リフォームでの後悔をなくそう！計画を立てる際のポイント紹介

きちんと計画を立てて、業者と相談しながらリフォームを行ったとしても、「もっと○○すればよかった」「○○するんじゃなかった」と後悔してしまうことは少なくないようです。

一体どのような後悔が多いのでしょうか。

工費をケチってしまった

リフォームの後悔の中で、よく言われるのが「費用の関係で諦めたけど、やっぱりやっておけばよかった！」というものです。たとえば、

「予算オーバーだったため、食器洗い乾燥機付きのシステムキッチンを諦めたが、キッチンはめったに交換するチャンスはないのだからやっておけばよかった。」
「キッチンの換気扇、コンロ、カウンターの予算をケチって、安っぽいものになってしまった。いずれも毎日使うものなので、もっと機能性の高いキッチンにしておけばよかった。」
「床暖房と普通のフローリングの二種類の見積もりを出してもらって、普通のフローリングを選んでしまったが、今後床を工事することはないのだから床暖房を選んでおけばよかった。」
「水まわりの中でもキッチンや浴室に費用を取られて、洗面台を平凡なものにしてしまった。家族全員が毎日使う場所なので、もっと機能性の高い洗面台にしておけばよかった。」
「外壁を上から張り替えたが、予算をケチらずに外壁を外して断熱材も張り替えたほうが保温効果も上がり、光熱費も抑えられた」

などです。まとめると、「キッチン」「床」「洗面台」「外壁」のリフォームに関して、「予算をケチらなければよかった」と思うことが多いようです。

後悔しないポイントは「毎日の暮らし」と「メリハリ予算」

リフォームには予算がありますので、「せっかくだから」とあれもこれも追加しようとすると、費用はとんでもないことになってしまいます。しかし、リフォームはそう頻繁に行うものではありません。追加工事をしようとすると、余計に費用がかかってしまうことになります。

リフォームをする際は、自分一人の視点だけではなく、家族の要望などをよく聞き入れて、広い視野をもって吟味することが重要です。

要望をまとめたら、予算に応じて優先順位をつけていきましょう。そのとき、毎日の暮らしに大きな影響を与える場所については、なるべくグレードダウンを避けるようにしたほうが良いです。

「キッチン」「床」「洗面台」「外壁」は、いずれも毎日の暮らしに密接にかかわっています。このような場所にしっかり予算をかけることが、満足度アップのポイントになります。

また、業者を決める前に、一括見積を行い、リフォームの工事費用を比較することも重要です。さらに、削るところは業者と相談しながら徹底的に削る「メリハリ予算」も大切です。一括見積もりから絞りこんだ業者にコストダウンを相談すれば、相談に乗ってもらえます。

今回紹介したポイントをおさえて、リフォームで後悔しないようにしましょう。

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