【必見】クローゼットドアのリフォームにかかる費用の解説や事例の紹介
便利で使いやすいクローゼットは、多くの家庭でメインの収納スペースになっているのではないでしょうか。しかし、一部の家庭ではクローゼットに使いにくさを感じているかもしれません。その最たる例が、クローゼットドアの開閉についての悩みでしょう。長年使っていると、ドアの立てつけが悪くなる、クローゼットの前の荷物や家具が邪魔で全開にできないなどの事態も起こり得ます。
そんなときは、クローゼットドアのリフォームがおすすめです。クローゼット全体のリフォームよりも安価で、工事も手軽に済む点は見逃せません。ここでは、そんなクローゼットドアのリフォームにかかる費用や事例について解説します。
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クローゼットドアの種類|それぞれのメリデメや費用
クローゼットドアと一口に言っても種類はさまざまです。それぞれの特徴やメリット・デメリット、リフォームにかかる費用もそれぞれ異なってきます。ここでは、そんなクローゼットドアの種類ごとの特徴と費用について解説しますよ。
引き戸タイプ
多くのクローゼットにおいて採用されているドアタイプが引き戸です。引き戸のメリットは、戸が真横方向にスライドすること。
クローゼットの前に置かれた荷物や家具に影響なくクローゼットを利用することができます。ベッドなど、大型家具を置く寝室にはとくにおすすめです。
しかし、引き戸は狭いスペースで利用できる反面、左右のどちらかに戸を移動させるため、開口部が狭くなるというデメリットもあるのでその点には注意が必要。
【引き戸は2種類に分かれる】
ちなみに、引き戸の中でも片引き戸タイプと引き違い戸タイプの2種類があり、それぞれに違いがあります。
片引き戸は扉を壁の中に収納するので間口を全開にできますが、壁の分のスペースがなければ設置できません。
引き違い戸は2枚の扉を互い違いにして設置するので、収納する壁を必要とせず左右のどちらからでも開けるというメリットがありますが、間口は2分の1までしか開けないというデメリットもあります。
引き戸へのリフォームは、交換用の引き戸の費用込みで6~12万円前後が相場とされています。
折れ戸タイプ
引き戸と並び人気の高いドアタイプである折れ戸は、戸が幾回か折れ曲がり左右に分かれるのが特徴です。戸が折り畳めるため開口部が広く、クローゼット内を一度で見回せるのがメリット。
一方で、戸を開くのに一定のスペースが必要になるというデメリットがあります。ドアが手前に折れるタイプの場合、ドアの前に物を置いていると開くことができません。また、奥に折れるタイプの場合も、折れる分のスペースを空けておく必要があるので、いずれにしても一定のスペースが必要です。
人気の高いタイプではありますが、こういったメリットとデメリットをしっかり把握してから設置するのがいいでしょう。
折れ戸へのリフォームは、引き戸に比べやや安く、4~10万円前後が相場とされています。
開き戸タイプ
蝶番を軸に、戸を回転させ開くタイプのドアが開き戸です。折れ戸以上に開口部が広くなるのが最大のメリットですが、扉の可動域に物を置けずそのデッドスペースも広いというデメリットがあります。
エアコンや家具などが可動域に重なってしまう場合は扉を開口できないので、設置には細心の注意が必要。また、車いすの人にとっては、非常に開きづらいタイプなので、その点もあらかじめ理解しておきましょう。
開き戸へのリフォームの相場は、8万円前後が相場とされています。
クローゼットドアのリフォーム事例
ここでは、実際にクローゼットドアをリフォームした事例を紹介します。ぜひ参考にしてください。
折れ戸から引き戸にリフォーム
折れ戸の建てつけが悪くなり、開け閉めが大変になってきたことが不満で、クローゼットドアをリフォームした事例です。採用したのは、開け閉めの容易な引き戸。交換する引き戸は既存の製品を使いました。費用は、交換した引き戸の代金込みで約8万円でした。
種類がバラバラだったクローゼットドアを折れ戸に統一
住みはじめてから25年がたち、不具合の出はじめたクローゼットドアを一新した事例です。引き戸に折れ戸、開き戸と室内各所でばらばらだったクローゼットドアをすべて折れ戸に統一。材質も金属製から木製に変更し、古い印象から脱却しています。この事例では、都合2部屋の洋室のクローゼットに加え、各部屋の入り口ドアの交換も行い、総費用は約40万円でした。
クローゼットドアをドア以外にリフォーム|費用が抑えられる
「クローゼットドアをリフォームしたいが、できるかぎり費用は抑えたい」とお考えの方は、ドア以外にリフォームする方法も検討してみてはいかがでしょうか? 総じてドアの改修より安価で、クローゼット内の通気性も確保できる特徴を有した、ドア以外の選択肢を紹介します。
つるしカーテンにリフォーム
クローゼットドアにそれほどお金をかけたくない人や、そもそもこだわりがない人には、つるしカーテンに変えてしまう方法もおすすめです。
光を取り込みやすい開放的なクローゼットに仕上げることができます。費用も安価で、リフォームにかかる工期も短くて済みます。ただ、どうしても中が見えやすい構造なので、寝室などプライベート空間のクローゼットに用いるのが無難です。
クローゼットドアをつるしカーテンに取り換えるリフォームの相場は、材料費込みで1万円前後のケースが多いです。
ロールカーテンにリフォーム
ロールスクリーンとは、紐やコードを使ってロール状の布を巻き上げたり、引き下げたりする形態のカーテンの一種です。開閉いずれの状態でもかさばることがないため、広くクローゼットを使うことができます。
また、つりカーテンに比べ中の様子が外から見え辛いという特徴も有しています。たまにカーテンを開放し、見せる収納として用いるにもおすすめです。
ロールスクリーンへのリフォームは、材料費込み1万円前後で行うことができます。
クローゼットドアを見直してみよう
クローゼットドアのリフォームにかかる費用の相場には、いずれのタイプを選んでも8万円前後という特色がみられました。クローゼット自体は毎日、そして長年使い続けるものなので、不便を感じるようならリフォームを考えるといいでしょう。より費用を抑えたい方は、ドアではなくカーテンやロールスクリーンに交換するのも選択肢のひとつです。
自宅の案件に合ったより詳しい費用について知りたい方は、リフォーム会社に見積を依頼してみてはいかがでしょうか? 見積依頼には、1度の申し込みで多くのリフォーム会社から見積が取れて比較検討も楽にできる「一括見積サイト」の利用がおすすめです。
もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、下記の一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。
▽無料で利用できる一括見積もりサービス
クローゼットドアのリメイクアイデアも紹介中
LIMIAでは、クローゼットドアのリメイク方法も紹介しています。こちらのアイデアを紹介してくれているのは、DIYクリエイターのmaca Productsさん。クローゼットのドアを外すところから、ペイントして取っ手をつけるところまで写真つきで詳しく解説してくれていますよ。今のクローゼットドアの雰囲気を変えてみたいという方はぜひ参考にしてみてください。
▽maca Productsさんのアイデアを詳しく見てみる
※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2019年12月)に基づいたものです。
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