病院向けの勤怠管理システムおすすめ5選を紹介|課題や選び方も解説

病院やクリニックの勤怠管理をするときには、医師や看護師、事務員の勤怠管理は複雑なので、医療機関に特化した勤怠管理システムを選ぶのがおすすめです。病院の勤怠管理の課題や勤怠管理システムの選び方、おすすめの製品を紹介します。

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病院の勤怠管理の課題

提供:LIMIA編集部
  • シフト作成や様式9など対応が難しい
  • 夜勤や当直のシフトで集計が複雑
  • 残業や休憩時間を正しく把握できない
  • 複数拠点ある病院だと勤怠管理が難しい

病院の看護師や医師、事務員の勤怠管理の課題は、シフト管理や集計が難しいことや勤務時間を正しく把握できないことなどがあげられます。また、複数拠点のある病院で勤務する場合、勤怠管理がより難しくなります。さらに、2024年の4月からは新たな働き方改革が始まるため、対応が必要です。

「医師の働き方改革」とは

「医師の働き方改革」は、2024年の4月から始まる医師などの健康や時間を守る働き方を推進する取り組みのことです。

病院の規模に応じて異なりますが、A水準の病院の場合、医師の時間外労働は年間で原則980時間が上限になります。また、連続で勤務したときには、インターバルをとって休息を確保する必要があります。もし時間外や休日労働が月間で100時間を超えると、面接指導を実施しなければなりません。

この取り組みに従うためにも、勤怠管理は正確に行う必要があります。

※参考:医師の働き方改革(厚生労働省)

病院におすすめの勤怠管理システムの選び方

提供:LIMIA編集部

病院の看護師や医師の勤怠管理を行うときには、いくつかチェックしておくポイントがあります。ここでは、病院におすすめの勤怠管理システムの選び方を解説します。

複雑な勤務形態に対応できるか

病院で勤怠管理システムを導入するときには、夜勤や宿直などの複雑なシフトに対応しているかチェックしましょう。勤怠管理システムのなかには、医療業種でも使用できるような複雑なシフト管理ができたり、集計も行える機能を搭載している製品もあります。

また、訪問医療や看護を行っている病院では、訪問先でも勤務時間を管理できるようにスマートフォンなどから打刻できるものがおすすめです。

様式9に対応しているか

入院ができる病院で導入する勤怠管理システムは、様式9に対応しているかも選ぶときの重要なポイントです。

様式9は入院費を請求するのに必要な書類なので、紙や別々のツールを使っているとミスが発生したり、集計に手間がかかります。様式9に対応している勤怠管理システムであれば、ミスを防いだり、集計をスムーズにすることができます。

医師や看護師も使いやすいものか

医師や看護師が使いやすいデザインであることも重要なポイントのひとつです。操作が複雑だったり、打刻に手間がかかるものは避けておくのが良いでしょう。

病院で打刻する場合には、顔認証に加えて検温が一緒にできたり、ビーコンで打刻できるような製品を使うのもおすすめです。

病院におすすめの勤怠管理システム比較一覧表

サービス名

主な打刻方法

シフト管理機能

有給・残業申請機能

その他の機能

無料トライアル

利用料金

サポート体制

ジョブカン

パソコン、スマートフォン、ICカード、顔認証、ジオフェンシング打刻など

あり

あり

工数管理、集計など

あり(30日間)

・無料プラン ・有料プラン1(機能1つ):200円/登録1人につき ・有料プラン2(機能2つ):300円/登録1人につき ・有料プラン3(機能3つ):400円/登録1人につき ・有料プラン4(機能4つ):500円/登録1人につき ※月額最低利用料金2,000円 ※大規模(500名目安)は要問い合わせ ※税抜価格

メール、電話、チャット

KING OF TIME

パソコン、タブレット、スマートフォン、ICカード、顔認証など

あり

あり

給与計算、自動集計など

あり(30日間)

月額300円/登録1人につき ※税表記なし

メール、電話、チャット

freee 人事労務

パソコン、タブレット、スマートフォン、ICカードなど

あり

あり

アラート、集計、給与計算など

・ミニマム:月額2,600円/登録5人につき ・スターター:月額3,900円/登録5人につき ・スタンダード:月額5,200円/登録5人につき ・アドバンス:月額7,150円/登録5人につき ※年額プランあり ※最低利用人数5人以上 ※税抜価格

メール、電話、チャット ※プランによって利用できるサポートが異なる

ジンジャー勤怠

パソコン、タブレット、スマートフォン、ICカードなど

あり

あり

年末調整、入社手続き、給与計算など

あり(1ヶ月間)

要問い合わせ

メール、電話、チャット ※プランによって利用できるサポートが異なる

TimePro-VG

パソコン、ICカード、スマートフォン、顔認証、検温など

あり

あり

勤務時間インターバル、アラートなど

あり

要問い合わせ

メール、電話、リモート操作など

病院におすすめの勤怠管理システム5選

ここでは、病院での利用にもおすすめの勤怠管理システムを紹介します。医療機関に特化した勤怠管理システムもあるので、チェックしてみましょう。

ジョブカン

出典:ジョブカン勤怠管理

「ジョブカン勤怠管理」は、医療機関にも特化した機能を搭載した勤怠管理システムです。時間外労働の集計は、1日・1週間・1ヶ月間・2〜6ヶ月間・1年間で集計ができます。時間外労働の上限を超えた月数はわかりやすく表示されるので、時間外労働の超過を防ぎやすくしてくれます。

打刻方法には顔認証に加えて、体温計の機能が追加された打刻機を使うこともできます。そのほかにも、スマートフォンのGPSを活用した打刻方法もあります。

また、作成に手間がかかるシフトは5分単位で設定ができ、複雑なシフトパターンにも対応しています。

主な打刻方法

パソコン、スマートフォン、ICカード、顔認証、ジオフェンシング打刻など

シフト管理機能

あり

有給・残業申請機能

あり

その他の機能

工数管理、集計など

無料トライアル

あり(30日間)

利用料金

・無料プラン ・有料プラン1(機能1つ):200円/登録1人につき ・有料プラン2(機能2つ):300円/登録1人につき ・有料プラン3(機能3つ):400円/登録1人につき ・有料プラン4(機能4つ):500円/登録1人につき ※月額最低利用料金2,000円 ※大規模(500名目安)は要問い合わせ ※税抜価格

サポート体制

メール、電話、チャット

KING OF TIME

出典:KING OF TIME

「KING OF TIME」は、豊富な打刻方法で病院に合わせた打刻方法を選べます。打刻方法はパソコンやスマートフォンなどはもちろん、温度検知機能やアルコールチェック機能を連携させることも可能です。

複雑なシフト管理も簡単にでき、拠点ごとの集計もできるため、複数拠点ある病院にもおすすめですよ。

利用料金はワンプライスの登録1人につき月額300円で、全ての機能を使用できます。システム管理も強化されており、データのバックアップやシステムバージョンアップも行われます。

主な打刻方法

パソコン、タブレット、スマートフォン、ICカード、顔認証など

シフト管理機能

あり

有給・残業申請機能

あり

その他の機能

給与計算、自動集計など

無料トライアル

あり(30日間)

利用料金

月額300円/登録1人につき ※税表記なし

サポート体制

メール、電話、チャット

freee 人事労務

出典:freee 人事労務

「freee 人事労務」の勤怠管理システムは、Web上で打刻や勤怠管理ができるシステムです。打刻の修正や管理もパソコンやスマートフォンから行えるため、忙しいときにもちょっとした合間に勤怠管理が行えます。

管理者画面はタイムカード形式で見やすく、今まで紙製のタイムカードを使っていた病院でも移行しやすくなっています。

導入時には専任のスタッフが操作方法を丁寧に案内してくれます。導入後にも不安な点があれば、電話やメール、チャットでサポートを受けることも可能です。

主な打刻方法

パソコン、タブレット、スマートフォン、ICカードなど

シフト管理機能

あり

有給・残業申請機能

あり

その他の機能

アラート、集計、給与計算など

無料トライアル

利用料金

・ミニマム:月額2,600円/登録5人につき ・スターター:月額3,900円/登録5人につき ・スタンダード:月額5,200円/登録5人につき ・アドバンス:月額7,150円/登録5人につき ※年額プランあり ※最低利用人数5人以上 ※税抜価格

サポート体制

メール、電話、チャット ※プランによって利用できるサポートが異なる

ジンジャー勤怠

提供:ジンジャー勤怠

「ジンジャー勤怠」は、直感的な操作で使いやすい勤怠管理システムです。勤務状況は自動で集計され、過重労働や有給未消化を防ぐアラート機能も搭載されています。

スマートフォンアプリを使えば、GPS打刻や直行直帰の操作ができるので、訪問医療や看護を行っている病院にもおすすめです。

また、シフトもパソコンやスマートフォンアプリから申請や管理ができ、シフトが確定した場合メールでの通知が行われます。

主な打刻方法

パソコン、タブレット、スマートフォン、ICカードなど

シフト管理機能

あり

有給・残業申請機能

あり

その他の機能

年末調整、入社手続き、給与計算など

無料トライアル

あり(1ヶ月間)

利用料金

要問い合わせ

サポート体制

メール、電話、チャット ※プランによって利用できるサポートが異なる

TimePro-VG

出典:アマノ株式会社

アマノ株式会社が運営している「TimePro-VG」は中・大規模の病院などにおすすめの勤怠管理システムです。国内ではシリーズ累計で約20,000社以上(※)の企業に導入されており、病院でも多く取り入れられています。

リアルタイムで労働時間や残業時間などの勤務状況をチェックでき、上限の超過前にアラート通知を行ってくれます。また、様式9の作成に必要な情報を出力できるのも特徴のひとつ。

打刻には顔認証や検温機能が搭載された打刻機などもあり、「Linkit 勤怠」を利用すればビーコンでの打刻も可能です。

※参考:アマノの強み

主な打刻方法

パソコン、ICカード、スマートフォン、顔認証、検温など

シフト管理機能

あり

有給・残業申請機能

あり

その他の機能

勤務時間インターバル、アラートなど

無料トライアル

あり

利用料金

要問い合わせ

サポート体制

メール、電話、リモート操作など

病院向けの勤怠管理システムをミツモアでもっと探してみよう!

出典:ミツモア

病院に合った勤怠管理システムをもっと知りたい人は、「ミツモア」のサービスを利用してみましょう。ここでは、ミツモアの特徴を紹介します。

質問に答えるだけでおすすめ製品を提案

「ミツモア」では病院に関した簡単な質問に答えるだけで、最大5つの勤怠管理システムを提案してくれます。サクッと勤怠管理を選びたい人にもおすすめのサービスです。

口コミを参考にして厳選できる

「ミツモア」には勤怠管理システムを実際に利用しているユーザーの口コミを見ることもできます。無料版やトライアルがない勤怠管理システムが候補にある場合には、ユーザーの口コミを参考に選ぶのも良いでしょう。

病院の勤怠管理に関するQ&A

出典:LIMIA編集部

Q1. 病院で勤怠管理システムを取り入れるときのポイントとは?

A. 操作がしやすく、複雑なシフトや様式9などに対応しているかがポイント

病院で使用する勤怠管理システムは、操作がしやすかったり、打刻方法が簡単な製品を選ぶのがおすすめです。また、夜勤や宿直などの複雑なシフトや様式9の出力に対応しているのも選ぶときのポイントになります。

Q2. 医師の働き方改革とは?

A. 2024年4月から始まる医師の健康と時間を守る取り組みのこと

医師の働き方改革とは、医師の勤務時間の上限を定めることで、医師の健康を守る取り組みのことです。2024年4月から取り組みが始まり、病院の規模に合わせて勤務時間の管理を行う必要があります。

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※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年12月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

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