3LDKのマンションをリフォームしよう！かかる費用の相場を徹底分析

3LDKのマンション、どのくらいの資金があればリフォームできる？

まずは、3LDKのマンションをリフォームしたい場合、一般的にどのくらいの費用がかかるのかを見ていきましょう。

フルリフォームの場合の費用相場

3LDKの中古物件を購入して全面改装するケースや、今住んでいる家が古くなってしまったためリフォームで全てを刷新させたいケースに、フルリフォームは適しています。最近では、リビングの隣の部屋の壁を取り払い、広々としたリビングを求めて3LDKを2LDKに間取り変更するといった大がかりなリフォームを希望する方が増えているようです。

こうしたフルリフォームの場合、費用相場はおよそ800万円。間取り変更を伴うリフォームの場合は、どうしても工事費用が高くつく傾向があります。

部分リフォームの場合の費用相場

壁紙の交換や水回り設備の交換など、部分的なリフォームの場合、費用相場は50万円～400万円ほどです。部分リフォームを単体で行う場合は数十万円で済む場合が多く、いくつかの部分リフォームを組み合わせると数百万円の予算が必要となります。間取り変更を伴わない場合は、予算に応じてどの部分リフォームを組み合わせるか決めるとよいでしょう。

まずは予算を決めよう！予算別にどんなリフォームが可能かチェック

それでは具体的に、それぞれの予算に応じてできるリフォーム内容の違いを見ていきましょう（3LDK　70平米、和室一部屋・洋室二部屋の場合）。

【予算200万円】

和室の畳とふすまの交換、洋室のカーペット交換、LDのフローリング交換、そして全室の壁紙交換が可能です。また、古くなったキッチンを交換することもできます。床と壁を刷新させるだけでも家の雰囲気がガラッと変わり、キッチンも使い勝手の良いものへと変更できるため、低予算でもかなり快適な住まいを手に入れることができると言えます。

【予算350万円】

前述した予算200万円でできるリフォーム内容にプラスして、トイレ・洗面所・浴室の設備と壁紙の交換を行うことができます。ほぼ全体をリニューアルできるため、一気にすべてを新しくしたい方はこのくらいの予算を目安としておくとよいでしょう。

【予算800万円以上】

予算350万円の内容に加えて間取り変更を行うことができます。家族構成やライフスタイルの変化に伴って間取りを変更することで、より使い勝手の良い住まいを実現できるでしょう。ただし、水回りの間取り変更を行う場合は、配管工事が必要となるため、マンションの管理規約によっては希望通りのリフォームが行えないケースもあります。事前に管理規約をチェックし、間取り変更に関する規約を確認しておきましょう。

3LDKのマンションリフォーム、費用面における注意点

予算に応じてさまざまなリフォームを行うことができますが、実際にリフォームを依頼する場合、どのような点に注意したらよいのでしょうか。大きなコストが必要だからこそ、気をつけるべきポイントがあります。

理想と妥協点をしっかり決めて予算内に抑えるのがポイント

リフォームを計画していると、つい「あれも、これも…」と夢が膨らんでしまいます。特に、リフォーム業者からお得なリフォームキャンペーンを勧められたりすると、この機会にやってみてもいいかもと安易にプランを立ててしまいがちです。

リフォームローンを利用して支払うこともできますが、月々のローン金額が家計を圧迫してリフォーム後の生活が苦しくなってしまうことは避けなければなりません。リフォーム計画時に、費用面をしっかりと考慮しながらリフォーム内容をきめるようにしましょう。

より多くの業者に見積もり依頼をするのがオススメ

ここで大体の予算目安はお伝えしましたが、依頼するリフォーム業者によって見積もり費用は異なります。少しでもお得にリフォームしたいと考えるなら、複数の業者に見積もり依頼をし、比較検討することをおすすめします。

おわりに

3LDKのリフォームは、予算によってできる内容が変わってきます。まずは資金計画をしっかりと立て、その範囲内でどんなリフォームができるのかを業者に相談してみましょう。業者選びには、一括見積サイトが便利です。希望に合った業者を複数探し、一括で見積依頼をすることで効率よく業者選びを行うことができます。まずは気軽に一括見積をして、リフォーム計画を一歩進めてみてはいかがでしょうか。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。