【タオルの厚みは2cm差!】乾燥機付き洗濯機、縦型とドラム型はどちらが良いの?主婦が選んだのは……

乾燥機付き洗濯機があれば、雨の日の洗濯もスムーズに。時間のない主婦にとって、洗濯物がすぐ乾くというのは大事なポイントのひとつです。でも、実際に買うとしたら、縦型とドラム式どちらがいいの? 実際に両方の乾燥機を使用して、結果を検証してみました。

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今や私たちの生活に欠かせない電化製品の一つである、洗濯機。洗濯機と一口に言っても、乾燥機能の有無などの機能面や、縦型やドラム型といった形状の違いなどその種類は様々です。家電量販店へ行くと、あまりの多さに驚かれる方も多いのではないでしょうか。

選択肢が多いのはありがたいことですが、滅多に購入するものではないのでいざ必要となったとき、自分に合った洗濯機はいったいどれ?と悩んでしまうかもしれません。

家族が多くて毎日洗濯物を干すのが大変、仕事が忙しく何とか家事の時短が出来ないだろうか……
今回は、そんな悩みを抱えている人に、洗濯から乾燥までボタン一つでオッケー!という洗濯乾燥機をご紹介。

さらに、洗濯乾燥機が欲しいけれど縦型とドラム型どちらを選べばいいの?見た目の違いは分かるけれど、機能面の違いを知りたい!という方のために、縦型洗濯乾燥機とドラム式洗濯乾燥機で実際に洗濯から乾燥までおこない、その仕上がりを比較検証してみました。

■目次

1.きっと欲しくなる!便利で時短な洗濯乾燥機を知ろう!
2.見た目だけじゃない!縦型洗濯乾燥機とドラム型洗濯乾燥機の違い
3.とっても大事!洗濯物の量ってどのくらい?
4. <実践>縦型洗濯機を使って乾燥させてみた!その仕上がりは?
5. <実践>ドラム型洗濯乾燥機で乾燥させてみた!その仕上がりは?
6. あなたはどちらを選ぶ?自分に合った洗濯機は・・・
まとめ

1. きっと欲しくなる!便利で時短な洗濯乾燥機を知ろう!

洗濯乾燥機とは、ヒーターを内蔵していて洗濯機と乾燥機がセットになったものをいいます。これ一つで洗濯から乾燥までこなしてくれるなんてとっても頼もしいですね!乾燥機能が付いていればこんなメリットがあります。

1. 雨や雪が降ってもすぐに洗濯物を乾かすことが出来る。天気を気にする必要がないので主婦の味方。
2. 部屋干しと違って場所をとらないので、生活の邪魔にならない。特に子どもがいる家庭では遊びの邪魔にならないので助かります。
3. 洗濯物を干す時間と取り込む時間を完全にカット出来る。時短になり主婦や忙しい人に便利。

「あら、とっても楽チンね。それなら全部そのまま乾燥させちゃえ~」と思った人は、ちょっと待って!
乾燥運転できない洗濯物があるので注意が必要です。洗濯機へ入れる前に、取扱説明書や洗濯物に付いているタグで乾燥運転可能かをしっかり確認しましょう。

縮み、しわつき、変色、損傷、風合い劣化の原因になるものは、乾燥運転を控えましょう。
例えば、
・ゴムやウレタンなどを使用した製品(マットレス、ゴム手袋など)
・ウレタン(スポンジ類)を使用した製品(ぬいぐるみなど)
・タイツ、レースや刺しゅうなどの飾りや付属品のある製品
・濃い色のプリントもの

また油が付着したものや、ポリプロピレン繊維の製品(衣料、カーペットなど)は油などの酸化熱による自然発火や引火のおそれがありますので注意が必要です。

2. 見た目だけじゃない!縦型洗濯乾燥機とドラム型洗濯乾燥機の違い

おなじみの縦型洗濯乾燥機。この形を見て、何となく懐かしく感じられる方も多いのではないでしょうか。その洗浄方式は底にある羽根を回転させる「かくはん洗い」です。槽が左右に周りこすり洗いすることで、パワフルな洗浄力が生まれ、汚れをしっかり落としてくれます。

乾燥方法は「ヒーター乾燥方式」といい、ヒーターで温めた空気を衣類に当て、底にあおる羽根を回転させ衣類を舞い上げながら乾かします。ドライヤーの熱風を、衣類にあて乾かすイメージをすれば分かりやすいでしょうか。

ヒーターの温度を上げるためにヒートポンプ式よりも電気代がかかるほか、70℃以上の高温で乾燥させるので、衣類の傷み、縮みはおきやすいです。ドラム型に比べコンパクトなものが多く、設置場所を選ばないのはとっても魅力的。重量も40~50キロのものが多く、引っ越しなどの際に搬送する場合はそこまで負担にならないのも良い点です。

一方、ドラム型は縦型の後を追うかたちで平成12年頃から日本で普及しはじめました。ふたが前開きなので出し入れしやすく、上にモノが置ける形状なのがポイント。おしゃれなイメージを持つ人も多いのでは。小柄な方や高齢者には特に洗濯物の出し入れがラクに感じられることでしょう。

大きさは縦型よりも幅をとるものが多いので、購入する際は設置条件をきちんと確認することが大切です。場所によっては、スペースが狭く設置出来ない場合も。重量も縦型に対し、70~80キロとかなり重たくなっています。洗浄方法はドラムを回転させ衣類を持ち上げる「たたき洗い」。少ない水で洗えるので縦型に比べて節水になります。

乾燥方法は「ヒートポンプ乾燥方式」といい、運転時に発生する熱を再利用するため省エネ効果も期待できます。乾燥中は、ドラムを回転させ衣類を大きく広げ、高速風をビュンビュンと吹きかけてシワを伸ばしながら乾かしてくれます。

さらには約60℃以下の低温乾燥なので、衣類の縮み、変形は少なくフワッとした仕上がりに。ドラム型洗濯乾燥機の方が縦型に比べ高価な傾向にありますが、乾燥を頻繁に使うのであれば、長い目でみるとお得になるかもしれません。泥汚れの洗濯物を洗うことはめったになく、乾燥機能は頻繁に使いたい、という方におすすめです。

3. とっても大事!洗濯物の量ってどのくらい?


1日あたりの洗濯物の重さを計ったことはありますか?実は洗濯機の大きさは一つではありません。容量が大きい程洗濯機の値段は上がりますが、小さすぎると「あれ?洗濯物が全部入らない」なんてことになるかも。

毎日の洗濯物量は各家庭の家族構成、普段の生活スタイルによって異なります。購入前にはある程度必要な容量を計算して選ぶようにしましょう。効率よく洗濯機を動かすための大切なポイントでもあります。

我が家は大人2人、子ども1人の3人家族。毎朝1回、容量6キロの洗濯機を回しています。洗濯物の中身はその日着た衣類、バスタオルが3枚とフェイスタオル2~4枚が定番です。

そのほか、子どもがまだ幼いので、食べこぼしやヨダレなどで汚れた衣類が追加されることも多々。それでも少しだけまだ余裕のある感じです。3人分の枕や布団のカバーなどは定期的に洗っていますが、その際は一度に全て入らないので日常の洗濯とは別に洗っています。

一般的に1人の1日分の洗濯物量は約1.5キロです。4人家族で毎日まとめて洗濯するのなら、約6キロ(1.5キロ×4人)が、洗濯量の目安。また、洗濯機の寿命は一般的に約8年といわれています。購入する前に「これから家族が増える」といった予定のある方は、少し大きめを検討してみても良いかもしれません。

4. <実践>縦型洗濯機を使って乾燥させてみた!その仕上がりは?

いよいよ検証スタートです。縦型洗濯乾燥機の洗濯乾燥コースで実際に洗濯物を洗ってみました。

洗濯したものはこちら。バスタオル2枚、フェイスタオル2枚とハンドタオル1枚、ワイシャツ1枚、男性用肌着1枚です。

洗濯乾燥コースをポチッ。表示の残り時間は3時間14分。時間は洗濯物の量で変わります。曇りや雨の日だとなかなか乾かないので、天気が悪いときには助かりますね。

予定時間通りに乾燥まで終えました!
さあ仕上がりをチェックしましょう。一番厚さのあるバスタオルは若干湿り気を感じます。その他は乾いていましたが、天日干しのカラッとした仕上がりとはまた違った感じです。

一番大きいバスタオルの厚さをものさしで測ってみました。厚みは約7センチ。少し湿り気があったため、ボリューム感はあまり感じられません。

続いてワイシャツです。形状安定型ですが、縦にたくさんの深いシワがついています。やはり洗濯機の形状から、どうしても衣類が絡みやすくシワが出来るようです。アイロンがけが大変そう……。
その他の肌着やフェイスタオルはきちんと乾いていました。


洗濯機の機種、洗濯物の量などの条件によってもその仕上がりは変わってくると思いますが、薄手の生地でアイロンがけが必要ないものでしたら乾燥に全く問題ないですね!

5. <実践>ドラム型洗濯乾燥機で乾燥させてみた!その仕上がりは?

次にドラム型洗濯乾燥機でも洗濯から乾燥まで運転してみました。洗濯物は縦型洗濯機と同じです。終了予定時間は2時間34分と表示されました。縦型より40分早く仕上がるようです。出来るだけ早く仕上げたい方には嬉しいですね。

さあ予定通り終了の合図が鳴って、洗濯物をチェック!すべてしっかり乾いています。タオルは天日干しよりもフワフワになっています。これはとっても嬉しい。毛の一本一本がきちんと起毛しています。

厚さは約9センチもありました。縦型洗濯機の場合と比較して2センチもボリュームが増えました。洗濯機によってそこまで変わるなんて驚きです!

続いてワイシャツです。こちらは縦横にシワがついていましたが、縦型洗濯乾燥機の結果と比べると薄く、それほど目立つ感じではありませんでした。肌着も多少シワがついているものの、そのまま着ても問題ない程度。全体的にフワッとした仕上がりでした。

6. あなたはどちらを選ぶ?自分に合った洗濯機は・・・

縦型洗濯乾燥機とドラム型洗濯乾燥機で実際に洗濯から乾燥まで行った結果、その仕上がり具合には大きな違いがありました。

縦型の場合は、その形状と乾燥方式により衣類にはシワが出来やすく、全体的にしっかり水分が抜けきっていないのかボリュームダウンしたような仕上がり。厚さのあるバスタオルなどは若干湿り気も感じられたので、厚さや大きさのあるモノの乾燥には向いてないようです。

一方、ドラム型の場合は、衣類にシワは出来るものの、すべてしっかり乾燥していました。特に注目したいのはタオル!天日干しよりフワフワの仕上がりで、吸水性も衰えることなく、使用感はバツグン。毎日乾燥させたいくらいに感じました。

メーカーごとの機能面によって差はあるかとは思いますが、今回の検証では、このようにドラム型の方が優れているという結果になりました。

まとめ

誰もが日常生活の中で、時短出来ることがあれば嬉しいですよね。お子さまがいらっしゃれば、「後追いされてなかなか洗濯物が干せない」「部屋干ししていると、子どもが洗濯物を引っ張って落としてしまう」といった悩みがあるかもしれません。

私もそのような悩みがある一人です。洗濯乾燥機を使えば、洗濯から乾燥までボタン一つで出来るので、そういった悩みを解決してくれるでしょう。さらには自分の時間や子どもと触れ合う時間を増やせるので嬉しいですよね。

特に乾燥機能の優れているドラム型洗濯乾燥機は私の生活スタイルをより快適なものにしてくれそう!と感じました。みなさんはどうですか。ご自身の生活スタイルに合った洗濯機をぜひ見つけてください。

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