寺の造形美です
以前、住職の住宅を担当した際に
お寺もどうなのかなーできるのかなー
と思いながら、お寺めぐりをしたものでした。
火災保険等の関係で、木造のお寺を作るのは保険料が高くなるので
大変だそうです。
さすがにお寺は専門の業者が福岡にあるそうです。
普段、何気なくお寺を見ているでしょうが、これを実際に建造すると思うと、
画に書くことは可能ですが、作るとなると「無理だ!」と思い、周辺の寺散策を
行いました。
鹿児島ですと、ほとんど木造寺が主流で、中にはRC造(鉄筋コンクリート)の
物があります。自分で出来るのは、木造かなと思い、参考に色々と回りましたが、
モジュロール関係はどれもだいたい同じですので、そんなに難しいことはなく
出来る、いけると思いましたが、実際に作れとなった場合は、
細かいディティールなどどうなってるんだ?
柱の大きさなどどうなってるんだ?
屋根の見せ方、軒裏の見せ方、1つ1つ見てみるとこれまた色々な
表現方法があるものだなーと思わされました。
正月に初詣に行かれた際に、神社やお寺に行かれると思いますが、
興味のある方は、いつもと違った角度で見られてもいいのかなー
と思いました。
江口設計