階段下を大胆にリフォーム！空間活用のアイデア・事例集

階段下のスペースを有効活用するリフォームアイデア

階段下の空間活用といえば、まず収納としての利用を思い浮かべる方も多いでしょう。しかし、実は収納に限らず、あらゆる工夫で階段下を楽しみながら有効活用している例も多くあります。ここでは、階段下の活用アイデアを紹介していきましょう。

本棚にする

収納空間のなかでも場所を取りがちな本棚。階段下に作れば、収納力もアップしてデッドスペースを無駄なく活用できます。特に左右両側から階段下へアクセスできる造りの階段であれば、より沢山の本をしまえる空間が生まれるでしょう。

ウォークインクローゼットにする

階段下の空間に人の背丈ぐらいの高さがあれば、棚やハンガーパイプを取り付けてウォークインクローゼットのようにしてしまうのもよいアイデアです。扉を付けてもよいですし、カーテンでもおしゃれに目隠しできます。

トイレ・洗面所・洗濯スペースにする

大規模リフォームを考えているなら、同時にトイレを階段下に移設する方法もあります。また、階段が玄関にある場合は、子供さんが帰宅したときに使いやすい手洗い場などを設けるのもよいでしょう。トイレにするほど階段下に空間の余裕がないという場合は、洗濯機置場として活用する方法もあります。2階に洗濯物を干している場合など、階段が近くなれば移動が楽になるという効果も。

子供部屋にする

子供さんがまだ小さいなどで個室は必要ないけれど、自由に遊んだりお絵描きしたりする空間を与えたいという場合は、階段下に小さな子供部屋を作る方法もあります。また、子供さんにリビングで勉強させる家庭も増えていますが、もう少し個人的に使える勉強スペースを階段下に設けてあげれば、子供さんも喜ぶでしょう。

カフェスペースに

奥まった空間には隠れ家的な魅力があります。階段下に小さなテーブルを置いて、おうちカフェを楽しむ空間にするのも楽しいものです。もし階段が玄関にあるなら、室内に上げるほどの用事ではないお客さんが訪ねて来たときなど、気の利いた簡易応接スペースとしても使えて便利です。

階段下のリフォーム事例集

それでは、階段下を実際にリフォームして、楽しくおしゃれに活用している例をいくつか紹介していきましょう。

【事例1】階段下をプチリフォームで使いやすい収納に

壁に隠れてしまっていた階段下スペース。どうにか活用できないかとの要望で、リビング側の壁を解体してみたところ、思った以上に広いスペースが出現。あえて扉や棚、引き出しなどは付けず、既存の床や壁と同じフローリング・クロスを張って室内の一部のようにしました。スーツケースなど大きなものをそのまま移動させて片付けられるようになり、見栄えも良くなって汎用性の高い収納空間が生まれました。

【事例2】小さな階段下スペースを、雑貨などの飾り棚に

階段下スペースが狭く、収納としてのリフォームは無理だと思っていましたが、雑貨集めが趣味の施主さんにギャラリースペースとして活用するのはどうかと業者さんが提案。奥行きを大きく取れないながらも、ちょっとした小物を「見せる収納」のように飾れる空間が生まれ、結果的に室内全体もスッキリ片付きました。棚の後ろ側のクロスはポップなデザインを選び、雑貨たちをさらにおしゃれに飾れるようにしています。

【事例3】階段下の壁を解体し、リビングを拡大してソファが置けるように！

リビングの狭さに悩んでいましたが、上がり口がリビングに設けられた階段の存在に注目。「壁で覆われた階段下を、リビングの一部にできないか」と考え、壁を撤去して床やクロスを張り、階段下をリビングとつなげました。畳2枚分くらいの広い空間が生まれ、あきらめていたソファをリビングに置けるように！大満足のリフォームになりました。

おわりに

いかがでしたか？階段下には、ソファやベッドを置けるほど大きな空間が隠れていることもあります。ここを活用せずデッドスペースのままにするのは「もったいない」の一言ですね。「もしかして、わが家もリフォームできる？」と思い始めたら、リフォーム相談と簡易見積から始めてみましょう。選ばれた優良業者さんから、ご自宅に合った施工業者さんを選んでくれる一括見積を利用して、まずは気軽に計画を立ててみるのもよいでしょう。

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