【画像】ムカデの幼虫の見た目は?ヤスデとの違い・駆除方法も紹介

庭だけでなく家の中でも現れることのあるムカデの幼虫。本記事では、そんなムカデの幼虫の見た目や、ヤスデ・ゲジゲジとの違い・正しい駆除方法を紹介していきます。

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【画像】ムカデとは?ヤスデ・ゲジゲジとの違い

ムカデ・ヤスデ・ゲジゲジの違いを解説していきます。虫によって有害性が異なるので「自宅でみかける虫が何の虫なのかわからない」という方はチェックしておいてください。

ムカデは赤い触覚や大きな手足が目立つ「害虫」

  • 体長:5~30cm
  • 特徴:赤い頭部と手足・黒い胴体
  • 害:有毒性・攻撃性を持っている

ムカデは黒くて平べったい胴体と、赤い頭部・手足が特徴の虫です。また、強い毒を持っている「害虫」であるところが、無害なヤスデやゲジゲジとの大きな違いであるといえます。

LIMIA編集部
ムカデは人への攻撃性も高いので、みかけたら刺激しないように殺虫スプレーですばやく駆除してください。

噛まれると激しい痛みや腫れを伴うため、すみやかに病院で対処してもらうようにしましょう。

ヤスデはミミズのようなフォルムの「益虫」

  • 体長:2~5cm
  • 特徴:触角と手足が短く、胴体は茶色と黒の縞模様
  • 害:有毒性はないが、体液に悪臭や刺激性がある

ヤスデは茶色と黒の縞模様がある胴体と、短い手足が特徴の虫です。平べったく鋭い見た目のムカデと違って、ミミズのような丸っこいフォルムをしています。

また、有毒性や攻撃性がないところもムカデと違うポイント。庭にある落ち葉や朽木を主食とし、分解してくれる「益虫」であるといえます。

LIMIA編集部
ただし、ヤスデを刺激すると悪臭のする体液を出すため注意が必要です。

誤って体液を触ると皮膚がただれてしまうこともあるため、触れてしまった場合はすみやかにお湯で洗い流して、病院で診てもらうようにしましょう。

ゲジゲジは大きい手足と触覚が目立つ「益虫」

  • 体長:2~4cm
  • 特徴:触角・手足が胴体よりも長く全体的に黒色
  • 害:人に対して毒性も攻撃性もない

ゲジゲジは全体的に黒っぽく、胴体より長い手足が特徴の虫です。ムカデやヤスデと違って手足が長く、エビのような見た目をしています。

また、ゲジゲジはムカデと違って有毒性や攻撃性がないうえ、ゴキブリやダニ・シロアリなどの害虫を食べてくれる「益虫」であるという特徴があります。

LIMIA編集部
ただし、ゲジゲジの体や手足には、人体にほとんど影響しないほどの微量の毒があるため、むやみに触ったり刺激したりしないように気をつけましょう。

ムカデの幼虫もヤスデの幼虫も成体と同じ見た目をしている

ムカデやヤスデ・ゲジゲジの幼虫は、成虫と同じ特徴を持ったままの小さい姿をしています。

また、ムカデの赤ちゃんは、生まれたての場合だと体長約2mm前後で、全身が白い色をしていることもあります

ムカデの赤ちゃん?小さいムカデのような虫は?

庭先や家の中で小さいムカデのような虫を見かけたら、ムカデの幼虫である可能性が高いといえます。

ただし、平べったさや長い触覚などがなく、よりミミズに近い見た目をしている場合や、丸まっている姿を目撃したらヤスデの赤ちゃんである可能性も高いので、よくチェックしてみてください。

ムカデは幼虫でも危険!毒に注意

ムカデの幼虫は、小さくても人体にとって有害な毒を持っているため注意が必要。ここでは家によくいるムカデの種類も紹介していくので、気になる方は把握しておくようにしましょう。

ムカデには毒があるので、触らないで!

ムカデには、成虫はもちろん幼虫にも強い毒があります。見つけたら余計な刺激をせず、殺虫スプレーですみやかに駆除するようにしましょう。

駆除する際は、できるだけムカデから距離を取ってすばやく動きを止めてください。

死骸を処分する際は直接触れないように気を付けつつ、トングやスコップを使いながら、新聞紙などに包み、袋に密閉した状態で燃えるゴミに出しましょう。

家の中でよく見かけるムカデ3種

  • トビズムカデ・・体長12cm前後・赤い頭部と黄色い手足が特徴
  • アオズムカデ・・体長8cm前後・青い頭部が特徴
  • アカズムカデ・・体長10cm前後・頭部と手足が赤いのが特徴

庭先から家の中に侵入してくるムカデは3種類います。

どのムカデも有毒性と攻撃性があるため噛まれないように注意が必要。みかけたら余計な刺激をしないよう気を付けながら、殺虫スプレーですばやく駆除しましょう。

ムカデの幼虫がいたら大量発生している可能性がある

ムカデは5~6月の梅雨の時期に50個近い卵を産むため、9~10月にムカデの赤ちゃんをよく見かける場合は、すでに繁殖している可能性が高いといえます。

また、ムカデの赤ちゃんの近くには親ムカデがいる可能性が高いため、駆除する際には注意が必要。あまりにも大量発生している場合は刺激せず、業者に依頼して駆除してもらうのが安全です。

ムカデの幼虫の発生原因は?

ムカデの幼虫の発生原因は、ムカデのエサとなる害虫が多く、ムカデにとってすごしやすい環境が整っているからだといえます。

ムカデは、ゴキブリやダニなどの生きた虫をエサとする習性があるため、近くでそれらの虫が繁殖している可能性が高いことが考えられます。

また、庭の草木が生い茂っている場所や長年手入れをしていない場所は、ムカデや、エサとなるゴキブリなどが住みやすい環境となります。

高い頻度でムカデや幼虫をみかける場合は、大量発生している可能性が高いので一度業者に相談してみるようにしましょう。

ムカデの駆除方法

駆除方法

シーン

頭部を叩く

一匹だけ見つけた場合

ムカデに効く殺虫剤を使う

一匹だけ見つけた場合 一度に数匹見つけた場合

業者に依頼する

一度に大量に見かけた場合 幼虫を高頻度でみかける場合

ムカデは動きがすばやく、人を攻撃してくる虫なので、駆除する際はすみやかに行うのがポイントです。

また、生命力が高く、胴体がちぎれてもしばらく動くことがあるため、できるだけ頭部を狙ったり殺虫剤で的確に仕留めるようにしてください。

もし大量発生している場合は、刺激を与えると一斉に攻撃してくる可能性があるため、すみやかにその場を離れ、駆除業者に依頼するようにしてください。

ムカデの幼虫が大量発生したら駆除業者への依頼がおすすめ

出典:害虫110番

※1 「害虫駆除110番」運営サイト全体のお問い合わせ件数になります。
※2 対応エリア・加盟店により異なります。

家の中でムカデやムカデの幼虫を発見した場合は、家全体が害虫の住みやすい環境となってしまっている可能性があります。根本から原因を断ちたい場合は「害虫駆除110番」のムカデ駆除サービスの利用がおすすめです。

8,800円(税込)〜依頼でき、最短30分の無料診断も可能。害虫駆除のプロがスピーディーに対応してくれます。電話・メールでのご相談は24時間365日受付中のため、ムカデの駆除にお困りの人はまずは気軽に事前見積もりのご相談をしてみてはいかがでしょうか。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前に了承得た上で調査費用等が発生する場合があります。

ムカデの幼虫の発生を予防する対策方法

場所

予防・対策方法

屋外

・ムカデのエサとなるゴキブリの駆除を行う ・庭やベランダに忌避剤を撒く ・湿気のたまりやすい場所は定期的にチェックする

屋内

・家にある隙間を塞いで侵入経路を断つ ・ムカデのエサとなるゴキブリやダニの駆除を行う

屋外:ムカデのエサとなるゴキブリの駆除を行う

ムカデはゴキブリをエサとする虫。ゴキブリがいる限りムカデが寄ってきやすい環境ができてしまうため、まずはゴキブリの駆除を行うようにしましょう。

庭先の植木鉢の裏や手入れしていない草木の間、ゴミ置き場のまわりはゴキブリが住みつきやすい場所なので、忌避剤や毒餌を設置しておくのがおすすめです。

屋外:庭やベランダに忌避剤を撒く

庭先の草木の間やベランダの植木鉢のふもとなど、いつも日陰になっている湿っぽい場所はムカデが住みつきやすい場所なので、ムカデ用の忌避剤を設置しておくようにしましょう。

ドラッグストアなど市販で購入することができるので、気になる方は近くの店舗でチェックしてみてください。

屋外:湿気のたまりやすい場所は定期的にチェックする

ムカデは、暖かく湿っぽい場所に好んで生息する虫です。

庭の草木が生い茂っている場所を手入れしたり、置きっぱなしの植木鉢を移動させたりして、定期的にムカデの幼虫がいないかチェックしましょう。

ムカデは夜行性なので昼間に行うのがおすすめです。

LIMIA編集部
庭の手入れをする際は、誤ってムカデを刺激して噛まれないよう注意が必要です。殺虫剤を携帯しながら、肌を出さない服装で、厚手の手袋をして作業を行うようにしましょう。

その際、ゴキブリの巣がないかを同時にチェックするとより効果的です。

屋内:家にある隙間を塞いで侵入経路を断つ

  • 玄関・窓・網戸の隙間
  • キッチン・トイレ・風呂場にある排水口や窓・換気扇
  • 天井・床・壁の隙間

ムカデは水気の多いジメジメとした場所を通って家の中に侵入してきます。外とつながっている部分は、補修テープやパテを使ってしっかり埋めるようにしましょう。

ムカデの侵入経路をふさぐことで、ムカデのエサとなるゴキブリや、ほかの害虫の侵入も防ぐことができるので、できるだけ早めに行うようにしましょう。

屋内:ムカデのエサとなるゴキブリやダニの駆除を行う

ムカデのエサとなるゴキブリやダニが、室内で繁殖しないようにするのも大切なポイントです。

キッチン・風呂場などの水まわりや、家具と壁の間などにゴキブリ用の忌避剤を置いてゴキブリを駆除しましょう。

また、布団や衣類はこまめに天日干しし、畳には毎日掃除機をかけてダニを駆除・予防するのも重要です。

ムカデの幼虫に関するQ&A

Q1. ムカデの幼虫とヤスデの幼虫との見分け方は?

A. ムカデの幼虫は平べったく触角が長いのが特徴で、ヤスデの幼虫は丸っこくミミズのようなフォルムなのが特徴です。

ムカデの幼虫は平べったくて触覚や手足が長めであるのに対し、ヤスデの幼虫は丸みがあり手足や触角が短いという特徴があります。

Q2. 小さいムカデのような虫の正体は何?

A. ムカデの幼虫である可能性があります。

ムカデの幼虫は、成虫とほとんど同じ見た目をしています。また、幼虫のなかには白い色をしている場合もあります。

Q3. 小さいムカデを家の中でみかけたらどうすべき?

A. 一匹であれば殺虫剤で駆除すべきですが、大量発生している場合はすみやかに業者に相談するようにしましょう。

ムカデは幼虫にも攻撃性や有毒性があるため、むやみに刺激するのは避けたほうがいいでしょう。一匹であればすみやかに殺虫スプレーで駆除することができますが、大量発生している場合は自分で駆除しようとせず、プロに駆除依頼するのが吉となります。

Q4. ムカデの幼虫の駆除方法は?

A. 下記の3つの方法があります。

  1. 1.頭部を叩く・・一匹だけ見つけた場合
  2. 2.ムカデに効く殺虫剤を使う・・一匹だけ見つけた場合・一度に数匹見つけた場合
  3. 3.業者に依頼する・・一度に大量に見かけた場合・幼虫を高頻度でみかける場合

害虫駆除に関する記事はこちら!

※ 記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年4月)に基づいたものです。
※ 一部の画像はイメージです。
※賃貸物件を退去する際には原状回復を行う義務があるため、壁や床、ドアなどの部屋の設備に変更を加える場合は必ず賃貸借契約書を確認の上、事前に家主や管理会社の許可を取るようにしてください。
※ アイコン画像出典:PIXTA

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