フローリングにワックスがけ!メリットや塗り方の方法とコツなど紹介

フローリングにワックスがけをすると、床が保護されたり汚れがつきにくくなったりとさまざまな効果が得られます。この記事では、自分で塗るのがむずかしそうなフローリングのワックスを簡単に塗る方法や、早く乾かすコツなど役に立つ情報を解説! また、おすすめのワックスや便利アイテムも紹介しています。手順をしっかりと覚えて、家庭のフローリングをキレイに保ちましょう♪

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この記事の目次
  1. フローリングのワックスがけで床をピカピカに♪
  2. フローリングワックスの4つのメリット
  3. フローリングワックスの種類
  4. 【液体タイプ】実践!ワックスがけの手順とコツを解説
  5. フローリングにワックスをかける!塗り方のコツ
  6. ワックスを早く乾かす方法
  7. ワックスをかけた部分とそうでない部分を比較
  8. 普段のお手入れはどうすればいいの?簡単なお手入れ方法
  9. フローリングにおすすめのワックス3選
  10. フローリングのワックスがけに便利なアイテム
  11. フローリングのワックスがけは意外と簡単!

フローリングのワックスがけで床をピカピカに♪

当初はワックスがかかってピカピカだったフローリングも、何もしなければ次第に艶が失われ、汚れも付着しやすくなります。そんなときにはワックスをかければいいとわかっていても、「自分では難しそう」「ニオイが気になる」など疑問を抱えている人も少なくないようです。

そこで、我が家でもフローリングワックスがけに挑戦。長年ワックスをかけていなかったため、はっきり違いが出ました。今後、ワックスがけをする予定の方はぜひ参考にしてみてください。

フローリングワックスの4つのメリット

実際に塗り始める前に、フローリングワックスの4つのメリットについておさえておきましょう! 

1.木材の保護

フローリングの木材は水気に弱く、キッチンや洗面所など、水はねしやすい場所だと、木材が水気を含んで傷む原因となります。

フローリングワックスをかけることで、木材が保護されるという効果が得られることも。フローリングワックスは表面に樹脂でコートするため、水気をはじく性質があるのです。

2.汚れがつきにくい

水はね予防と同様に、樹脂コーティングにより汚れが付着しにくくなります。生活していると、床に何かこぼすことや、手垢や埃、油汚れが付くことも。フローリング表面をコートしておけば、汚れが付きにくく、掃除も軽く空拭きするだけでよくなります。

3.傷予防

フローリングの上に物を落とすと、へこみや傷の原因に。家具の移動の際に細かい傷が付くこともあります。ワックスで樹脂コーティングすれば、細かい傷を予防できますよ。

4.艶が出る

長い間ワックスをかけないでいると、フローリングは艶を失い、部屋全体も暗く見えるようになります。樹脂コーティングすることで、表面がピカピカになり、新築のような輝きを取り戻すのです。

学校で新学期の教室にワックスがけされており、輝いている床を見て感動したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのピカピカ感は家庭でも再現できますよ。

フローリングワックスの種類

ホームセンターに売られているワックスの多くは「樹脂ワックス」です。成分はアクリル樹脂となっており、いろいろな床面に使用することが可能。艶が出やすいのが特徴です。

そんな樹脂ワックスには、ワックスシート、スプレー、液体タイプの3タイプがあります。液体タイプは6か月、12か月、24か月など耐久性ごとに選ぶことができます。フローリングシートタイプは、耐久性は低いのですが、手軽に使えるのがメリットです。

ほかにも白木や無垢材などに使う、蜜蝋(みつろう)などを使った天然ワックスもあります。天然ワックスは赤ちゃんがいる家庭や、アレルギーがある家族がいる家庭に人気です。耐久性は高くなく、2か月おきなどこまめに塗りなおす必要があります。

本格派には「液体タイプ」

液体タイプのワックスは時間をかけてきれいにワックスがけしたい方にぴったり。液体ワックスをかけるのは手間がかかりますが、仕上がりがとてもきれいです。手間をかけてでも仕上がりをきれいに保ちたい方に適したタイプですよ。

初心者におすすめ「シートタイプ」

シートタイプは手軽にワックスがけしたい方向け。掃除と同じ要領で簡単にフローリングワックスをかけられる優れものです。液体タイプのほうが仕上がりはきれいですが、手軽さを求める方にはシートタイプの方がおすすめですよ。

ピンポイントに狙える「スプレータイプ」

スプレータイプは部分的にツヤを出したい方におすすめ。使い方はツヤが落ちてしまった部分に直接スプレーして、塗りのばすだけ。床が部分的に汚くなったときにも使えます。

【液体タイプ】実践!ワックスがけの手順とコツを解説

ここからはワックスがけの手順とコツを解説していきます。使うアイテムと塗り方の手順をおさえて、フローリングをピカピカにしましょう♪ 

使うアイテム

●フローリングワイパー
●ワックス
●掃除機
●雑巾
●いらないカード
●ゴム手袋

ワックスがけをするにあたり、以上のものを準備しました。

いらないカードは、ふみ固まった汚れをこそげ取るときに活用できます。手荒れしやすい方はゴム手袋を用意しておくと安心です。

①天気をチェックする

準備をするとともに、お天気もしっかりチェックしておく必要があります。

雨の日や冬季はワックスが乾きにくく、仕上がりに差がつきます。室温10度以下、30度以上の使用は避けてください。直射日光が当たる場合は、カーテンを閉めましょう。

②家具を移動する

ワックスがけの前には、持ち出せる家具などをすべて部屋の外に出しておきましょう。あわせて扇風機をすぐに使えるよう準備しておきます。

はじめてワックスを使う場合は、物が少なくて面積が狭いキッチンや廊下などから始めると練習になります。くれぐれも、自分の逃げ道がなくなるような順番で塗らないようにしっかり計画を立ててくださいね。

③床を掃除する

フローリングの溝にゴミが溜まらないよう、フローリングワイパーや掃除機を使用して埃を取ります。髪の毛などが落ちていると、床とワックスの間に固まってしまい、取っても跡が残るため注意してください。

水拭きも加えて、フローリングに付着した汚れを落としていきます。水気が残っているとワックスがけがうまくいかないため、よく乾かしてください。扇風機を使って乾かす方法もおすすめです。

④マスキングテープで見切り線をつける

リビングなど広い部屋のワックスがけをする際、一度に全面を塗ることができない場合は、マスキングテープで見切り線を入れます。この目印を作っておくことで、二重塗りの心配がありません。

見切り線は、板の継ぎ目に設置すると、ワックスの切れ目が気にならない仕上がりになります。継ぎ目で区切ることができない場合は、ドアの下など目立たない箇所にしましょう。

⑤剥離剤を使って古いワックスを剥がす

剥離剤は古いワックスがムラになっている際に除去するものです。メーカーによっては「剥離剤」と明記されていない商品名のものもあるため注意しましょう。

また、市販の剥離剤やフローリングクリーナーは対応する素材が決まっています。木製のフローリングに使えないものもあるので、しっかり確認して購入することが重要です。

⑥部屋の奥からワックスを塗る

ワックスは手で塗ってもよいのですが、フローリングワイパーを使うと作業が楽です。ワックスシートが売られているため、それを活用してみましょう。まずはシートにワックスを多めに垂らします。

ワックスをかける順番は「部屋の奥から出口に向かって」が基本。部屋の端にワックスを垂らし、それをフローリングワイパーで伸ばすようにしていきましょう。

リビングなどの広いスペースは、すべてを一気に仕上げるのではなく、マスキングテープで区画を区切るほうが作業しやすくなります。

フローリングにワックスをかける!塗り方のコツ

フローリングワックスをかけるときの塗り方のコツを紹介します。一見難しそうなフローリングのワックスがけですが、コツを押さえれば簡単にかけられます。ワックスがけのコツを押さえてワックスがけに挑戦してみましょう♪

部屋の奥から出口に向かって塗る

フローリングワイパーを使うと簡単にワックスがけができます。ワックスをかけるときのコツは部屋の奥から部屋の出口に向かって塗ること。部屋の奥から塗らないと自分が出るスペースがなくなってしまうため注意が必要ですよ。

ワックスを早く乾かす方法

できるだけ早く乾かしたいフローリングワックス。ここからはフローリングワックスを早く乾かす方法を紹介します。

扇風機を使う

ワックスを塗り終えたら扇風機を当てて乾かしていきます。扇風機は「中」の風力で首振りにしてください。風量が大きいとワックスが波打ってしまうことがあり、仕上がりが悪くなります。

扇風機で空気を循環させて乾かすと、約30分でワックスが乾きます。自然乾燥の場合、ワックスの内部まで完全に乾くまで3~4日かかるため、扇風機の使用がおすすめです。

ドライヤーを使う

また、ドライヤーの温風で乾かす方法もあります。冷風だと乾きが悪くなるため、温風を使うとより早く乾きます。ピンポイントで乾かしたい部分にもぴったりですよ。

ワックスをかけた部分とそうでない部分を比較

区切った一面のワックスが触れる程度まで乾きました。それでは違いを比較してみましょう。

【Before】
▼こちらがワックスを塗る前の画像。

【After】
▼こちらがワックスを塗った後の様子です。

マスキングテープで囲われた左隅が、ワックスを塗った区画です。樹脂が厚くなりすぎないワックスを使用したため、不自然なピカピカになることもなく、ほどよい光沢に。

ワックスがけの際に家具を部屋の外に出すことができない場合は、部屋の半分ずつ作業します。完全に乾いたのを確認してから家具を移動すると、しっかり全面にワックスを塗ることができます。

ワックスがけの頻度ってどれくらい?

今回使用したワックスは「耐久6か月」となっているため、6か月ごとに塗り直しが必要です。塗る頻度を減らしたい方は、24か月耐久のものを選んでください。

耐久性と価格は比例する商品が多く、長期間もつタイプは価格が上がります。安価なものは最低でも半年ごとに塗り直すことで、フローリングの輝きを維持できます。

普段のお手入れはどうすればいいの?簡単なお手入れ方法

ワックスをかけたフローリングは樹脂でコーティングされているため、基本的に掃除機と空拭きのみで掃除をします。

水拭きは避けて、水をこぼした際には、固く絞った雑巾で拭き取りましょう。汚れが溜まってきた場合は、ワックス専用のクリーナーを使うとコーティングを剥がすことなく床をきれいにできますよ。

フローリングにおすすめのワックス3選

美しいツヤを保つ〔リンレイ〕のワックス

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今回の記事でも使用した〔リンレイ〕のワックスです。1Lの容量があり、およそ畳60畳分に使うことができます。さまざまな床に使えるベーシックタイプの樹脂ワックスで、塗って乾かすだけの乾拭きいらず!

100%天然素材〔アウロ〕のスプレータイプワックス

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〔アウロ〕のワックスは100%天然素材の、人にも床にもやさしい優れもの。テカテカしない自然な仕上がりになります。

フローリング以外にも、ダイニングテーブルや階段など木製品全般に使用可能。部分的にツヤを出したいときに便利なスプレータイプで、雑巾での拭き掃除にもワイパー掃除にも使えますよ♪

手軽さを重視するならシートタイプのワックス!

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こちらも〔アウロ〕のワックス。シートタイプで、手軽さを重視したい方におすすめです! 拭いてから数十秒程度で乾くので、空いた時間に手軽に使用することができるのも嬉しいポイントですね♪

フローリングのワックスがけに便利なアイテム

古くなったワックスを簡単に剥がせる剥離剤

アズマ フローリング 強力床ワックス剥離剤 400HB
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こちらはフローリングワックスをかける前に使う剥離剤です。くすみや汚れの原因となる古いワックスをしっかり落としてくれます。薄めて使う原液タイプで、1本で48畳塗れます。ワックスがけする前にしっかり古いワックスを落とせばワンランク上の仕上がりになりますよ。

ワックスがけが楽になるワイパー

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ワイパーをお持ちでない方は、まずワイパーからそろえましょう。ワックスがけだけでなく、シートの付け替えを駆使することでさまざまな用途に応用できます。

100均アイテムを活用するのもおすすめ!

フローリングのワックスがけに役立つアイテムは100均にも! 便利な使い方を紹介していますので、こちらもチェックしてみてくださいね。

フローリングのワックスがけは意外と簡単!

ワックスがけは手間がかかって面倒だと思っていたため、今までフローリングの手入れをしたことはありませんでした。しかし今回挑戦してみて、思ったよりも簡単であることがわかりました。

これなら定期的にワックスをかけることもできそうです。ワックスのニオイも、あまり気になりませんでした。天気のよい日にワックスがけをすれば、その後はしばらくピカピカの床で過ごすことができますね。

ワックスがけしようかと迷っている方は、フリースペースなど塗りやすい場所から試してみてはいかがでしょうか。簡単に塗れるシートタイプやスプレータイプもあるため、好みの商品を見つけて挑戦してみてください♪

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