足場の単価・費用相場を知りたい!計算方法・できるだけ安く頼む方法も解説

本記事では、家や屋根の施工に必要となる「足場」の単価・費用相場を解説していきます。費用の計算方法や、できるだけ安く依頼する方法も紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

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足場の役割とは?

  • 高所でも職人に安定した場所で仕事してもらえる
  • 人件費をおさえることができる
  • 周辺への塗料の飛沫を防ぐことができる

外壁塗装などを行う場所が高所であっても、足場があることで職人さんが安定した環境で丁寧に作業できるようになります。

そのため、一人あたりの作業効率があがって施工がスムーズに進むと、短期間で高品質な仕上がりをかなえやすくなるというメリットもうまれます。少ない人数で済むため、人件費をおさえるという効果にも繋がるのです。

また、足場に飛沫防止のネットを張ることで、近隣住居への塗料の飛び散りを防ぐことも可能。そのような、近隣住宅や自分の庭を汚さないための配慮ができるようになるところも足場の役割のひとつです。

足場の単価表

坪数(㎡)

足場の相場費用(700円~1,000円/㎡)

約33㎡(10坪)

23,100円~33,000円

約50㎡(15坪)

35,000円~50,000円

約66㎡(20坪)

46,200円~66,000円

約83㎡(25坪)

58,100円~83,000円

約99㎡(30坪)

69,300円~99,000円

約116㎡(35坪)

81,200円~116,000円

約132㎡(40坪)

92,400円~132,000円

約150㎡(45坪)

105,000円~150,000円

約165㎡(50坪)

115,500円~165,000円

足場の平米単価の相場は、一平方メートルあたり700円〜1,500円です。

足場の料金は基本的に一律なので、日数で変動することはほとんどありません。また、足場は無料で設置できるものではないということも把握しておきましょう。

依頼しようとしている業者が「足場の費用を無料にする」とうたっていたり、上記で紹介した相場よりもはるかに安い費用を提示してきたら悪徳業者である可能性が考えられるので、依頼するのを避けるようにしてください。

また、作業する箇所が3階以上の高所である場合や、足場を設置する場所が狭くなりがちな場所の工事である場合は、相場よりも200円~300円ほど費用が高くなる場合があります。

見積もりの際は、あらかじめプラス料金が発生するかしないかを確認しておくようにしましょう。

足場料金の計算方法

足場の費用は、「足場の面積(㎡)×平米単価」で簡単に計算することができます。

また、足場の面積は「(外周+4m)×(高さ+1m)」で算出可能です。

この式にある「4m」とは、家の外周より+0.5m長く設置する分の足場の面積を指しており、「1m」は家の外周から+1m高く組む足場の面積を指しています。

平米単価は業者によって異なるため、気になる業者が提示している平米単価を参考にして計算してみてください。

LIMIA編集部
ちなみに、1m×1m×1mの立方体の体積を示す単位である「空m3(くうりゅうべい)」は、足場の単位には使われません

足場の単位は壁の面積から算出されるものであり、その方がより適切に計算しやすくなるためです。

足場の種類別費用相場

足場の種類

平米単価の相場(㎡)

単管足場

700円~800円

吊り足場

700円~800円

くさび緊結式足場

800円~1,000円

単管ブラケット足場

800円~1,000円

ビケ足場

900円~1,000円

枠組み足場

1,000円~1,500円

足場の単価は、足場の種類によって異なります

また、工事する場所の階数が3階以上であったり、マンションであったりする場合は、200円〜300円ほど、単価が高くなることを把握しておきましょう。

足場の費用が高くなるケースは?

工事箇所が3階以上の高層階である場合は、基本的に足場の種類の中でも単価が高い「枠組み足場」を利用することになります。そのため、基本相場よりもやや高い費用を提示されやすいです。

また、足場を組み立てる場所が狭かったり、不安定だったりする場合は、基本単価よりも200円~300円ほど高い費用を提示される可能性が高くなります。

足場の費用を安くする方法

  • 他の箇所の塗装もこの機会に行っておく
  • 3〜5社を比較して最低価格の業者を選ぶ

外壁の塗装だけを行う場合は、屋根の塗装や、他の劣化箇所の修復もこの機会に同時に行ってもらうことを視野に入れてみてください。

一度組み立てた足場で、気になっている箇所を一気に修繕・修理しておくことで、あとあとのコストをグッとおさえることができるからです。

また、一社だけに絞り込んで依頼せず、3〜5社を比較検討しながらできるだけ低価格の業者を選ぶことで、かかる費用をおさえることが可能です。

外壁塗装プランナー

出典:外壁塗装プランナー

外壁の塗装にお困りの方は、「外壁塗装プランナー」のがおすすめです。

プロに相談しながら業者探しをすることができるので、詳しい知識やゆっくり探す時間がなく、ひとりでは業者の比較検討がむずかしいという方におすすめです。

電話でのご相談は24時間365日全国受付中! さらに通話料も無料のため、まずは気軽に事前見積もりのご相談をしてみてはいかがでしょうか。

※ 対応エリア・加盟店により対応できない場合があります。

ヌリカエ

出典:ヌリカエ

「ヌリカエ」は、自分の住んでいる地域の外壁塗装業者を探すことができるサービスです。サイト内の簡単な質問に答えることで、自分の希望に合った外壁塗装業者を検索できます。

外壁塗装だけでなく、屋根の塗装も一緒に依頼できるところがうれしいポイント。この機会にどちらも修繕したいという方におすすめです。

電話相談時の通話料は無料! 受付時間は10:00〜19:00、土日祝日の問い合わせも可能です。また、スマホからチャット式で相談することもできるので気軽に相談できるサービスです。

足場の組み立てを依頼する場合の注意点

  • 業者が瑕疵保険に加入しているかを確認する
  • 組み立ての際は作業場所の周辺の物をどかす必要がある
  • 近隣住居の敷地を借りるときは慎重に対応する

業者が瑕疵保険に加入しているかを確認する

「瑕疵保証責任(かしほしょうせきにん)」とは、マンションやビルの工事で不具合が起きてしまった際に、施工した業者が修繕などを負担する責任のことを指します。

業者に依頼するときは、「リフォーム瑕疵保険登録事業者」に登録しているところを優先的に選ぶと、万が一の際に余計な費用を負担せずに済むのでおすすめです。

組み立ての際は作業場所の周辺の物をどかす必要がある

足場を組み立てる際は、足元にある植木鉢や車などをどかす必要がでてくる場合があります。

業者に見積もりを依頼する際は、あらかじめ自分からその旨を伝えて、自分で物をどかす必要があるのか業者に物をどかしてもらうのか、またその手数料がかかるのかなどを確認しておくようにしましょう

近隣住居の敷地を借りるときは慎重に対応する

足場を組み立てるために、どうしても近隣住民の敷地内を借りる必要が出てくるという場合は、「民法第二百九条(隣地の使用請求)」にのっとって、あらかじめきちんと近隣住民に許諾を得るようにしてください。

足場の組み立てや、それに伴う工事で発生する近隣住民とのトラブル事例はゼロではないため、相手に配慮しながら丁寧に対応するようにしましょう。

足場の単価に関するQ&A

Q1. 足場の単価はどのくらい?

A. 一平方メートルあたり700円〜1,500円です。

ただし、工事箇所が3階以上の高所である場合や、足場を組み立てるのが難しい立地である場合は、200円~300円ほど単価が上がる場合があることを把握しておきましょう。

Q2. 足場の費用相場はどのくらい?

A. 足場の種類によって異なります。

足場の種類

平米単価の相場(㎡)

単管足場

700円~800円

吊り足場

700円~800円

くさび緊結式足場

800円~1,000円

単管ブラケット足場

800円~1,000円

ビケ足場

900円~1,000円

枠組み足場

1,000円~1,500円

Q3. 足場費用の計算方法は?

A. 「足場の面積(㎡)×平米単価」で計算することができます。

足場の面積は「(外周+4m)×(高さ+1m)」で算出することができます。

外壁塗装に関する関連記事はこちら!

※ 記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年9月)に基づいたものです。
※ 一部の画像はイメージです。
※ アイコン画像出典:PIXTA

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