キッチンの収納リフォームまとめ！それぞれの費用や注意点も紹介

キッチンの収納が足りない！　ならリフォームで増設しよう！

キッチンは、狭い空間で収納が少ないのに、非常にたくさんのものが必要です。冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器といった調理家電だけでなく、鍋やフライパンなどといった調理器具も収納しなくてはいけません。

ご家庭によっては、お皿やカトラリーなどの食器類もキッチンスペースに収納を設けています。それだけたくさんのものをきれいに収納しておくのは大変ですよね……。

しかし、家に住んでいる年数が増えれば、その分ものも増えるというもの。収納が困難になってしまうのは、仕方のないことです。

そこで、あふれかえったものたちを整理するための手段として、「リフォームで収納を増やす」というのはいかがでしょうか？　キッチンの収納はリフォームによって増やすことができるんですよ♪　

この記事では、キッチンの収納リフォームについて詳しくまとめています。「キッチンの収納が足りない！」とお困りの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね！

キッチンの収納リフォームを3種類ご紹介！

キッチンの収納リフォームには、3つの種類があります。それぞれに特徴があり、向いているキッチンと向いていないキッチンがあるので、自分に合った収納リフォームを考えることが大切です。

また、それぞれかかる費用が違うので、その点も理解した上でお財布や家族と相談するのがいいでしょう♪　それぞれの収納リフォームについて、ひとつひとつ詳しく説明していきます。

キッチンの収納リフォーム1．床下収納を増設する

床下収納とは、住居の床下に収納を設けることです。床下という普段は目に見えない空間を活用するため、増設したとしても取り付けた空間を占領しません！　

収納家具でスペースを取られてしまうということがないので、とても省スペースな収納なんですよ♪　

ふたを取り外して収納しておくタイプや、扉のようにふたが開口するタイプなど、さまざまな種類があります。収納そのものに大きな違いはなく、ふたの開け方や内部の収納に違いがあるくらいなので、床下収納の種類を選ぶ上での注意点はそこまで多くないでしょう。

床下収納リフォームの注意点

床下収納をリフォームによって設ける場合、「床下にスペースがあるかどうか」という大きな問題をクリアしなければいけません。マンションの場合、床下がコンクリートになっているケースが多いので、床下収納を設けられないこともあります。

キッチンの場合、「床そのものを上昇させて床下を作る」という手法も取りづらいので、床下にスペースがなければ実現できないということになります。

床下収納リフォームにかかる費用

あくまでも費用相場の目安になりますが、10万円～20万円ほどでリフォームできることが多いようです。内部の収納がスライド式の場合、少し費用がかかる傾向にあるようですが、およそ10万円～20万円で見積もっておくのがいいかと思います。

キッチンの収納リフォーム2．吊戸棚を増設する

吊戸棚は、天井付近のデッドスペースを有効活用できる魅力的な収納です。そのほかの収納リフォームに比べて、後付けするのが容易というメリットもあります。

しかし、設置する際にさまざまな注意点があるので、それらを踏まえた上でリフォームをしなければ、失敗してしまうリスクが高いので、リフォーム前に必ず確認しておきましょう！

吊戸棚リフォームの注意点

最も注意しなければならないポイントは、「吊戸棚の取り付け位置」です。位置が低すぎれば、頭をぶつけてしまったりキッチン空間に圧迫感を与えたりといった問題が発生します。

また、位置が高すぎても、使うのに踏み台が必要だったり、アクセスが悪すぎて使わなくなったりといったリスクがあるんです！　台所をよく使う人に合わせて、吊戸棚の取り付け位置を検討しましょう。

そのほかに注意しておきたいポイントとしては、耐荷重量や収納しておくものの把握です。収納しておくアイテムによっては、吊戸棚の許容範囲を超えてしまう可能性があります。

どれくらいの重量まで耐えられて、どれくらいの収納スペースが必要なのか、それらをしっりと把握しておくことが、失敗しないために重要なポイントです♪

吊戸棚リフォームにかかる費用

吊戸棚本体の価格は、5万円～10万円くらいが相場になります。また、設置の費用は2万円～5万円くらいが相場になるので、合わせて10万円くらいが吊戸棚のリフォームにかかる費用の相場になるでしょう。

もちろん、本体の種類や依頼するリフォーム会社によっても価格は前後しますので、あくまでも目安として覚えておいてください。

キッチンの収納リフォーム3．背面収納を増設する

背面収納とは、対面キッチンの背面＝後ろ側の壁を利用した収納スペースのことです。壁一面を収納に変えることができるので、たっぷりの収納を作り出せるのが魅力的な収納リフォームです。

また、収納本体ごとに素材感や調理家電のディスプレイ性が異なるので、選び方によっては、インテリアとしても優秀なアイテムになるのもうれしいポイント☆　

「キッチンを自分好みのおしゃれな空間にしたい」という人におすすめの収納リフォームです！

背面収納リフォームの注意点

背面収納を設ける上での注意点は、まずスペースがあるかどうかです。収納本体がそれなりに大きいので、それだけのスペースを作り出せるかどうかが鍵になります。

また、奥行きの深い背面収納はキッチン空間を強烈に圧迫するので、なるべく奥行きの浅いものを選びましょう。

そのほかの注意点としては、扉の開閉や棚の可変性など。扉のついた背面収納は、当然ですが扉を開閉するスペースを必要とします。「導入してみたら扉を開くスペースがなくて全開にできない！」なんて失敗はよくあるので、注意しましょう。

また、棚は可変であることが望ましいです。さまざまな収納物に対応できるので、なるべく可変性のある棚をそなえた背面収納を選びましょう☆

背面収納リフォームにかかる費用

背面収納のリフォームにかかる費用は、本体価格に大きく左右されます。おおよその相場では、20万円～50万円といわれていますが、オーダーするのか否かや素材の良しあしでも価格が前後するので、一概に定義することがむずかしいです。背面収納をリフォームする際は、必ず信頼のおけるリフォーム会社に相談をしましょう。

キッチンの収納リフォームで失敗しないためには

キッチンに限ったことではありませんが、リフォームには多額の費用がかかります。できるかぎり、失敗したくないですよね。そのためにはいくつかのポイントがあるので、それらをしっかりとおさえておきましょう！

リフォームの目的や意図を明確にしておく

まず大切なことは、リフォームする目的や意図を明確にしておくことです。「自分はどんなリフォームをしたいのか？」「なぜそのリフォームがしたいのか？」「リフォームによって何を手に入れたいのか？」といった、リフォームの目的や意図を明確に理解しておくことで、余計なリフォームを減らすことができるんです。

あいまいなイメージのまま改修に踏み切っても、思うような満足は得られないでしょう。リフォーム前に、目的や意図を理解しておくのがおすすめです！

複数のリフォーム業者を検討する

リフォームの目的や意図が明確になったら、複数のリフォーム業者を検討しましょう！　世の中、リフォーム業者は無数にあるので、ひとつだけに見積もりを出したり、ひとつしか見ずにリフォーム業者を決定してしまうのは失敗のもとです。

必ず、比較ができるように複数のリフォーム業者へ見積もりを出しましょう。また、リフォーム業者によって得手不得手があります。見積もりを提出する前段階で、しっかりとリサーチしておくのもおすすめです♪

《リショップナビ》なら無料で複数社に見積もりを出せる！

複数のリフォーム業者を検討する上で役に立つのが、ネットサービスです。《リショップナビ》であれば、インターネットから無料で複数のリフォーム業者に見積もり依頼を提出することができるんですよ♪　

《リショップナビ》では、厳格な審査を通過した信頼のできるリフォーム会社を紹介していますので、はじめての方でも安心です。キッチンの収納リフォームを検討されている方は、ぜひ活用してみてくださいね☆

まずはレイアウトを工夫してみるのも一つの手

キッチンの収納が足りないときは、レイアウトを工夫することで収納量アップが期待できます。レイアウトの変更によって収納できる量が増えれば、リフォームのためにお金や時間を使わなくても済むかもしれません。

リショップナビでは、狭いキッチンを上手に活用するレイアウトを解説しています。すぐに実践できるアイデアが満載なので、チェックしてみてください。

リフォームでキッチンの収納を増やしてより快適に♪

キッチンの収納リフォームについて、詳しく紹介させていただきました。さまざまな種類のキッチン収納があるので、自分の住居に合ったものを選んでください！　また、リフォームをする際は、複数のリフォーム会社に見積もり依頼を出すのがおすすめです。優良リフォーム会社を見つけて、すてきなキッチン収納を手に入れてくださいね♪