知っているようで知らない接着剤の正しい選び方。用途やシーンに合わせて選ぶ接着剤はコレだ！

まずは接着剤の種類を知ろう

補修やDIYなど、何かと便利な接着剤。家庭で常備されている方も多いのではないでしょうか。そこで一つ、質問です。接着剤を選ぶ際どんなことを基準にしていますか？

「なんとなく」「安かったから」「瞬間接着剤ならどれも同じでは」という理由で選んでいる方は、この機会にぜひお手持ちの接着剤を見直してみましょう！

まずは接着剤の種類のご紹介から。接着剤は、大きく次のように分けられます。

●瞬間接着剤
シアノアクリレートと呼ばれる有機化合物を主成分とする接着剤で、接着面の水分に化学反応して一瞬で硬化します。

●エポキシ樹脂接着剤
エポキシ樹脂に硬化剤を混ぜ合わせ使用する接着剤です。硬化後の体積の収縮が少なく、充填接着が可能です。

●酢酸ビニル樹脂エマルジョン接着剤
主に木工用接着剤として販売され、「ボンド（白ボンド）」　とも呼ばれているタイプを指します。

●ゴム系接着剤
天然ゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴムなどを主成分とし、木材、金属、プラスチック、ガラス、タイルなどさまざまな素材に使用できます。

このように、一口に接着剤と言っても成分や使用できる素材には違いがあるのです。それでは具体的に接着剤の選び方やおすすめの商品をみていきましょう！

瞬間接着剤は液量コントロールや位置合わせがラクなものを！

接着剤の中でも、頻繁に使用するのが「瞬間接着剤」ではないでしょうか。その名の通り、瞬時に接着できるスグレモノは補修やDIYなどさまざまなシーンで活躍します。

でも、液量コントロールが難しく、多く出しすぎて白くなる「白化現象」が発生して作品が台無しになった、なんてことをよく耳します。また、指にくっついてしまってなかなか取れないなんてことも……。便利な瞬間接着剤は、接着力はもちろん扱いやすいものを選びましょう。

そこでおすすめなのが〔ロックタイト〕の《ピンポインター確実位置合わせ》です。液剤には白化を抑える成分が特殊配合されており、接着剤周辺の白化を抑制します。液量コントロールはサイドボタンで簡単に調整できるので、出し過ぎを防止します。

また、接着スピードが緩やかなので、塗布した後の位置合わせも可能。細かいパーツのピンポイント接着もラクラクです♪　白化しないので、アクセサリーの補修やハンドメイド、DIYと幅広く使用いただけます。

屋外や金属・ガラス・木材などにはエポキシ樹脂接着剤が便利！

エポキシ樹脂接着剤は、主成分のエポキシ樹脂に硬化剤を混ぜ合わせて使用する接着剤です。エポキシ樹脂接着剤は金属・ガラス・木材などに接着ができ、耐水性・対候性に優れているため、屋外のエクステリアや棚などに適しています。屋外や水濡れの場所にはエポキシ接着剤を使用するようにしましょう。

一般的なエポキシ接着剤はA液、B液の2つを同量混ぜ合わせて使用しますが、同量を出して混ぜるのは手間がかかりますよね。〔ロックタイト〕の 《インスタントミックス》《クイックミックス》のMIXシリーズは、ノズルを押すだけでA液、B液を同量混ざり合った状態で出せるので、とっても手軽。水回りの補修も簡単に行えますよ。

凹凸面や水回りにはパテ状の接着剤がオススメ

プラスチック製品、水槽、フェンス、戸、柱、浴室タイルなどの穴埋めや接着補修には、粘土状で凹凸のある面でも対応できるパテ状の接着剤がおすすめです。

《多用途補修パテ プチ》は、硬化後は耐水性・耐熱性に優れ、さらに削ることも塗装することも可能。もちろん、水周りでもしっかり硬化します。パックタイプになっているので、使いたい分だけを取って使用できますよ。

接着剤は用途に合わせて正しく選ぼう！

接着剤は用途に合わせて選ぶことで、はじめてその効果を発揮します。使うシーンや場所、素材に合わせて正しく選びましょう！

〔ロックタイト〕の各種接着剤は、その接着効果はもちろん便利な機能も兼ね備えています。補修、ハンドメイド、DIYの接着にはぜひ〔ロックタイト〕の接着剤を使ってみてくださいね。