玄関ドアを引き戸に交換するメリットとは。子育て世代にうれしい特徴

「引き戸」というと昔の家のもので、古くさいというイメージを持っている人が多いのではないでしょうか? 近年の引き戸はとてもおしゃれなものも多く「スペースを広く使えること」や「使い勝手がよい」といったメリットがたくさんありますよ♡

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玄関ドアに引き戸の選択

玄関ドアを選ぶ際に開き戸しか検討していない人は、引き戸の導入も検討してみませんか? 近年の引き戸は、昔のイメージとはまったく違うものに進化していますよ♪

最近はスタイリッシュなデザインに

家具を部屋の雰囲気にあわせて選べるように、引き戸のデザインもとても豊富になってきています♪ 和テイストと洋テイストのどちらにも合うシンプルなものから、デザイン性のあるおしゃれなものまで、たくさんそろえられていますよ♡

昔ながらの家では、素材に金属製のアルミが使用されることが主流でした。近年では、木材を使用したものなど、素材も多様化しています◎

「引き戸は昔ながらの日本家屋にしか合わない」ということはなくなってきていますよ♪

一般的な開き戸との大きな価格差はなし

おしゃれな引き戸であるからといって、ものすごく高額ということはありません♪

使用する素材やデザイン、性能によって差はありますが「15〜30万円程度」が目安ですよ♡「ランマ」という扉の上の小窓部分がないタイプは比較的安価で、小窓付きの場合は少しだけ価格が上乗せされます。

ちなみに、開き戸の場合は「片開きタイプ」が10〜25万円程度、2枚を重ねた「親子ドアタイプ」の場合で15〜30万円程度といわれています。

開き戸と引き戸では、ほとんど価格差はないといえるでしょう……◎

引き戸のタイプの特徴は?

ひとことで引き戸といっても、実はさまざまな種類があるのです。一般的に以下の4タイプに分類できますよ♪

引き違いタイプ

もっとも多いのがこのタイプです。2枚の扉があり、どちらもスライドさせて開閉できます。両方動かすことが可能ですが、多くの家では、どちらを開閉させるか決めて使われているケースが多いようです♡

昔ながらの家でよく取り入れられている引き戸ですよ。

片引きタイプ

片引きタイプは「扉が1枚しかないもの」を指しています。さらに分類すると「内側に引き込むもの」「外壁側へ引き込むもの」「片袖部分にガラスなどを組み合わせたもの」の三つがありますよ!

見た目はスッキリしており、一般的な開き戸の横に引き戸用のレールがついているような形状です。遠くから見ると引き戸とわからないこともあるかもしれませんね。新しいおしゃれな雰囲気の家でも取り入れやすいでしょう◎

2枚片引きタイプと両引きタイプ

2枚片引きタイプは「2枚の扉が連動してスライドする」片引きタイプの扉です。扉は「3枚」の場合もあり、その場合は「3枚片引きタイプ」といわれていますよ!

引手のある扉をスライドさせるともう片方も連動してスムーズに開きます。開口部が通常の扉1枚分よりも広くなるため、大きな荷物の出し入れをする際もスムーズです♡

対して、2枚の扉それぞれを左右にスライドさせて両開きにする形を「両引き込みタイプ」といいます。あまり見ないタイプですが、ゴージャスでおしゃれなデザインのものにすると、開口部も広いため豪華な印象になるでしょう……♪

引き戸のメリット

引き戸タイプの特徴がわかると、メリット、デメリットも気になりますよね♡ まずは引き戸のメリットから紹介します♪

狭いスペースを有効活用できる

引き戸のメリットは、まずはなんといっても「スペースを広く使える」という点です♡

「十分な土地を持っていてスペースに困らない」という人にはあてはまらないものの、多くの人は限られたスペースを有効に使いたいですよね♪

開き戸はどうしても「可動域分のスペース」が必要なため、家具やものを配置できなくなってしまいます……。その点、引き戸なら左右へのスライド式のため「引き戸の厚みのみ」のスペースを確保すれば十分ですよ◎

さらに、扉の引込み部が「外壁側」になる片引きタイプであれば、室内側のスペースも有効活用できるでしょう♡

引き戸は開けっ放しにしやすい

開き戸の場合は「手前に引くか」「奥に押すか」で開けることになります。引き戸のように「ずっと開けておく」ことができないため、1人でベビーカーを出し入れするときなどは結構大変ですよね……。

子どもがもう少し大きくなった場合には「扉を押し開けた際に反対側に子どもがいて頭をぶつける」など、怪我のおそれもあります……!

いずれの場合も、小さな子どもがいる場合は相当注意を払って、少しずつ様子を見ながら開けることが必要です。

引き戸であればそのような怪我の心配はありません♪ 扉の境目の段差もほとんどなく、ベビーカーの出し入れはもちろん、1人で歩ける子どもがつまずいて転ぶという可能性も少ないでしょう♡

自動ドアのような開閉も叶う

最近は高機能な引き戸も販売されており、なかには「引き戸が自動で開閉するもの」もありますよ……!

買い物帰りや小さな子どもを抱っこしてるときなど、両手がふさがっていることは意外にあるのではないでしょうか?

そんなとき、センサーが感知して扉が自動開閉すれば、とても便利ですよね♡ 少し価格は高くなりますが、それでも利便性はぐんと増すといえるでしょう♪

引き戸のデメリット

メリットを紹介してきましたが、開き戸と比べると少し気をつけなければならない点もあります。デメリットも把握したうえで、総合的に選びましょう!

気密性が低い

よく「マンションは一戸建ての家に比べると気密性が高い」といわれますが、理由の一つに「玄関ドア」があげられます!

マンションで引き戸が採用されることはほとんどなく、大半が開き扉タイプです。開き扉は構造上、密着性が高く作られています◎

一方で、引き戸はどうしても「わずかなスペース」が生じます。出入りする際にも扉を開いておく時間が長くなりがちです。冬は冷たい外気が入りやすく寒さを感じてしまったり、外の音が入ってきやすかったりといったデメリットもでてくるでしょう。

ただし、引き戸のなかには気密性を重視して作られているものもあるため、気になる人はそちらを選ぶと安心ですよ♡

防犯面が不安

引き戸のデメリットとして「ガラス製の引き戸の場合は破られやすい」「扉の厚みが開き戸に比べると薄いことが多くピッキングされやすい」といわれることがあります。

また、引き違いタイプや2枚片引きタイプの場合は、2枚が重なる部分に「すき間」が生じるため、このわずかな間から開けられてしまうこともあるようです……。

ただし、対策もしっかり考えられていますよ♪ 方法はいくつかありますが「ガラス製の引き戸は避ける」か「鍵周辺に防犯フィルムを貼る」ことで、扉を破られるおそれは少なくできます。

空き巣は、開けるのに時間がかかるドアを避けることが一般的なため「鍵を1個ではなく2個以上つける」ことで、防犯性を上げることも可能ですよ♡

引き戸に交換するときのポイント

引き戸を検討している人に、デメリットであげた防犯性と気密性の二つについて、知っておくべきポイントを紹介します♡

鍵の防犯対策をチェック

開き戸であれ、引き戸であれ、最新技術を搭載した「防犯性の高い鍵」にすることが何よりも大切です……!

具体的には「セーフティーサムターン機能」がついているものや、シリンダー内部が破られにくい構造で「鍵穴壊し」に対する抵抗力が高いといわれる「ディンプルキー」などがおすすめですよ♪

各メーカーでさまざまな対策を打ち出し、防犯対策がなされています。少しお金がかかっても家族の安全には変えられないため、対策はしっかりしておきましょう!

寒い地域は特に断熱性を重視する

暖かい地域に住んでいる人にはピンとこない話かもしれませんが、寒い地域で気密性の低い引き戸を採用する場合には注意が必要です……!

もちろん、引き戸にできないということはなく、気候に合った選び方を意識しましょう♡ 寒い地域で引き戸を導入するなら「断熱性の高い扉」を選ぶことをおすすめします♪

たとえば、耐久性の高いアルミ材に熱を伝えにくくする樹脂で絶縁し、冷気を内側に入れない構造になっている扉など、断熱性に関しても各メーカーがさまざまな対策を施していますよ!

毎日使う場所だから、賢い選択を

玄関ドアはプライベートと社会の境界で、1日のはじまりと終わりに触れる場所です。家で生活するうえで欠かせない場所の一つであるからこそ、見た目や機能性にもこだわりたいですよね♪

いまや引き戸は古風なものではありません。おしゃれなものがたくさん発売されているため、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

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