冬に行う“花”のお手入れ【3つのポイント】
間違ったお手入れ方法を続けてしまうと、知らない内にお花の元気を奪ってしまう可能性も・・・
「冬にするべきお手入れ」を理解し、元気に冬越しさせましょう!
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冬は特に「寒さ対策」に焦点が当たるため、
お手入れ方法が他の季節とは少し異なります。
今回は、鉢植えの花のお手入れを中心にお伝えします。
①霜対策
下草や花類は「霜」の影響を受けることがあります。
霜により土が凍ると、根腐れなどのトラブルの原因にも。
また霜は花や葉にも降り、植物自体を傷めてしまいます。
こちらは当社ガーデンで植え替えをしたパンジーの鉢植えです。
朝は土がカチカチひんやり・・・花も下を向いてしまっています。
しかし日が出てお昼くらいになると花が前向きに↑↑
パンジーやビオラは寒さに強いため、霜が降りると花が少し痛んでくたっとなるものの、徐々に復活します。
しかし霜で弱ってしまう植物もあるので、土が凍らないような対策が必要です。
~マルチング~
霜対策には土をマルチング材で覆う「マルチング」が効果的。
土に空気や雨が直接触れなくなるだけで地面の温度差が小さくなるため、霜ができにくくなります。
一般的にはバークチップやウッドチップが使われます。
また敷くだけでおしゃれ感があがるのもマルチングのメリットです。
②肥料
冬は植物の成長が停滞する「休眠期」となるため、肥料は必要ない場合がほとんど。
ただし、この時期咲いている花には定期的に追肥をして元気な姿を保ってあげましょう。
当社ガーデンでも植え替え後、それぞれの鉢植えに固形肥料を与えています。
これで花が途切れることなく、冬もお庭を彩ってくれるはずです♪
③水やり
冬に多い水やりトラブルといえば、
水の与えすぎと時間帯です。
水の与えすぎは最悪「根腐れ」の原因になり、根から茎へと徐々に腐って枯れてしまうことも。
鉢植えの場合、水やり頻度は数日雨が降らず土が乾いているときだけでOK。
また暗い時間に水やりをすると、土が凍ってしまい根が傷みます。
日が差して少し暖かくなる朝~お昼頃の水やりがベストです。
まとめ
植物の力だけではトラブルを解決できないこともあり、
私たちが植物の小さな変化に気づいてあげることが大切です。
ご紹介した「マルチング」「肥料」「水やり」は人が施すものですから、
植物が出すサインをしっかりキャッチして、元気に育つ手助けができると良いですね。
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