デスクカウンター下の活用方法をご紹介します!デスクカウンター下の高さは68㎝~70㎝ほどが理想的

先日、「デスクカウンターは安易に取り付けないほうがよい!」というコンテンツを紹介させて頂きました。大変反響がありましたが、すでに取り付けているという話も頂きました、そんな方にカウンター下の活用方法をご紹介するとともに、今後取り付ける方にはカウンター下の有効寸法を確認してもらうよう提案します。

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デスクカウンター下のスペースを有効活用しましょう!

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先日、投稿した「デスクカウンターは安易に取り付けるべきではない」という内容は多くの方にご覧いただき反響がありました。中にはすでに取り付けてしまい「残念です」という方もあり、以下にデスクカウンターが多く取り付けられているかということを改めて感じました。
デスクカウンターは特に注文住宅に多く取り付けられており、中にはキッチンと一体型となる場合もあり
家具でもソファとデスクが一体化されたものまで販売されているほどです。
そんなデスクカウンター下のスペースを有効活用する方法をご紹介します。

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デスクカウンター下のスペースの寸法を把握しましょう!

デスクカウンター下のスペースを有効活用するためには
デスクカウンター下のスペース、つまり高さがどのぐらいあるか?調べてみて下さい。
デスクは一般的に天板の下に引き出しがついているもの、学習デスクのようなものは
引き出し下のスペースが狭くなってしまう事もあり、天板TOPの高さが72㎝~76㎝ほどあります。
しかしながら、デスクカウンターは板のみということもあり、ほとんどのデスクカウンターが
天板TOPの高さが70㎝ほどとなっております。
カウンターに用いられる建材、板の厚みは30㎜(3㎝)のものが多く
天板下は67㎝ほどとなっている場合が多いのではないでしょうか?

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もしすでにデスクカウンターがついている場合、そのカウンターの天板下から床までの高さを測ってみて下さい

デスクカウンター天板下の活用方法 その① デスクワゴンを設置する

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「デスクワゴン」とは学習デスクの袖にあるキャスター付の引き出しの家具のことを言います。
デスクにくっついているワゴン、つまりセットものが多いのですが、中にはデスクワゴンのみ単品で販売できるものがございます。そんなデスクワゴンをデスクカウンター下に活用する方法がございます!

デスクワゴンの高さにご注意ください!デスクワゴンの多くは60㎝ほどものが多い!

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デスクワゴンは基本的に天板下に引き出し収納があるタイプの下に入るように設計されているものが多く
引き出しは7cm前後あるため、天板の厚みを考えるとワゴンの多くは60㎝、もしくは60㎝以下のものが多くございます。中には上の写真のように天板が昇降式となっており、デスクの高さに合わせることができるタイプもございます。

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デスクワゴンの中には高さが60㎝以上あるものもあり、
下の写真で紹介しているデスクワゴンは63.5㎝あり、64㎝ほどある
高さの高いものです。
天板の高さが70㎝で天板の厚みが4㎝なので
カウンター下が66cm
そのスペースに63.5㎝のデスクワゴンを納めた写真がこちらです。

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デスクカウンターは天板下に引き出しがないため
少しでも高さのあるタイプを選ぶことで
天板とデスクワゴンの隙間がなくなるので納まりがよくなります。

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上の写真は天板の高さ70㎝、天板の厚み30㎜
デスクカウンター下の有効寸法67㎝に対して高さ62.5㎝のデスクワゴンを設置しております

デスクワゴンは比較的幅が狭いものが多く、文房具やプリント類などを収納するのに便利な道具です。
ワークスペースにおひとついかがでしょうか?

デスクカウンターはお子さんの勉強スペースという目的やミシンやパソコンをするスペース

デスクカウンターを皆さんはどのように活用してますか?
私たち家具屋でヒヤリングすると、最も多い声が
「お子さんの勉強スペース」「宿題をするスペース」です。
その他、デスクトップのパソコンを置くスペースやミシンをかけるスペース
といった声も耳にします。

しかしながら、デスクとして今後何十年間と使用し続けますか?

みなさんはどうでしょうか?

実際に住んでみると、想像していた使い方と異なり
デスクカウンターが物置となってしまう場合もあると思います。
お子さんの勉強スペースのつもりが
そこで勉強せず、ダイニングテーブルの上やリビングテーブルの上で
勉強していたり、あらかじめ計画していた通りに使うことができない場合があるのではないでしょうか?

住まいは10年、20年、30年、40年間使用する!使い方をデスクに固定しないという考え方が必要です

先日もデスクカウンターを安易に取り付けないほうがよいという提案をさせて頂きましたが、
最も訴えたいのが30年間、いやそれ以上長く住むことを考えると
デスクを壁に固定して使い方を限定してしまうべきかどうか?考えてみて下さい。

そこにスペースがあれば、デスクを置いてワークスペースとして使用できます。
そこにスペースがあれば、収納家具を置いて収納スペースとして使用できます。
そこにスペースがあれば、ピアノを置いて趣味のスペースとして使用できます。

このように壁に天板を固定してしまうことで
3つの使い方のうち2つは犠牲にしなければなりません。

しかしながら今回はデスクカウンターを取り付けても
デスク兼収納スペースとして使用できる提案をさせて頂きます。

そのカギを握るのが天板下の高さなのです。

デスクカウンター天板下の活用方法 その② ユニット家具を使う

デスクカウンター下の使い方提案!CGで再現、3Dコーディネートで提案してみました。

デスクカウンター下のスペースに「デスクワゴン」を活用する方法をご提案させて頂きました。
次にご紹介するのがデスクカウンター下のスペースが68㎝以上ある場合の
限定した使い方の提案です!

なぜ68㎝以上という限定が必要なのでしょうか?

それはユニット家具の高さが67.5㎝だからです。
ユニット家具の天板は25㎜、2.5㎝なので
箱の高さは67.5㎝となります。
そのBOXをデスクカウンター下のスペースに
活用する方法をご紹介します。

まず、ご紹介するCGがデスクカウンターのみの場合

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次にデスクカウンター下にデスクワゴンを設置したCGイメージ

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次にデスクカウンターにユニット家具(天板なし)を2つ(幅60㎝と幅30㎝)を入れ込んだCGイメージ

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上のCGイメージではデスクの機能を残しつつ、収納力を増やす提案です。

最後にご紹介するのが、
デスクカウンター(幅190㎝)にユニット家具(天板なし)を入れ込んだCGイメージ

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この使い方はデスク機能が完全になくなりますが、
ワークスペースが収納スペースに代わる使い方の提案です!

30年間という長い歳月を考えれば、
デスクカウンターでワークスペースという使い方を固定するのではなく
家族構成や使い方に合わせて、デスクカウンターが収納家具に変身するのです。

デスクカウンターが収納家具に変身!

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デスクカウンターを設置したけど、
実際に住んでみるとワークスペースとしてあまり活用していない
という事があれば
いっそのこと、ワークスペースを収納スペースに変えた方が良いのではないでしょうか?

そんな時に活躍するのがユニット家具です。
ユニット家具とは引き出しや扉の箱パーツと天板パーツが別々に構成されており
天板パーツなしで使うことも可能です。

ただし通常ユニット家具の箱は天板がベニアむき出しの為
化粧した天板を乗せるのが通例です。
しかし、デスクカウンターをユニット家具の天板として活用できれば
ユニット家具の天板なしでも使うことができるのです。
上の写真はその提案事例です。

デスクカウンターの高さ73㎝、天板厚30㎜(3㎝)なので
天板下の高さが70㎝もあるため
高さ67.5㎝のユニット家具をデスクカウンター下のスペースに押し込んだ写真です。

このようにデスクカウンター下の方が68㎝以上あれば
天板下にユニット家具を押し込むことで
デスクスペースが収納家具に変身するのです。

現在、お住まいを建築中の方、これから建築される方に…デスクカウンターを取り付ける予定であれば天板下の有効寸法を68㎝に

インテリアショップがこの投稿でもっとも訴えたいのが
現在、新居を建築中、これから建築する方に向けて
もしデスクカウンターを取り付けるならばデスクカウンター下の有効寸法を68㎝以上で考えて下さい!

住宅建材の板の厚みは30㎜、3㎝ほどある場合が多いため
仮に68㎝の有効寸法を確保すると、天板TOPの高さは71㎝となります。
学習デスクは引き出し付なので天板TOPの高さが72㎝~76㎝なので
71㎝という高さは決して高い高さではございません。

もし、デスクカウンターがワークスペースとして活用しないと判断した場合に
ユニット家具の天板なしを活用して頂ければ
ワークスペースが収納スペースと早変わりします。

住まいは30年いやそれ以上住むことを想定して
使い方を固定化しないことが重要です。
家づくりをするタイミングがお子さんが幼稚園児という方が多く
そのタイミングを逃すと次は実家の建て替え時期で
その頃にはお子さんが高校生や大学生となります。
お子さんが幼稚園児と高校生では
お部屋の使い方が大きく異なる為
その時々に合わせて、柔軟に対応できる住まいが理想の住まいです。

もう一度、提案します。
「デスクカウンターは安易に取り付けるべきではない」
もし取り付けるならば天板下の有効寸法をしっかり計算して下さい!

デスクカウンターは安易に取り付けるべきではない!もし取り付けるならばカウンター下の有効寸法を68㎝以上にすべき

参考にしてください。

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