憧れの螺旋階段にリフォーム!メリットや実現のポイントをチェックしよう
螺旋階段にリフォームするメリットやポイントをご紹介します!螺旋階段といと、「シンデレラ」に登場する白い階段のような素敵なイメージがあります。そのため、簡単にはできないと思う方が多いと思います。そこで今回は、意外と実現できる螺旋階段へのリフォームのメリットを、アイデアや事例と一緒にまとめました。憧れの螺旋階段にリフォームしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください!
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- 螺旋階段のメリットとデメリットをチェック
- 【メリット1】存在感がある
- 【メリット2】設置方法により、圧迫感を抑えられる
- 【メリット3】設置にスペースを取らない
- 【デメリット1】階段下の空間を活用できない
- 【デメリット2】揺れやきしみが気になることがある
- 【デメリット3】真下から人が見えやすく、子供の上り下りに気を遣う
- 螺旋階段はどんな家に向いているか
- 上階に吹き抜けがある
- 設置場所に広さの余裕があり、近くに大きな構造物がない
- 室内が平坦な印象で、独創性を演出できるものがない
- 螺旋階段のリフォーム事例
- 【事例1】平屋の住宅のロフトはしごを螺旋階段に
- 【事例2】全面リフォームを機に、急で危険な階段をおしゃれな螺旋階段に
- おわりに
螺旋階段のメリットとデメリットをチェック
まずは、螺旋階段が持つメリットとデメリットを押さえておき、ご自宅の現況と照らし合わせてみましょう。デメリットがあまり気にならず、メリットとご自宅の要望がマッチしていればリフォームの計画も立てやすいといえるでしょう。
【メリット1】存在感がある
1度訪ねただけのお客さんにも「螺旋階段のある家」と覚えてもらえるような、強い存在感と見た目のインパクトがあります。また、周りに自然と人が集まる自宅を象徴するような存在になってくれる可能性があります。
【メリット2】設置方法により、圧迫感を抑えられる
階段を家の中の目立つ場所に設置すると圧迫感が出てしまったり、実質的に室内を階段で分断するような形になったりしがちです。しかし、金属パイプと踏み板でできた螺旋階段は空間を視覚的に遮りにくく、部屋の真ん中などに設置しない限りは圧迫感を少なくできます。
【メリット3】設置にスペースを取らない
直線の階段は傾斜角度を要するため、設置には多くのスペースを取ることになってしまいます。螺旋階段の場合、物理的には「踏み板の幅×2+α」を直径とする円形スペースがあれば設置できる計算になるため、直線階段や曲がり階段よりは多くのスペースを必要としません。
【デメリット1】階段下の空間を活用できない
螺旋階段には階段下のスペースが生まれません。収納や子供部屋などに階段下の空間を使いたいというプランがある場合には、螺旋階段は向いていないかもしれません。
【デメリット2】揺れやきしみが気になることがある
金属パイプ製のため、上り下り時にきしみ音が出ることがあります。また、大人が上り下りするときは揺れることもあります。安全性に問題はないとはいえ、これらを気にされる方は注意が必要かもしれません。
【デメリット3】真下から人が見えやすく、子供の上り下りに気を遣う
構造上隙間が多く、どうしても上り下りする人を下から見上げる形になってしまいます。服装によっては昇降に気を遣う場合があるでしょう。また、子供さんが上り下りするときなどは踏み外しや転落が心配になりがちです。
螺旋階段はどんな家に向いているか
螺旋階段は、デザインや設置の都合上で、特徴の多い建具のひとつです。ご自宅が螺旋階段の設置に適しているかどうかある程度判断できるように、設置に適した家のポイントを以下にまとめました。
上階に吹き抜けがある
螺旋階段は吹き抜けへの設置に向いています。構造上だけではなく、空間の「抜け感」「広がり感」を極力損なわないという意味でも「吹き抜け+螺旋階段」の組み合わせはベストマッチといえるでしょう。
設置場所に広さの余裕があり、近くに大きな構造物がない
玄関に螺旋階段を設置したい場合は、できれば螺旋階段の入るスペースに空間的な余裕があったほうがよいでしょう。スペースに余裕がないと、大型家財などを階段経由で搬入・搬出する際に不便になる可能性があります。
室内が平坦な印象で、独創性を演出できるものがない
こちらは「特徴」というより「家のお悩み」になってくるかもしれません。家の中に目を引くポイントになるものがなく、今ひとつ面白みがないと感じているなら、螺旋階段がひとつあるだけで印象がガラリと変わります。住宅のアクセントとして、何よりも強い印象を与えてくれるはずです。
螺旋階段のリフォーム事例
それでは、リフォームで螺旋階段のある家を実現した例をいくつか紹介していきましょう。
【事例1】平屋の住宅のロフトはしごを螺旋階段に
1階+ロフトから成る住宅ですが、ロフトへ上り下りするはしごが不便で危ないという悩みがありました。固定階段の設置を考えましたが、スペース効率の都合で螺旋階段を選択。リビングの端から上れる位置にし、室内に狭さを感じない工夫をしています。
【事例2】全面リフォームを機に、急で危険な階段をおしゃれな螺旋階段に
古くなった家を全面リフォームしましたが、最後まで悩んだのが階段でした。既存の階段は驚くほど急で、緩やかな階段に替えようとしても入るスペースすらありません。苦肉の策として螺旋階段を取り入れることにしましたが、結果として大成功のリフォームに。「中途半端に古い家」が、施主さんも施工業者さんもびっくりしたほどの「新築よりおしゃれな家」に生まれ変わりました。
おわりに
いかがでしたか?螺旋階段は、スタイリッシュで夢があるだけでなく、スペースの効率活用にも一役買ってくれる狭い家の味方でもあります。もし、ご自宅が螺旋階段の設置に適しているなら、子供の頃からの夢の実現に一歩踏み出してみませんか?施工実績や知識の豊富な業者さんを見つけて、憧れの螺旋階段のある家を実現しましょう!
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