのコツをみてみましょう。

1.快適な広々空間を作る

リビングで過ごすことが多い場合は、1部屋をLDKと繋げるリフォームがおすすめです。空間は広くなることはもちろんですが、光や風の通りも良くなり、快適さがアップします。

また、リラックスできる寝室は、できれば広くスペースをとりたいと思う方も多いでしょう。そこで、寝室を広くするために2部屋を1部屋にして広々とした空間を作ることもおすすめです。

2.収納スペースをしっかりとる

部屋数が少なくなると、収納スペースが減る可能性もあるので、収納スペースをしっかり確保する必要があります。ウォークインクローゼットなど、一か所に収納スペースを集めると、収納の節約になり効率もアップします。また、造り付けの家具をリフォーム時に設置するなど工夫しましょう。

3.キッチンスペースを上手に活かす

広くなったスペースを、キッチンスペースにも上手に活かしていきましょう。たとえば、キャビネットが多く収納たっぷりのシステムキッチンの導入を検討してみる、調理しながらコミュニケーションがとりやすいアイランドキッチンなどもおすすめ。どちらも設置するのに広いスペースが必要となるタイプですので、2LDKのリフォームにぴったりのキッチンです。

増やす！2LDKから3LDKへのリフォームのコツ

次に紹介するのは、部屋数を増やして家族のニーズに合わせるリフォームプランです。子ども部屋を2部屋作るなど、小さなプライベートルームを作ることもできます。家族構成に合わせて、空間を賢くリフォームしましょう。それでは増やすリフォームのコツをご紹介します。

1.部屋数を変えられる構造にしておくと便利

将来の汎用性を考えて、部屋数を変えられるような構造も考慮しておきましょう。可動式の間仕切りを利用する、すべてを仕切るのではなく壁を半分にして行き来しやすいものにするなど、将来のリフォーム費用を抑えることができます。

2.キッチンスペースに工夫を！

家族がみんなで食事をするダイニングテーブルにキッチンカウンターを設置するなど、スペースをジグソーパズルのように組み合わせてみましょう。また、ダイニングテーブルはサイズを大きくしたり、小さくできたり調整できるものも良いでしょう。キッチンカウンターもコンパクトなシンクなものを選んだり、換気扇も埋め込み式のものにしたりなど、スペースに余裕がうまれるように工夫できます。

3.収納をきちんと確保

増やすリフォームでも、やはり収納スペースをいかに確保できるかが問題です。通常の収納では、場所をとり過ぎてしまうので縦のスペース活用方法を考えましょう。ロフトを造作することや屋根裏スペースを利用して、大型のものの収納スペースを確保できます。また、吊り下げ式の収納棚を取り付けることもおすすめです。

4.部屋を仕切る壁素材にこだわる

部屋数が増えると、必然的に壁も増えてしまうので、風や光の通りが悪くなってしまいます。そのため、壁素材をガラスなどの光を通しやすい素材にこだわることをおすすめします。ガラスではなくても、ポリカーボネートプレートなども光を通しやすい素材です。また、全面を壁にするのではなく開閉できる小窓を取り付けるなど工夫すると、風の通りも良くなります。

おわりに

ファミリー向けとして人気が高い2LDKは、家族構成の変化によって不満が出てくることも多いでしょう。間取りを変更することは、大がかりで難しいリフォームだと思われがちですが、コツさえつかめば、希望通りの住まいを手に入れることも可能。具体的なイメージを考えたら、リフォーム会社の一括見積りを活用して、色々なリフォーム案を知ってください。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。