ツメダニを駆除する方法は？予防方法もチェック

ツメダニとは？

ツメダニは触肢の先端に爪を持っていることからこのように呼ばれます。捕食性のため、他のダニやノミの幼虫などを捕らえて体液を吸っています。温かく湿度の高い夏が繁殖しすい時期になるため注意しましょう。

本来であればツメダニは人を刺さない

ツメダニは他のダニやノミの幼虫の体液を吸って生きているため、人の血を吸うことはありません。

ただし接触すると、刺される可能性があります。

刺された跡は、数日から約1週間ほど発疹ができたり、かゆみが続きます。

ツメダニが発生しやすい場所

畳やカーペット、布団などの場所にツメダニは発生しやすく、温かくて中に卵を隠しやすい場所を好む性質があります。また湿気の多い家具の裏面にも潜んでいることがあるため注意しましょう。

ツメダニは暖かい場所を好むため、日当たりが良い部屋に発生しやすいです。そのため、南側の暖かい部屋に潜んでいる可能性が高いです。

自分で出来るダニ駆除の方法

ここからは自分で出来るツメダニ駆除の方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ダニ取りシートを使う

ツメダニを生きた状態のまま誘引し、捕獲するならダニ取りシートがおすすめです。ツメダニが発生しやすい布団やカーペットの下などに置いておくだけで、お手軽にツメダニを駆除できます。

粘着シートで逃がさないタイプと、誘引後乾燥させて駆除するタイプがあります。生活環境に適した商品を選ぶようにしましょう。

殺虫スプレーを吹きかける

殺虫スプレーをかけることで、時間をかけずに素早くダニを駆除できます。ツメダニが発生し始めたばかりならスプレータイプ、既にツメダニが大量発生している場合は燻煙タイプを使用するのがおすすめです。

殺虫スプレーは化学薬品のため、小さな子どもやペットがいる家庭で使用する際は注意しましょう。

乾燥機の高熱で弱らせる

ダニはただ洗濯を回しただけでは完全に駆除できません。ツメダニは熱に弱く、60℃を超えると死滅します。そのため、衣類などを乾燥機に入れて50℃から60℃で乾燥にかけるのもおすすめ。

コインランドリーに置いてある乾燥機はもちろん、家庭に置いている衣類用乾燥機でも高熱乾燥が可能です。ツメダニを死滅させたいなら、こまめに衣類などを乾燥機にかけるように心がけましょう。

ツメダニの発生を予防する方法

きちんとした予防をすればツメダニの発生率を下げられます。部屋の掃除などの時間に少し気を付けるだけで簡単にダニの発生を予防できるので、ぜひ参考にして実践してみてください。

窓を開けて換気する

ツメダニはあたたく湿度の高い環境を好むため、こまめに換気して部屋の湿度を下げる必要があります。できるだけ1時間に10分を目安に換気をするように心がけましょう。

また換気の際に換気扇や扇風機を回しておくと、部屋全体に空気が循環するのでより効果的です。ツメダニの発生率を防げると同時に、外の風を浴びて開放感を得られます。

こまめに掃除機をかける

定期的に掃除機をかけることで、ツメダニを予防できます。ツメダニの発生が気になる場合は、こまめに1日に1回掃除機を使うのがおすすめ。

掃除機をかければアレルギー対策にもなるのが嬉しいポイントです。大幅に時間を取られることもなく、気になる場所をピンポイントで対策できる>点もメリットの1つです。

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※画像は全てイメージです。
※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果（2023年1月）に基づいたものです。