【2023年最新】浴室乾燥機の電気代は?ほかの乾燥方法との金額差を比較

2023年の電気代をもとに、浴室乾燥機の電気代について徹底解説! 一人暮らしでも乾燥場所や天候問わずに洗濯ものを乾かせる便利な浴室乾燥機。洗濯乾燥機やガス乾燥など、ほかの乾燥方法とどっちが安いか比較していきます。

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浴室乾燥機の電気代は?

  • 浴室乾燥機【1時間】あたりの電気代:40.3円
  • 浴室乾燥機【1日(4時間)】あたりの電気代:161.2円
  • 浴室乾燥機【1ヶ月(毎日4時間)】あたりの電気代:4,836円

結論からいうと、浴室乾燥機の電気代は1時間あたり約40円です。

一人暮らしや洗濯物の少ない家庭で浴室乾燥機を使って洗濯物を乾かす場合のおおよその目安は1回あたり2~4時間とされています。1回あたり4時間浴室乾燥機を使ったとすると、電気代は約160円です。

また、1日4時間の浴室乾燥を毎日使った場合の1ヶ月の電気代は、約4,800円です。浴室乾燥はヘアドライヤーと同程度の消費電力であるため、電気代は高額になります。

LIMIA編集部
スタッフA
電気代の計算式:1.3Kw×〇時間×31円/kWh
浴室乾燥機の消費電力は、1時間あたり約1300Wとされています。家電製品の1kWhあたりの目安単価は31円(※)のため、1.3Kw×〇時間×31円/kWhの計算式で、おおよその電気代がわかります。

※参照:全国家庭電気製品公正取引協議会

浴室乾燥機と洗濯乾燥機の電気代はどっちが安い?

衣類の乾燥方法は、浴室乾燥機以外にもさまざまあります。代表的な乾燥方法にかかる金額は以下の通りです。乾燥方法を比べてみると、浴室乾燥機は比較的金額が高いことがわかります

浴室乾燥機

約160円/4時間

洗濯乾燥

縦型:約35円/1回 ドラム式:約32.5円/1回

ガス式乾燥

都市ガス:約40円/1回 プロパンガス:約95円/1回

除湿乾燥

約36円/6時間

コインラインドリー

約100円/10分

※ 家電製品の1kWhあたりの目安単価:31円、周波数50Hzの場合での消費電力で計算
※ ガス代に基本料金は含まずに計算

洗濯乾燥

  • 縦型:約35円/1回
  • ドラム式:約32.5円/1回

洗濯乾燥機にかかる電気代は、縦型かドラム式かによって異なります。乾燥機能にかかる消費電力は、縦型で約1120W、ドラム式で約1050Wとされています。

これをもとに計算すると、乾燥1回あたりにかかる電気代は、縦型洗濯機の場合は約35円、ドラム式洗濯機の場合は約32.5円です。

ガス式乾燥

  • 都市ガス:約40円/1回
  • プロパンガス:約95円/1回

ガス乾燥機にかかる電気代は、自宅で使用しているガスの種類が、プロパンガスか都市ガスかによっても差が出てきます。

プロパンガスの場合、電気代とガス代を合わせて1回あたり約95円。都市ガスの場合には、1回あたり約40円です。

ガスによって乾燥させるガス式衣類乾燥機は、乾燥効率が高いのが特徴。

除湿乾燥(コンプレッサー式)

  • 約36円/6時間

除湿乾燥機(コンプレッサー式)の乾燥機能にかかる消費電力は約200Wとされています。これをもとに計算すると、除湿乾燥機の1時間あたりの電気代は約6円です。

ただし、除湿乾燥機は浴室乾燥機よりも乾燥時間がかかってしまう傾向にあります。そのため除湿乾燥は、少し乾燥時間が長くなっても電気代を抑えたい方におすすめです。

コインランドリー

  • 約100円/10分

コインランドリーの乾燥は、10分100円が相場です。洗濯物の種類や量によっても使用時間は異なりますが、一人分程度の洗濯物であれば30分ほど、布団などの厚く大きなものでも80分もあれば乾燥が完了するでしょう。

乾燥するまでの時間が早いため、急ぎで乾かしたいものがある場合に活用したいですね。


※料金目安は、LIMIA編集部がネットで確認できる電気代のおおよその料金に基づいたものです。(2023年9月時点)

浴室乾燥機のデメリット・メリット

デメリット

  1. 1.ほかの乾燥方法と比較して電気代が高い
  2. 2.干すスペースに限りがある
  3. 3.フィルター掃除の手間がかかる
  4. 4.乾燥タイミングを考える必要がある

〈1〉ほかの乾燥方法と比較して電気代が高い

ドライヤーの消費電力が約1200Wであることからもわかるとおり、消費電力約1300Wの浴室乾燥機はかなりの電気を使用します。

一度に4時間程度は続けて使い続けるため、ほかの乾燥方法に比べて電気代が高くなってしまうことが懸念点です。

〈2〉干すスペースに限りがある

洗濯物を干すスペースが浴室内に限られてしまうため、浴室乾燥機は、干せる洗濯物の量も限られてしまいます

家庭人数が多いだけ、洗濯物の量が多くなってしまうため、一気にすべての洗濯物を干すことが難しくなるケースも考えられます。

〈3〉フィルター掃除の手間がかかる

浴室乾燥機には、ホコリが内部に侵入するのを防ぐ役割のフィルターが装着されています。

しかし、ホコリが付着したままだと浴室乾燥機の機能を十分に発揮することができず、余計な電力を消費する原因になるため、定期的な掃除が必要となります。

〈4〉乾燥タイミングを考える必要がある

洗濯物を一度乾かすとなると4時間程度はかかるので、乾燥機能を使用している間には、お風呂に入れないのもデメリットのひとつです。

メリット

  1. 1.天候に左右されずに洗濯物を干せる
  2. 2.部屋干し臭が気にならない
  3. 3.浴室のカビ対策にもなる
  4. 4.乾燥以外の機能も使える

〈1〉天候に左右されずに洗濯物を干せる

浴室内に干すため、天候に左右されずに洗濯物を干せることが大きなメリット。また、昼夜問わずに干すこともできるため、1階部屋の方や、日中家にいないことが多い方にとっても便利な機能でしょう。

〈2〉部屋干し臭が気にならない

洗濯物が濡れた状態が長時間続き、菌が繁殖することで発生する部屋干し臭。部屋干しをする方は一度は悩んだことがあるでしょう。

浴室乾燥機は短時間に温風を使って乾燥させるため、部屋干し臭が発生しづらくなります

〈3〉浴室のカビ対策にもなる

浴室乾燥機の乾燥機能には湿度を下げる効果もあるため、カビの防止にも繋がります

〈4〉乾燥以外の機能も使える

浴室乾燥機で使える機能は、乾燥機能だけではありません。換気や冷暖房などの機能を使うことができるため、利便性が高いこともうれしいポイントです。

浴室乾燥機の機能

前述したとおり、浴室乾燥機には、乾燥以外の機能もついていて利便性が高いのが特徴です。主な機能としては以下のようなものが挙げられます。湿気のこもりやすい浴室の換気を効率よくおこなってくれたり、温度を整えてくれます。

  1. 1.乾燥機能
  2. 2.換気機能
  3. 3.暖房機能
  4. 4.涼風機能
  5. 5.ミストサウナ機能

〈1〉乾燥機能

一番スタンダードな機能。洗濯物を乾燥させるために使います。また、湿度を下げることができるため、カビの防止にも繋がります。

〈2〉換気機能

空気を循環させて浴室内の湿気を効率よく取り除き、カビの発生を防ぐための機能です。

浴室乾燥機の換気機能の電気代は、1時間あたり約0.9円(強で使用した場合)です。できるだけ継続して使うことが大切ですが、ほかの機能に比べると消費電力も少ないため、長時間使用してもそこまで電気代がかからないこともポイントです。

〈3〉暖房機能

冬場など、寒いときの浴室を温めるための機能です。

浴室乾燥機の暖房機能の電気代は、1時間あたり約40円(強で使用した場合)といわれています。温めることが目的で、乾燥機能のように長時間使用することは少ないかもしれませんが、暖房機能は、乾燥機能と同等の消費電力がかかってしまうので、電気代も同じくらいかかります

〈4〉涼風機能

夏場など、浴室が暑いときに涼しい風を送るための機能。

浴室乾燥機の涼風機能の電気代は、1時間あたり約2.5円といわれています。浴室内を冷やす目的の“冷房”ではないので、暖房機能と比べると消費電力が少ないのが特徴です。

〈5〉ミストサウナ機能

温かいミスト(霧)を噴霧する機能。温度は低く湿度が高いため、全身をじんわりとうるおす効果が期待できます。

浴室乾燥機の電気代節約のポイント

  1. 1.干し方を工夫する
  2. 2.サーキュレーターor扇風機を併用する
  3. 3.使用前に浴室の水分を拭き取る
  4. 4.フィルターの清掃をこまめにする
  5. 5.電気料金を見直してみる

〈1〉干し方を工夫する

間隔を狭く洗濯物を干してしまうと、洗濯物1枚1枚に風が通らず、乾きづらくなってしまいます。必要以上に浴室乾燥機を長時間使用してしまうことになるため要注意。

可能であれば、洗濯物を極力少なくして乾燥にかけたり、突っ張り棒などでスペースを確保したりして、洗濯物同士の間隔をできるだけ空けて(5cm程度)風が通るようにしましょう

〈2〉サーキュレーターor扇風機を併用する

扇風機やサーキュレーター(送風機)を同時に使い浴室内の空気を循環させることで、洗濯物に効率的に温風をあてることができます

扇風機でももちろんOKですが、サーキュレータ―は部屋の中の空気の循環のためにつくられた機器のため、より効率的です。エアコンの冷暖房効率を上げるためにも使用できる優れものです。

〈3〉使用前に浴室の水分を拭き取る

浴室内の水分を残したまま洗濯物を干すと、洗濯物だけでなく浴室に残った水分も一緒に乾燥させなければいけないため、余計に乾燥時間を長くしてしまいます。

お風呂上りに洗濯物を干す場合には、浴室の水分を可能な限り拭き取ってから干すようにしましょう

〈4〉フィルターの清掃をこまめにする

浴室乾燥機に装着されているフィルターには、内部にホコリが侵入するのを防ぐ役割があります。フィルターにホコリが付着したままだと、浴室乾燥機の機能を十分に発揮することができないため、定期的にフィルターの清掃をおこなうことが大切になってきます。

〈5〉電気料金を見直してみる

電力会社や電気料金プランを見直してみるのもひとつの手。2016年4月以降、好きな電力会社から電気を購入できるようになりました。各電力会社によって、さまざまな電気料金プランやサービスが展開されています。

日中に家にいることが少ない場合には、夜間の電力が安い料金プランを契約するなど、自分の生活スタイルに合わせた電気料金に変更することもおすすめです。

また、気軽にできることではないですが、オール電化にして電気代がお得なプランに変更することで、大きな節約効果が見込めます

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出典:リショップナビ

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【Q&A】浴室乾燥機の電気代に関するよくある疑問

Q1. 浴室乾燥機を6時間動かしたら電気代はどれくらい?

LIMIA編集部
スタッフA
A. 約240円です。
浴室乾燥機の消費電力は、1時間あたり約1.3kWとされています。家電製品の1kWhあたりの目安単価は31円(※)のため、1.3Kw×〇時間×31円/kWhの計算式で、おおよその電気代がわかります。

1.3Kw×6時間×31円/kWhで、浴室乾燥機を6時間動かした場合の電気代は241.8円ということがわかります。

Q2. 浴室乾燥機と洗濯乾燥機の電気代はどっちが安い?

LIMIA編集部
スタッフA
A. 洗濯乾燥機の方が安いです。
洗濯乾燥機の乾燥機能にかかる消費電力は、縦型で約1120W、ドラム式で約1050Wとされています。

これをもとに計算すると、洗濯乾燥機での乾燥1回あたりにかかる電気代は、縦型洗濯機の場合は約35円、ドラム式洗濯機の場合は約32.5円です。

そのため、洗濯乾燥機で乾燥した場合の方が電気代が安くなります。

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※ 記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年9月)に基づいたものです。
※ 一部の画像はイメージです。
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