■大改造■押入れがPOPなキッズスペースになりクローゼットになる

深くて高さのある大きな収納スペース・押入れ。
布団や季節外の家電を収納するだけでなく、生活スタイルに合わせて自分の手でDIY。
思い込みを捨てて、自分好みにデザインしよう!

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難易度の高い収納スペース*押入れ

押入れは本来布団を収納するために考えられた収納スペース。
でも、現在の生活スタイルでは全てが布団で埋まるほど布団を所有している家庭はほとんどありません。

半分は布団がはいっているけれど、もう半分は季節の家電や洋服に本など布団以外のモノをしまおうと考える人も多いです。
本来考えられていた布団以外のモノを入れる時、奥行が深く高さのある押入れは途端に難易度の高い収納スペースとなるのです。

今日は、ちょっとした工夫で我が家の押入れがその時々の生活スタイルにぴったりと合ったスペースとなった例をご紹介します。

押入れをキッズスペースへ

我が家は長男が小学3年生になるまで子ども部屋を作りませんでした。
それまではリビング横にある和室がキッズスペースです。

和室の畳スペースにはなるべく家具を置きたくないという想いから

Photo by Drawer Style

おもちゃの為の家具は本棚以外購入せず、押入れの下段をおもちゃスペースとすることにしました。

襖(ふすま)は常に写真のように右側に開けっ放しの状態にし、手前の襖に布を巻いています。
左側は、上を大きなピンでとめ暖簾のように布を垂れているだけです。

大きな襖だったので、森を連想させる柄の布を選び、前に赤いテントを置いてキッズスペースにぴったりなPOPな空間を作りました。
布を巻いているだけですが、子どもでもパッと見ただけでキッズスペースと分かり、お気に入りの場所でした。

また押入れの下段と言うのが子どもには「ひみつきち」のようで居心地もいいようです。
大人には使いにくいと感じる押入れの下段(特に奥)も子供にはちょうど良い高さなのですね。

キッズスペースをクローゼット&納戸へ

子どもが成長してくると、今度は子ども部屋を作ることになります。
すると、押入れのおもちゃは子でも部屋に移動。そのかわりに、限りある空間の中で押入れは大人の洋服を入れるクローゼットや納戸の役割を果たさなければいけなくなったりするのです。

押入れにワンピースやロングコート…しまえないことはないですが、裾を折ったり形が変化してしまう可能性もでてきます。
今までクローゼットにすっきりと納めていた洋服を押入れに入れなけらばいけなくなるのはなんともテンションが下がる事態ですね。

そんな中、何とかならないかということで、まずは押入れの中段を取ってしまうことにしました。

押入れの中段を取る→色を塗る→壁紙を貼る

押入れの中段を取り、奥の壁と襖には壁紙を貼り、周りには色を塗る。
布を巻いてPOPな印象だった和室も、グレーで合わせた落ち着いた空間となりました。
同じ和室とは思えないほどガラリと印象も変わります。
(ちなみに、照明も色を塗っただけで雰囲気が変わります)

濃い色の壁紙を奥に貼ったことにより、奥行が出て広く感じられるようになりました。

このスペースは上の図のように、左側がWIC(ウォークインクローゼット)、右側が納戸的な役割をしています。

ちょうど襖を真ん中にもってきて、襖の裏側には縦向きにクローゼットバーを設置し、左側から入るようにする小さなWICと
右側から入り、日常よく使うアイロンや書類関係をしまう納戸になります。

生活スタイルに合わせて空間をデザインする

リフォームをするとなると大がかりですが、自分でできる範囲で色を塗ったりするだけでもガラリと印象が変わりますし、
壁紙などプロの手を借りれば、更に理想に近づくことができます。

生活スタイルが変わったことによってあきらめるのではなく、より自分らしく暮らすことができるように家づくり・収納づくりも楽しみたいですね。

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著書『男の子がひとりでできる「片づけ」』(KADOKAWA)家族の“できる”が広がるやさしい収納□□□□□□□□□□□□□住宅メーカー勤務を経て、出産を機に退職…

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