梅酒で作る！料理＆お菓子＆ドリンク。鶏手羽元の梅酒煮・梅酒ゼリー・梅酒のワイン割のレシピ・作り方

梅酒、余っていませんか？

梅雨時になると、店頭に梅が並びます。梅の実はこの時期にしか手に入らないので、見かけると手作りをしてみたくなるものです。梅干しに始まり、梅シロップや梅ジャムなど、梅を楽しむ方法はいろいろとありますが、簡単に作れて、美味しく、日持ちもするのが梅酒です。

ただ、意外とたっぷり作れてしまうので、飲みきれずに残ってしまっているなんてことはないでしょうか。基本的に25度以上のアルコールで作った梅酒は傷んだりすることはないのですが、あまり長く置いておくのも邪魔であったり、心配だったりしますよね。

そこで今回は梅酒を使って作る料理＆お菓子＆ドリンクの3品をご紹介します。

鶏手羽元の梅酒煮のレシピ・作り方

華やかな香りと爽やかな甘みを持つ梅酒。煮物に使うと、その香りの良さはもちろんのこと、アルコールの成分により、お肉もホロホロ柔らかに仕上がります。梅酒の他に加える調味料は、醤油だけ。出汁も使いませんが、旨みたっぷり。コトコト煮込み始めたら、あとはお肉が柔らかくなるまで放っておくだけで、絶品煮込み料理ができあがります。

【材料（4人分）】
鶏手羽元　8本
卵　4個
大根　1/4本
にんにく　1片
生姜　1片
梅酒　200ml
水　200ml
醤油　大さじ2

（作り方）
1．　ゆで卵を作り、殻を剥いておきます。
2．　鶏手羽元は骨に沿って切り込みを入れます。大根は乱切りにします。にんにくと生姜は薄切りにします。
3．　鍋にすべての材料を入れて、火にかけます。沸騰したら、弱火にして落としぶたをし、煮汁が1/3程度になるまで煮込みます（約30～40分程度）。

（ポイント）
鶏手羽元は骨に沿って切り込みを入れておくと、身離れがよく、食べやすくなります。包丁よりも、キッチンばさみで処理をすると簡単です。

梅酒ゼリーのレシピ・作り方

ふんわりと梅が香る梅酒のゼリー。つるんとした口当たりが気持ちよく、いくらでも食べられてしまいそうな味です。しっかり煮立ててから作れば、アルコール分は残っていないため、お子さんでも召し上がることができます。

お好みですが、梅酒に使った梅の実もゼリーと一緒に固めておくと、見栄えが◎。ただし、こちらはアルコールが残っているので、大人用にしましょう。梅酒につけた梅の実は食べられます。甘酸っぱくて、ほろ酔いする味。お酒が飲めない方はやめてくださいね。

（材料・4～5人分）
粉ゼラチン　10g
水　60ml

梅酒　250ml
水　250ml
砂糖　40g
梅酒の梅の実　適宜

（作り方）
1．　粉ゼラチンを水にふやかしておきます。
2．　鍋に梅酒と水、砂糖を入れて、火にかけ、2～3分沸騰させます。
3．　火を止めて、2～3分置いてから、ふやかしておいた粉ゼラチンを加えて混ぜ、よく溶かします。
4．　器に梅酒の梅を入れて、ゼリー液を注ぎ、冷蔵庫で冷やし固めます。

（ポイント）
梅酒はしっかり煮立てて、アルコール分を飛ばします。熱いままだとゼラチンが固まりにくくなることがあるので、少し冷ましてから加えてください。

梅酒のワイン割のレシピ・作り方

梅酒はそのまま飲んでも美味しいですが、他のものと混ぜてカクテルにしても美味。実はワインで割って飲むと、どちらも飲みやすくなって、とても美味しい禁断のカクテルができてしまうんです。ただし、アルコール度数はかなり高いので、飲み過ぎ注意！

（作り方）
梅酒（適量）にワイン（適量）を加え、よく混ぜ合わせたら、できあがり。

（ポイント）
ワインは赤・白・ロゼ、スパークリングどれを使っても美味しくできます。ほんのり甘くて口当たりがよいために、とても飲みやすくて、ぐいぐいイケてしまうのですが、そもそも梅酒はホワイトリカーなどアルコール度数の高いお酒を使って作っているため、ワインで割っても、かなり強いです。くれぐれもお気をつけください。