名無し収納は「ラック」「フック」の5活用で解決!!

一度着た服の収納場所、置き場所は作っていますか?実は、こうした名前のない収納場所を作ることが、散らからない部屋のきっかけになります。

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片づけサポートに伺うと、「収納本を読んでも上手くいかない」「すぐにリバウンドしてしまう」「片づけが苦手なんです」、とよく言われることがあります。そんな片づけを苦手とする理由は、いろいろありますが、片づけを簡単にする方法は2つ。

●物を収める場所を決める
●使う人が出し入れを簡単にする


こと。今日は、片づけ現場での「あるある」解決をご紹介します。

片づけあるある!!「名無し収納」

洋服を収める場所が決まっていても、散らかる服。その理由で多いのが、「一度来た服の扱い」です。毎日すべてのものを洗う方もいらっしゃいますが、ほとんどの方は、一度では洗濯しない「服」があります。例えば、冬のニットやジャケット。もしくは、パジャマ。


洗うほどではないけど、そのまま他の服と一緒に戻すのには抵抗があると、「どうする?」と迷います。迷うと思考も停止(笑)。ついつい、そこらに置いてしまったり、あとで考えようと思ってもそのままになってしまうことがあります。実は、そのちょっと置くというのが、「ここに置いてもいいんだ」とOKサインにつながり、ついついそこになんでも重ねて置いてしまいがち。


これは、季節や天候によっても左右されることもあり、「基準」があるようでないこと、また、着る→洗濯→収めるの途中段階にあるものについては、収納場所もなく迷うことが原因。

私はこれを、「迷子置き」と呼んでます。この「迷子置き」は、すぐに収めることができないものを置くための置き場所のこと。実は、「迷子置き」を解決するには、置き場所を決めること。そして、この置き場所は、「名無し収納」だということです。最近は、この名前ない収納を、「一時置き場所」「とりあえず置き場所」と名付ける方も増えて来ました。そう、この名前のない収納場所を作ることが、本当の置き場所に戻ることを簡単にすることができます。

ラックやフックを使って動線上に「確保」

クローゼットや所定の位置にまで戻るまでの洋服の置き場所を作ることから始めます。

もちろん、一度来た服をどうするか「ルール」を決めることで、上手くいくこともありますが、このルールが決められないことで、またちょい置きが始まってしまうことがあります。まずは、一度着た洋服の置き場所を、ボックスやフックを使って作って置きます。

この時に、考えるのは、動線上に作るのがベストです。

例えば、ドアにかけるフック。簡単に引っ掛けることができます。最近は、おしゃれなフックもたくさん出てるので、こうしたフックを使うと、いろんな使い道もできます。

「名無し収納」ラックの5活用

わが家は、「名無し収納」として、リビングにラックを置いています。

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このラックの活用は、5活用。

①外から帰って来た時のアウター置き場(冬)
②子供の学生服を置き場(1年中/夜)
③洗濯もの取り入れ場所
④一度着た服の一時置き場
⑤明日の洋服準備

おまけに、掃除道具や洋服手入れグッズの置き場所。消臭剤もここにスタンバイさせています。

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このラックには、貯めないことだけが「ルール」。すぐに洗わないアウターや洋服も、風を通したら、クローゼット扉のフックに移動。子供の学生服も日中はかかっていません。わが家は、洗濯物とクローゼットのハンガーは同じものを使っています。なので、帰って洗濯物を取り込んだものを床に置かず、このラックにかけて、あとは、各自がお風呂に入る前に収めるスタイルにしています。

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このとき、パッと手に取れるように、ハンガーは人別収納です。子供が小さかった頃は、色で分けていました。ハンガーを見れば、自分の服がすぐにわかるので、子供でも自分でできるようになったのが、小学生の時です。今もその延長から、ハンガーは人別です。おかげさまで、今でも自分でクローゼットに持っていきます。クローゼットやお風呂に向かう出口、つまり動線上に置いてあるのが、上手く行ってるコツだと思っています。

そんな数年を過ごして、今は、フックも合わせて使っています。

壁に取り付けたラックは、何もかけてなくてもアクセントになるものを採用(笑)。ここには、洋服のコーデを確かめたり、翌日着る服をスタンバイして置いたり、冬には、使ったショールかけとして使っています。そう、どれも、クローゼットに収め場所があるものの、すぐにしまいたくない理由のある「名無し収納」。

こうした、「名無し収納」の置き場所を作ることから、洋服の管理ができるようになった声もたくさん聞きます。ついつい服を置いてしまいがちなことがあれば、ぜひ試してみてくださいね。

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