【神様と暮らす #5】神棚にお供えする物と順番、お供え後の扱いとは?

月に1回お届けしている、御神札の正しいお祀りの仕方や日々の奉仕。今回は、神棚にお米やお塩などをお供えする順番や配置の仕方、お供えしたものを下げた後の扱い方を解説していきます。神棚にお供えしてある葉っぱについてや、簡単にできるお供えセットも紹介するので、参考にしてみてください。

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神棚の役割や意味は?

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神棚は、神様の力が宿る場所だとされています。家内安全を祈願したり、事務所や会社の商売繁盛や、仕事をする上で事故やトラブルに巻き込まれないようご加護をお祈りするために神棚を設置するのです。

神棚の詳しい役割や意味を知りたい方は【神様と暮らす #1】を参考にしてください。

神棚をつくるときに用意する物とは

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自宅に神棚を作る際に必要になるものは棚板、宮形、祭器具、お供え物などです。これらは神具店や仏具店といった専門店で手に入るほか、ニトリなどのホームセンターやキャンドゥなどの100均でも神棚セットをそろえることができます。

詳しくは【神様と暮らす #2】を参考にしてください。

神棚のお供えに適したものや量とは?基本の4つ

神棚にお供えするものには神様の御神霊が宿るとされています。また、お下げしたお供え物を飲食することで、体内に神様のお力をお分けいただけると考えられているのです。

朝にお上げしたお供え物は夜に取り下げますが、そのまま捨てることをせず、ありがたく使用したいものです。

神棚にお供えするものの基本としては、お米やお塩、お水、お酒の4つが挙げられます。では、お供え物をした後の神様のお下がりは、どのようにしたらよいのでしょうか。お供えするものとその活用方法の一例を紹介していきます。

神棚にお供えするもの│1. お米

お米は生米か、炊きたてのごはんをお供えします。生米の場合は、夕方に取り下げて、その日の夕食や翌朝のごはんとしていただきましょう。

神棚にお供えするもの│2. お水

お水はきれいなお水を器の8分目ぐらいに入れましょう。取り下げた後は、お風呂の水に足したり洗顔や手洗いの水として使ってみましょう。玄関に撒く、掃除の水拭きに使うなど、部屋の中のお清めに使用する方もいます。植木の水やりに使うのもおすすめです。

神棚にお供えするもの│3. お塩

神棚にお供えするお塩は、料理に使用するさらさらしたお塩ではなく、天然の塩を使うのがおすすめお供え後は、煮炊きなど調理に使います。入浴する時に湯船に入れてつかり、厄落としに使うのもいいですよ。また掃除の際に塩を入れて水拭きし、空間の穢を落とす人もいます。

神棚にお供えするもの│4. お酒

紙パックや調理酒ではなく、純米酒と記されているものやお神酒と書かれたものを利用するのがおすすめです。下げた後はそのままお神酒として飲むほか、お料理に使います。塩と同じく、湯船に入れて厄落としをしたり部屋の四隅に撒いてお清めに使うのも可。

取り替えが難しい方は、簡単にお供えできるオブジェのセットも◎

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毎日お供え物を取り替えるのが難しい方や、ついつい交換するのを忘れてしまうという方は、お供え物をオブジェにしたアイテムもおすすめ。取り替える必要がないので、神棚を置いたことがないという方も始めやすいアイテムです。

大きな神棚を置くスペースがない方も、こうした小さなセットなら使いやすいですよ♪

神棚にお供えする順番、配置は?供えるもので順番は変わる!

ここからは、神棚にお供えする基本の4つの配置の仕方を紹介。榊や果物、お菓子をお供えする場合のポイントも解説していきます。

神棚にお供えする順番・配置│横一列に並べる場合

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神棚の真正面が上位となり、その部分にはお米をお供えします。次はお米の両側にお酒、そして向かって右にお塩左手に水の順番でお供えしてください。

神棚にお供えする順番・配置│横二列に並べる場合

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神棚に近い列の真正面にお米お米の両側にお酒をお供えします。そして神様から遠い列の右手にお塩左手にお水をお供えしてください。

また基本の4つ以外に果物やお菓子をお供えする場合は、お米とお酒の次、お塩の前にお供えするようにしましょう。

神棚にお供えする葉っぱ”榊”とは?

神棚にお供えする榊は神道において神と深い関わりのある樹木とされています。榊には本榊とヒサカキの二種類があり、神道でも使われる本榊は生育地域に限りがあるので、代わりにヒサカキが使用されることもあります。

榊を配置する場合、榊立てを対で用意し、神棚の左右に置きましょう。

榊は生花が好ましいですが、神具コーナーやインターネット通販でも造花の榊が販売されているので、どうしても難しいという場合は造花でもかまいません。

神棚に果物をお供えする場合

野菜や果物はその季節の旬なものをお供えするのがおすすめです。

季節の恵みに感謝して、虫に食べられていたり形が崩れているようなものは避け、見た目がきれいなものを選ぶようにしましょう。

神棚にお菓子をお供えする場合

基本の4つと果物以外に、お菓子をお供えする方も多いのではないでしょうか。お菓子をお供えする際は、賞味期限が長く、冷蔵しなくてもよいものがおすすめです。

いただいたお菓子や珍しいお菓子などもいいですが、地元の名物のお菓子などをお供えするとよいでしょう。

基本のお供え物以外に知っておきたい注意点&交換頻度

ここでは、神棚にお供えする際に注意したいポイントやお供え物を交換するタイミング、新しく神棚をお迎えするときに必要な「神棚奉斎」について紹介していきます。

神棚にお供えしてはいけないものや注意点は?

神棚にお供え物をするときは、神棚をお手入れし、関係ないものを置かないようにしてください。また、掃除をせずに何年も放置するという行為もしないようにしましょう。

この2つ以外にも、神棚にお供えしてはいけないものや気を付けたいポイントを知りたい人は【神様と暮らす #3】を参考にしてください。

大晦日や正月は、年末の28日あたりを目安に鏡餅を神棚に祀りましょう。

神棚のお供え物の交換頻度は?朝、夜どっちがいいの?

お供え物をしたら、ほったらかしにせず下げることも大切です。そのため、朝に新しいものをお供えしたら夕方には下げることをおすすめします。

しかし夜までに帰宅が難しい場合や、出張や旅行などで長期間家を空けなければいけないときは、朝起きてからお供えをして、家を出るときに一緒に下げても大丈夫ですよ!

新しい神棚を迎えるのに必要な「神棚奉斎」とは?

自宅に初めて神棚をお祀りする、または宮形を新しくした際に行いたいのが「神棚奉斎(かみだなほうさい)」。空間を清浄にして神様が神棚にお鎮まりいただき、家族を見守っていただくようお祓いとご祈祷を行うものです。

新しく神棚を置くことを考えている方、また神棚が家にある方で引っ越しをひかえている方は【神様と暮らす #4】を参考にしてみてください。

神棚にお供えする順番を守って神様に気持ちよく挨拶を

神棚のお供え物に必要なものや、配置について解説しました。

神棚へのお供えは、見守ってくださっている神様にお食事を差し上げることです。そのため、決まりや順番を守って気持ちよく行いましょう!

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