マンションのクローゼットをリフォームして収納効率をアップ!
空間が限られているマンションでは、収納場所が多いと心強いものです。しかし、沢山収納できさえすればよいというものでもありません。収納空間の見直しで大切なのは「効率化」です。片づけた物を再び使う際には取り出しやすさも大事になりますし、再度しまう時の片づけやすさも求められます。今回は、マンションのクローゼットのリフォームについてご紹介します。限られた収納スペースをどう使うかでお悩みの方は、ぜひご参考にしてください。
本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
- 25512
- 13
- 0
-
いいね
-
クリップ
マンションのクローゼットリフォームのポイント
マンションのクローゼットには、戸建て住宅にはない特徴や傾向の偏りが各所にみられます。それらを押さえてリフォーム計画を立てることが、ポイントになってくるでしょう。
1.扉は折れ戸が圧倒的多数。自分の使い方に合うか慎重に考えよう
マンションのクローゼットの扉は、折れ戸タイプが非常に多くなる傾向があります。理由はおそらく、合板などを用いて大量生産しやすいため安価なことと、細長く造っても反りや変形が少ないため、マンション業者が積極的に普及をはかったためではないかといわれています。
折れ戸の扉は開放時に全開できるため、クローゼットには便利とされています。しかし、開ける時に最低限でも戸の板1枚分の室内スペースを必要とするため、扉の周辺に家具などを置けなくなるデメリットもあります。特に狭いマンションでは、折れ戸や開き戸のクローゼットの使い勝手に悩むケースも少なくありません。
クローゼットをリフォームする時は、ご自宅の状況や収納の使い方を再確認し、場合によっては扉の形状も見直してみるとリフォーム後の快適性がずいぶん違ってきます。
2.庫内の結露やカビ対策は重要!
クローゼットに限らず、マンションの収納場所は湿気がこもりがちになります。そのうえ庫内に換気設備などを設けることも難しくなりますから、水回りに接しているなどの場合はさらに要注意です。クローゼット内の湿気対策やカビ防止には、特に気を配りましょう。
クローゼット専用の内装材には、防湿・防虫・抗菌作用のある物なども多くなりますから、機能的な建材を積極的に選んで湿気・カビ対策を行っておきましょう。また、通気口として機能する隙間がある扉などを選び、普段から庫内の風通しをよくすることも有効です。
3.マンションのクローゼットの内装は至ってシンプル。ユニット収納などを活用し、片づけやすくしよう
一般的な分譲マンションのクローゼットは、万人に受ける無難な見た目と低コストを優先して造られているため、クローゼット内の造りは至ってシンプルです。おおむね、ハンガーポールが左右に渡して付けられており、あとは上部か下部のいずれかに一枚棚が設けられている程度のケースが多くみられます。
上記の構造だと、既存の設備ではハンガー掛けできる衣類を掛けておくことと、棚に置ける小物や雑貨などの収納ぐらいしかできません。洋服や小物以外の物を収納するために使いたい場合は、棚やフックなどを増設して使い勝手を向上させるリフォームをすることになります。あるいは、クローゼット内部専用のユニット収納や、引き出し式のチェストなどを活用してもよいでしょう。
マンションのクローゼットリフォーム事例
それでは、マンションのクローゼットを使いやすくリフォームした事例を紹介しましょう。
事例 まだ新しいマンションの収納を見直し!洋服以外も片づけやすくなってスッキリ
ウォークインクローゼット(WIC)を設けてある比較的新しめのマンション。既存のWICは衣類中心の収納を考えた造りとしていましたが、暮らすうちに衣類以外の物が増え、収納を見直す必要が出てきました。当初は別の箇所にクローゼットをもう1つ新設するリフォームを検討しましたが、居住空間も広くはないため犠牲にせず、今あるWICを活用して収納効率を上げるリフォームに変更しました。
3本設置されていたハンガーパイプを2本に減らし、その奥のスペースが空きだったため棚を増設して季節物の家電などをしまえるように。衣服が掛かる箇所の奥に入り込んで出し入れする必要があるため、ここには頻繁に使う物は収納しないことにしました。その代わり、ハンガーパイプ手前の箇所にも小物などをしまえる棚を増設。ここには普段からよく使う雑貨などをしまえるようにしました。
しまいたい物に合わせて収納を見直した結果、大型収納でも片づけやすく取り出しやすい空間を生み出すことができました。「何をしまい、それらはいつ使う物なのか」を考えてリフォームすることで、片づけ上手になれる収納を実現した好例です。
おわりに
ただ大きいだけの収納では、詰め込んだ物が見当たらなくなってしまいやすく、収納の効率化をはかることが難しくなってしまいます。特に、スペースが限定されているマンションでは、より収納効率を考えたクローゼットリフォームが大事になってきます。
リフォームのプランを立てる際には、マンションの収納リフォームのノウハウを持っているリフォーム会社に相談してみるのもよい方法です。まずは一括見積を利用し、匿名で見積の申し込みとお悩み相談から始めるとよいでしょう。多くの優良業者の中から、ご自宅に合ったリフォーム会社を比較検討しながらじっくり選ぶことができます。
もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。
- 25512
- 13
-
いいね
-
クリップ
あなたにおすすめ
関連キーワード
関連アイデア
-
下駄箱リフォームをして、玄関収納をすっきり快適に!LIMIA 住まい部
-
【意外な省スペース法】押入れをベッドやクローゼットにリフォームしよう!LIMIA 住まい部
-
押入れの天袋をリフォーム!使いやすい収納のためにLIMIA 住まい部
-
小屋裏収納のリフォーム。アイデア次第で、もっと使える収納空間に!LIMIA 住まい部
-
マンションの下駄箱をリフォームしたい!悩み別におすすめリフォームLIMIA 住まい部
-
部屋をつなげて、快適さをアップ!つなげるリフォームのポイントLIMIA 住まい部
-
キッチンの収納リフォームまとめ!それぞれの費用や注意点も紹介LIMIA 住まい部
-
子供部屋でも安全!ロフトの階段をリフォームして、快適に使いやすくしよう!LIMIA 住まい部
-
リフォームで押入れは撤去できる?注意すべきポイントや事例を解説LIMIA 住まい部
-
狭い洗面所をリフォームする場合の成功例と失敗例を実例と共にご紹介LIMIA 住まい部
-
【必見】クローゼットドアのリフォームにかかる費用の解説や事例の紹介LIMIA 住まい部
-
リビングの壁をリフォーム!手軽に生活の中心をより快適な空間にLIMIA 住まい部
-
中和室を便利な部屋にリフォームする方法!使っていない部屋を有効活用しようLIMIA 住まい部