YIA イシウエヨシヒロ建築設計事務所

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  1. POCCO

    用途の固定された空間に興味がある。廊下や階段など、明確な用途、使い道が決まっているスペースである。基本的に廊下は歩くモノであり、階段は登るモノである。個人の生活の多様化で寝室や個室は、どのように使われるか具体的な目的を好まず、むしろフレキシブルなだけに閉じられた空間を求められているように思う。また、廊下や階段は無駄なスペースであり、住宅内でのウェイトを小さくすることが何となく正当化されているようにも感じる。この空間を今一度見つめ直して、住宅内でのウェイトを上げていくことで、住宅ない別居のような個室をやんわりと結びつける楽しい住宅を作れるのではないかと思う。このジュウタクでは、廊下・階段・玄関が全体のヴォリュームの半分近く占めている。鮮やかな緑が映える庭のような植栽が内側か外側なのか?を一瞬分からなくする。  自然を感じながら生活していくような住空間を作っていきたいと思っています。住宅の中心には、全面トップライトを設けた吹抜けの玄関と階段を兼ねる「ウチ庭」を作ることにしました。「ウチ庭」は、実際に植物を育成できるように床をくり貫いた地面があります。もちろん、その吹抜けは植物が育つように日中は燦々と自然光がトップライトから降り注ぐ空間となります。 1階は、アプローチ・ソト庭と連続したコンクリート仕上げとすることで外部との繋がりをより強く感じることなり、内外の境界線が薄まる空間を作ることができました。この「ウチ庭」の空間は各居室とは性質の違いが視覚的にも変化を感じるように、仕上げを針葉樹合板に染色塗料で素地が分かるように塗っています。また合板をレンガ張りとしました。階層を感じさせないように考慮して水平目地を連続させないことで、一つの固まりとしての空のヴォリュームを感じるように施工しています。

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  2. maWo

    どこにいても家族みんながお互いの気配を感じることが出来るようなオープンな住宅が条件でした。そこで、各スペースがスムーズに繋がっていくスキップフロアで構成された住宅を提案しました。また、クライアントの希望だった大きな床下収納とプライバシーのある屋上バルコニーを無理無く計画することが可能でした。ズレながら重なる連続した6層のスペースが、家族の「間を」様々に変化させ偶発的なコミュニケーションを生み、新しい光景や景色との出会いを発生させることが出来たのではないかと思います。

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  3. Lolo

    大きな中庭を囲むようにレイアウトされたジュウタクです。 中庭と緑が映える南側の庭に挟まれたリビングダイニングスペースは、とても開放的な自然を感じながら生活を営むことのできる空間です。中庭を回るように回廊が配置されていいるので、日常生活の移動の中で季節の移ろいを感じることができます。1階部分の屋根は、デッキを設けているので夏は花火を見ることができます。

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  4. nico

    この敷地は、古い住宅地の角地に位置します。出来る限り開放的な窓を開け放して生活出来るような住宅が要望でした。 そのため中庭を2つのイエ型のヴォリュームで挟み込み渡り廊下で囲む構成を提案しています。外部から、プライバシーを確保しながら中庭に向って大きな開口をとることが出来ます。また、北側にトップライトを配置することで優しい光が空間いっぱいに広がっています。 家族が一つの空間で過ごしていることを感じれるようにシンブルとしてイエ型の屋根を採用し、個室以外をできる限り一体の空間としました。ただ、単調な繋がりを避けるためテクスチャに変化をつけています。 プライバシーを保ちながら、外部の環境を取り込む住宅です。

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  5. cacco

    この敷地は、まだ新しい幹線道路から一つ入った住宅地の一角です。袋小路の奥に位置し、少し密度の高い環境でした。南側は、平屋の住宅でしたが、将来を考えると東側+αで採光を確保する必要がありました。 打合せを重ねるなかで、何か纏まりを感じる家族の空気みたいなモノが、いつも印象に残りました。丸括弧の中の数字の結びつきのような空間が適しているように思いました。家族の共有スペースである玄関・LDK・階段スペースがレッドシダーの柔らかい素材で一つに括られています。各々の個室は、この括られた空間に寄り添うかたちで、家族の空気を感じることができます。 プライバシーを保ちながら、家族のカカワリを空気のように感じる住宅です。 ☆AWARD  2013 インテリアコーディネションコンテスト 部門賞 ☆Publications  CONFORT April 2014

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  6. via

    この敷地は、総合公園が隣接しており春には公園に植えられた桜が一面に広がります。その自然を鑑賞できるように通路が設けられ、近隣の方々の散歩コースになっています。高台に位置する敷地のため、南側には松山の町並みを眼下に見ることができます。自然に溢れ、視界が抜ける、敷地の性格が截然とした環境です。 クライアントは、とてもユニークなご夫婦でFIATのクラシックカーを二台所有していました。そのうちの一台を鑑賞と保管も兼ねてインナーガレージに駐車させたいとのことでした。また沢山の本を収納する書庫、幅のある廊下、そして眼下に広がる景色を生活に取り込むことを希望していました。 リビングダイニングを2階に計画することで、眺望を確保しました。大きなバルコニーを挟むことで外部との一体感、外部からのプライバシーを守りながら開放性を得ることができました。1階には通り土間と廊下を兼ねたスペースを確保しています。この通り土間は、住空間の中心を通ることで各々のスペースと繋がったターミナルとしての起点の場となります。もちろんガレージの愛車を見ることもでき、将来に和室で着付け教室を開く時のもてなしのスペースにもなります。 この住宅は、クライアントの細分化されたライフスタイルが通り土間によって再構築・再連結された住宅です。

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  7. coche

    この住宅は徳島県鳴門市の閑静な住宅地に建っています。 近くには大きなスタジアムもあり、夏には花火が望める魅力ある敷地でした。 綺麗な長方形の敷地は、南側に幅員6mの道路と接道し、抜け道なのか…車がまめに通る環境でした。また、クライアントは、自動車と自転車を格納できるビルトインガレージを要望されており、ガレージから住宅を構成することが、この住宅のテーマだったかもしれません。 打合せでは、シンプルでも四角い箱形の外観にしたくないとの要望もあり、南側に対し前後で高さの違うボリュームを配置し、黒い外皮と白い内皮でシンプルに構成することとしました。道路側からの威圧感を押えるための考慮です。また、ガレージの屋根から花火を望むことができます。住宅部分に対しウェイトが大きなガレージが、必然的に道路側にレイアウトされるため、中庭を挿入することで、プライバシーの高い明るい住環境を確保しています。道路→ガレージ→中庭→リビング→寝室とフラットな構成が、心地好い関係性を生み出しています。 道路から見たとき、ひょこっと立ち上がっている部分には、タタミスペースとロフトが配置されています。一人で佇む空間です。決して広くない住宅の余白の空間として必要な場所と感じました。また、住宅のあたたかな光・雰囲気が道路に漏れるように考えています。この地域をあたたかな町並みに導く灯台の光のようになってくれれば…と思います。

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  8. elL

    西日本最高峰である「石鎚山」のお膝元にあたる愛媛県西条市が敷地です。まわりには、縄文時代の遺跡や古墳が点在しており、文化的な雰囲気が残る自然豊かな環境です。敷地は、前面道路が南と西に接しており140坪の東西に長細い形状になっています。クライアントの要望は… ・真っ白い四角い2階建ての住宅 ・中庭を望める広い玄関スペース ・駐車場から玄関まで屋根が必要 予算的に140坪の敷地に2階建てを建てるとかなりの余白を作ることになってしまい敷地を生かしきれない。2階建ての要望をより詳しくヒアリングすることで、クライアントが天井の高い吹抜けのような空間を求めていることに行き着きました。そこで、LDK・和室・こども室・寝室の居室部分を3,950mの天井高さに設定し、南側より採光を確保するレイアウトを計画しました。天井高さを利用し北側にハイサイドライトを設け通風と採光も確保しています。駐車場には大きな屋根を掛け、この屋根を潜るように玄関へのアプローチを進みます。趣味の自転車を四台展示できる広い玄関からは濡れ縁と続くデッキスペースを望めます。濡れ縁は各居室と繋がっており、また前庭との関係を緩やかに保ちます。 天井高さが生活スタイルに広がりと潤いを与える住宅です。

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  9. mutari

    このプロジェクトは、六人「むたり」の家族が住む住宅です。 クライアントは、 フルリノベーションを行う計画で中古の住宅を購入しました。六人が住むには、少し小さな住宅だったので、個室を作らず、大きなヴォリュームの中に各々が心地好い場を見つけられるような空間を作ることにしました。 2階の西側は、高台になっており、とても視界が抜けていたのでリビングスペースを2階に計画しています。少しでも広がりを感じるように、2階の天井は撤去し既存梁を表しとして天井高さを確保しています。新設したトップライトからの光が木漏れ日のように感じる明るい空間です。 1階のこども室は、二段ベッドと4.5mの学習机が設けられています。一部、天井は透明になっており、2階のトッップライトから光が降り注ぎます。また、2階に居ても1階のこども達とコミュニケーションをとることができます。 大きな学習机に並ぶこども達…家族との関係が形になった住宅です。

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  10. mike

    「大きい庭が欲しいんです。」 その一言からこのプロジェクトはスタートしました。 クライアントはこの庭の一部を畑として、野菜や果物を作りたいと思っていました。生活の中で家族と一緒に野菜を育てそれを食することは、今の現代社会にとって、とても有意義なことだと感じています。そのような生活を応援出来る住宅を考える必要があると考えました。畑には太陽の光が燦々と満ちるようにと敷地の南面に庭を配置することが第一条件と定義しました。そしてこの大きな庭と住宅が呼応するような関係がこの住宅の適しているカタチと考えます。 日常生活の中に、庭や空が感じられる自然を育む住まいです。 まず、この住宅はリビングアクセスプランで構成されています。家族は、このLDKを通ることで2階の個室にアクセスします。顔を合わせる機会をつくることで家族を感じることを意識させます。住宅の内部から庭を感じとれるようにLDK、子供部屋、ルーバー越しに浴室をレイアウトしています。 またLDKには、大開口のサッシとデッキを設け大きな庭と連続した空間を考慮しています。2階の子供部屋はクライアントの要望もあり最小限の空間としています。子供が個室に籠らずLDKに集まることを期待した計画です。しかし、勾配天井にすることでロフトを持つ開放感のあるこども室になっています。将来には、間仕切壁をつくることで二つの部屋に分けることが可能です。階段にも大きなフィックス窓を設けており、昇り降りするときに、昼には青空が夜には星空が視界に広がります。日常の何気ない動作の中に自然を感じとるスペースとして機能します。建物の黒壁には庭に向かって袖壁を設けることで内部空間から大きな庭へ視線が自然に向けられます。庭を生活の中に取り込むことが出来ます。庭の中で野菜を育てるという行為が、住宅の中では自然を感じるという行為へ変換させられる住宅です。こども達に自然が生み出す力の美を感じてもらえれば…と思います。

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  11. CHOCO

    愛媛県松山市に建つ二世帯住宅です。松山では古くからある地域で住宅街ではあるのですが、今ではマンションと古い民家が混在する地域になりつつあります。敷地の東・北側はマンションが敷地いっぱいに建ち、生活のプライバシーを建築的に処理する必要があります。また二世帯住宅において、同じ空間に住んでいながら顔を会わすこともない住環境は不健康だと思いました。二つの家族のプライベートな生活のシーンは分けながら、人の気配、空気感を感じ合える状態が二世帯住宅の健康な状態と考え、そのような住宅空間を試みています。 この住宅は、光が満ちるヴォイドで二つの家族を結びつける住宅です。 まず、若夫婦は共に働いており親夫婦と生活のリズムが違うため玄関を二つ設けました。1階を親夫婦のスペース、2階を若夫婦のスペースとしてお互いの生活シーンが干渉しない構成としています。しかし、気配や空気感を互いに感じ、同じ空間の中で生活していることを意識出来る装置として、住宅に大きな吹抜けを挿入しています。この吹抜けには、この住宅を縦断する大きな木壁が二層の空間を関連付けています。この壁は大黒柱のように住宅、家族の中心として機能しています。この壁をフィルターとしてお互いの距離感を取りながら生活をしていくことが同じ空間の中で生活する二世帯住宅のあり方として適しているのではないかと考えます。また、高層ビルが北・東側に建っているため西・南側に居室を配置しています。採光と景観を確保するためです。南西には松山城を眺めることが出来ます。その各居室をつなげる廊下は吹抜けに接しており、天窓から光が降り注ぎます。吹抜けと階段室には隙があり、それぞれの空間を重層的に存在させ、次の空間の存在が視覚的にも身体的にも広がりの期待を喚起させます。様々な光の階調が白い壁に表情を与え生活シーンにリズムを加える機会になればと思います。

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  12. COCO

    この敷地は、日本最古の温泉の一つである道後温泉からほど近く、文化的な土地柄でありながら、少し歩くと山や川など自然の恩恵を感じることが出来る静かな住宅地である。 クライアントの希望が、「駐車場2台」、「一体的で明るい内部空間」、「回遊したい」と明確であったので、隅が欠けた狭い敷地に合理的な方法でこれらの要望を自動的にレイアウトしてみた。西側全面道路は、敷地南西部で行き止まりになっており、車庫入れを考え北側に確保した。また、敷地の南東にあたる欠けた部分を採光の確保のためにデッキを配置し、デッキを軸として平面計画をL型とした。それにより立体的な光がリビングの吹抜けから得ることが出来た。外部のデッキ・バルコニーを内部から連続させることで平面的な回遊感を、吹抜けを軸に立体的な回遊感が、住空間の広がりと一体感を同時に感じることができる。 ダイナミックにレイアウトされた本棚がライフスタイルを彩る住宅である。

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  13. +umi

    外国の友人も多いクライアントは、ホームパーティーを行う機会が多く、外国の友人にも、ソファーでまったりとくつろげる空間を希望していました。また、キッチンが奥まった場所に計画されており、会話を楽しみながら料理が出来るオープンなキッチンが出来ればと考えていたようです。映画鑑賞がご趣味でシアタールームも欲しいとのことでした。インテリアは、リゾートホテルのようなモダンでシンプルなデザインが好みで、眼下に望む瀬戸内の穏やかな海を生かす提案を求められました。 生活シーンに海を添える、「+UMI」と考えることで住空間が豊かになると考えました。まず、海側に面した大きなデッキをアウトドアリビングとして設け、室内の床の先に常に海を感じられるような構成にしています。また、天井には傾きを持った下がり天井を設け、滑らかな視線の先に海を望めるように考慮しています。この部分には、間接照明とカーテンボックスが組み込まれています。そして、ご趣味の映画鑑賞のために、和室だった部屋をシアタールームとしました。沢山の友人が来たときには開け放つことで、連続したダイナミックな空間をシンプルなデザインで演出しています。キッチンを住空間の中心に配置することで、海を見ながら、会話をしながら、料理が行えるように考えています。 瀬戸内の穏やかな海、その海に沈む夕日が、住空間にくつろぎと安らぎを与える関係を再構築することが出来たのではないかと思っています。

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  14. toTo

    この住宅は大阪府堺市の閑静な住宅地に建っています。北南に長い敷地で、南側には隣地一杯に住宅が建ち、西側は大きな駐車場、北側道路の敷地です。 シンプルな外観に、個性を… 区切られた個室に、一体感を… これが、この住宅のテーマです。T字型平面の中心に、大きな吹抜けを設け、各スペースが一体的に感じるように考慮しています。吹抜けには、上下をつなぐ階段が設置され木壁が視覚的にも繋がりを強調しています。南からの光は、住宅には少し刺激が強く感じるので、窓を作らない計画としています。ただ、天窓や東からの採光で、淡い光が住宅を満たします。優しい光の中で、家族を感じる住宅です。

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