ダニとノミの違いは?特徴や対策方法も解説

ダニとノミの違いや特徴、刺された時の症状などを詳しく紹介します。ダニとノミはどちらも害虫ですが、見た目の違いが分かりづらく症状でも見分けがつかない方も多いでしょう。それぞれの特徴を知って対処や対策を行いましょう。

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ダニとノミの違いは?

ダニとノミは、どちらも刺されると肌に痒みや腫れといった症状が発生したり、アレルギーの要因となったりする害虫です。似たような害虫ですが、以下で紹介する違いを確認してみましょう。

ダニの特徴

ダニは、人間のフケやアカ、汗、食べかす、埃やチリなどをエサにして生息しています。野外にいて羽を持たないダニですが、外出した人間やペット、洗濯物、配送物などにくっ付いて室内に侵入し、カーペットやソファー、ベッド、ぬいぐるみ、衣類などに潜んでいます。

ダニは世界で約1万種類以上ありますが、日本の室内でよく見られるダニは、「チリダニ」「コナダニ」「ツメダニ」です。どれも体長は0.3mm〜1.0mm程で肉眼で確認することは難しく、対策をしないと増殖しやすいのが特徴です。特に、チリダニが室内の8割を占めていると言われています。

ノミの特徴

ノミは主に、犬や猫など動物の血液をエサとし、人間も吸血する害虫です。光や動物の二酸化炭素、体熱に反応し、体長の約100倍の高さまでジャンプして動物に寄生・吸血します。その後も体にとどまり、吸血と産卵をくり返して、通常1〜2ヶ月で一生を終えます。

ノミの種類は日本で80種類ほどで、よく見られるノミは「ネコノミ」「イヌノミ」「ヒトノミ」です。体長は1.5mm〜3.5mm程で、ダニと違い肉眼で確認できます。

刺された時の違いは?

ダニとノミに刺された場合、どちらも痒みや腫れ、刺された跡が赤い斑点ようになるのが特徴です。

刺されたときには気づきにくく、1〜2日後に痒みのある赤いブツブツができて初めて気付く方も多いです。

ダニとノミの発生時期の違い

イエダニ

マダニ

ノミ

発生時期

湿度が高くなる梅雨の時期〜秋口まで

暖かくなる春〜秋の終わりまで

初夏〜秋口まで

活動時間

夜間

昼間

昼間

先ほど解説したようにダニとノミは似ているようで特徴が異なり、発生時期や活動時間もそれぞれ違います。基本的には、暖かくなったり湿度が高くなったりする時期に増えます。

ダニとノミの対策方法

  • 虫除けスプレー
  • 肌の露出を控える
  • 高温多湿を避ける
  • ノミ取り機を利用する

虫除けスプレー

野外に出る際のダニとノミ対策として虫除けスプレーが有効です。兼用の虫除けスプレーや、ダニ用ノミ用のスプレー、ペット用のスプレーなど多数あります。

完全に防げるわけではありませんが、ダニやノミが苦手な成分が配合してあるので、ひとつ持っておくと便利です。

肌の露出を控える

ダニとノミは基本的に野外にいて、人間やペットなどにくっ付いて室内に侵入してきます。ダニやノミは人間を刺すこともあるので、公園や草むら、アウトドアなど自然が多い場所に出かける際には、肌の露出を控えましょう。

夏であっても肌が隠れる通気性の良い長袖を着用したり、冷感の長袖インナーを着用したり、ダニ・ノミ対策をおすすめします。

高温多湿を避ける

ダニは高温多湿の場所を好むため、室内の湿度は50〜60%以下になるように意識しましょう。ダニが外から侵入しても増殖させないために、天気のいい日は換気をして湿度を下げることをおすすめします。

ノミ取り機を利用する

ノミは犬や猫などの動物を吸血するため、散歩やドッグラン、庭で離したりすると知らない間に毛に隠れて生息します。ペットを飼っている方は部屋にノミ取り機を置いたり、ノミが取れるブラシでペットをブラッシングしたりなど対策をしましょう。

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電話・メールでの相談は24時間365日受付中のため、ダニの駆除にお困りの人はまずは気軽に事前見積もりのご相談をしてみてはいかがでしょうか。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいた上で、調査費用等をいただく場合がございます。

ダニとノミの違いを把握して正しいケアを!

ダニとノミの違いを解説しました。似ているような害虫ですが、ダニは人間のフケやアカをエサとしているのに対し、ノミは動物の血液をエサとしています。稀に刺されたり吸血する場合があり、症状に違いもあります。ダニとノミの特徴を把握して正しい対策をしましょう。

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※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年1月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

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