窓からドアへのリフォーム!おしゃれで過ごしやすい家にしよう

今回は、窓をドアにリフォームする場合に役立つ情報をご紹介します。現在、窓になっている部分を人の出入りに伴ってドアにリフォームすることはできるのでしょうか。実際のところは、窓の現状によってリフォームの可否が変わります。窓をドアにするリフォームを考えている方は、ぜひご自宅の状況と照らし合わせながらご覧ください。

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ドアへのリフォームができない窓もある

ドアにリフォームすることができない窓もあります。腰高窓が施工されていて、住宅の建築構造が鉄骨造やRC造である場合です。腰高窓をドアにする場合は腰壁部分を切断してくり抜く必要が出てきます。鉄骨造の場合なら、ここで切断する鉄骨は耐力部材の可能性が高くなり、切断すると強度面で影響が出てしまいます。また、RC造の住宅であれば、壁そのものが耐力壁である可能性が高いため、腰壁を切断して壁量を減らすことは避けるべきでしょう。

木造建築の場合なら、腰高窓の腰壁部分には柱や筋交いなどはない可能性が高く、壁を切断しても強度には影響しないことが多いでしょう。ただし、これは「木造軸組み工法」で建築された住宅の場合です。2×4(ツーバイフォー)工法などの住宅では、壁そのものが耐力壁である場合が多く、切断して壁量を減らすことで強度や耐震性に影響が出る場合がありますので、必ず専門業者さんにあらかじめ確認してもらいましょう。

また、窓の外の空間にドアを開けて出入りする余裕がない場合も、もちろんリフォームはできません。特に、外開きのドアにする場合は、ドアを全開にできるだけの空間の余裕は確実に確保しなければなりません。

窓をドアにするリフォーム方法はいろいろ

窓からドアに替えるリフォームで最も簡単なのは、掃き出し窓の部分を引き違い式の引き戸に交換する方法です。開きドアにはなりませんが、勝手口などとして利用する分には十分な使い勝手が得ることができます。引き違いでは使い勝手がよくないという場合は、学校や役所などの入り口によくある両開きのドアにしてしまうのも一案でしょう。今は既存の窓枠を壊さず、カバー工法でドア枠が取り付けられるので、工期も費用も抑えることができるよい方法です。

また、玄関のような片開きのドアにどうしてもしたいという場合には、片側にドアを施工し、もう片側はFIXパネルなどではめ殺しにすると費用が抑えられます。「もともとはここに掃き出し窓があった」ということが見る人にわかっても構わないなら、比較的安価で効率的な方法です。パネル部分は、格子調やステンドグラス調など凝ったデザインを選ぶことも可能です。

腰高窓からドアにしたい場合は、壁の解体工事を伴うことになるためかなりの費用がかかります。もし外壁の張り替えを検討しているなら、外壁リフォームと同時に行うのが最もお得になるでしょう。

おわりに

いかがでしたか?窓枠を解体しないカバー工法が普及し、窓のリフォームはどんどん身近なものになっています。とはいえ、窓をドアに替えるとなると特殊なリフォームに分類されるため、まずは施工業者さんに現場を確認してもらい、計画段階から慎重にリフォームを検討する必要があるでしょう。一括見積を利用すれば、ご自宅の詳しい事情などもすぐに伝えられ、相談に対する多くの業者さんの回答を比較検討しながら信頼できるリフォーム業者さんを探すことができます。

もっと具体的なリフォーム・リノベーション費用について知りたい方は、厳選された複数リフォーム業者での価格見積もりを無料で徹底比較できる、リフォーム料金一括見積もりサービスをお気軽にご利用ください。

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