シマトネリコ

庭木として人気があるシマトネリコ。常緑で葉が落ちにくいので、かんたんな管理で観葉植物として楽しむことができます。こちらでは、シマトネリコの育て方やインテリアとしての活用術などの情報を紹介しています。シマトネリコをこれから育てようかなという方はぜひお役立てください♪

  1. #023 閉じて楽しむ

     現在の状況から、リノベートして新しい空間を創出する機会が徐々に増えてきたように感じます。今回もその一例で、約10年ほど前に新築された時の外構部分と庭部分を新たに生まれ変わらせることが、大まかな依頼内容でした。  現状のブロック塀の高さは、H1200mmぐらいでアルミフェンス(H600)も透過性の仕様でしたので、道路から中が丸見えの状態でした。そこで、既存ウッドデッキからの高さ、家の中からの高さなどを確認、検証し現状高+600mmの塀を増設することとなりました。直線10mの箇所は、荷重を考え上部にH600mmのアルミフェンスを用い、庭側に控え壁を設けました。塀の仕上材には長方形のタイルが採用されました。このタイルは長さ、幅、厚みが異なるといった特徴があり、単調となりがちな塀に不規則でありながら定尺なリズムと軽い陰影を生んでいます。上部に設けたフェンスは視線を遮ることを意識し、ポリカーボネート板を用いたフェンスとなりました。これらにより外部からの視線はかなり軽減され、庭はよりプライベート感のある空間となりました。  庭のコンセプトは「今まで以上に快適でストレスのない過ごし方」としました。まず植物は、花壇とレンガ縁石で見切った南東側のスペースへ植栽しました。スペースを部分で区切ることで、植栽管理が楽になることを意識しています。中央のベンチはウリン材を採用し木材の暖かみとメンテナンスの軽減を図りました。ベンチの多様性を存分に活用してもらいたいと願っております。ベンチの足元は色々な考えののち人工芝となりました。どういった経年変化が起こるのかを観察する必要がありますが、豊かな緑の空間は出来上がりました。既存の乱形擬石平板、木樹脂製ウッドデッキの色や素材感を意識して材料を選択していただいたので、既存と新設が違和感なくおさまり上質な空間となりました。  夕刻から夜にかけては、ライトアップが幻想的な雰囲気を醸し出しています。虫の対策をしながら、外で夕食を取ったり、お月見をしたり、宴を開いたり・・・楽しみが増えそうです。  天然素材と人工素材の併用は、どんな場面でも起こっています。素材の選択は立地と予算、嗜好によって決まる場合が多いと考えています。庭で採用される素材は、長期間に渡り外部と接触し続けるものなので、その素材が変化する状況を、考察し続けることが必要であると感じた例です。

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  2. どんなお庭にも相性抜群!初心者でも育てやすい「シマトネリコ」の育て方

    お庭に木を植えるなら、和風、洋風を問わず合わせやすいシマトネリコがおすすめ。美しい樹形とお手入れの簡単さから人気のある常緑樹です。シンボルツリーとしても目隠しとしても使える用途の広さもうれしいところ。今回は、どんなお庭にも相性抜群のシマトネリコの育て方をお伝えします。

    LIMIA インテリア部
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  3. #017 集合住宅の緑とあかり

    今までの集合住宅は建物と駐車場が敷地一杯にあり、樹木等を植栽すること、庭を設けることなどは積極的に行ってきませんでした。近年、その傾向は徐々に変化しつつあります。今回、機会を得て小スペースながらもある程度の植物を植えることが出来ました。春夏秋冬、四季折々の表情を少しでも楽しんでいただければ幸いです。 南棟1階の3戸にはそれぞれ庭があり、高木を一本ずつ植栽しました。管理面を考え化粧砂利と常緑樹一本という極シンプルな構成ですが、考え方を変えれば余計なものをそぎ落としたミニマルな庭、といっても良いかもしれません。忙しい日々の中で窓の外に目を向けると樹木の緑を感じることが出来ますし、花が咲く樹種や実を付ける樹種もありますので、緑を存分に体感できるはずです。 植栽工事の他に照明器具の選定、配置も計画させていただきました。テーマは”当てて照らす”です。建物の立面図を見た時に窓のない壁面が多く存在したので、窓を避けながらほぼ等間隔でスポットライトを配置し、壁面を照射することとしました。ポールライトは目立ちすぎないように地上高400mm以下、反射板で足元を照らすタイプを選びました。施工性等の観点からスポットライトとポールライトの2種類のみで計画を立案しましたが、シンプルながらも多様で質の高い空間となりました。 今回の事例は、はじめの一歩です。人の住まう場所に緑があり安らぎ憩う、防犯機能だけではなくライトアップにより非日常空間を感じ楽しむ。周辺環境の上質な空間が個々人の生活の質の向上につながると信じ、少しずつでも進んでいければと思っております。

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  4. 城東の家リノベーション(外構で部屋をゆるやかに繋げる家)

    敷地は、東海道が通りかつてお店を営んでいたとわかる建物が建ち並ぶ旧市街地です。依頼主の先代も昔、たばこ屋と営んでおられました。今回のプロジェクトはそんな建物を取り壊し、新しく子世帯が親世帯と共に暮らす2世帯住宅の計画です。 昔の建物と新しい建物をどのように共存させることを考えました。 そこで、外構のあり方に着目しました。 外構のフェンスや柵といった工作物というものは、敷地と道路をはっきり分け、プライバシーを守るために設けられます。 そこで、道路と外構と建物を緩やかに分け、緩やかに繋ぐ工夫をほどこしました。 塀のような外壁のような建物のような外構が、敷地境界から徐々にボリュームが変化し既存の建物に寄り添い、いつの間にか、機能を持ち建物として存在していきます。 このように流動性を感じる空間をつくることで、完全に外と内を隔てるのではなく、あいまいな場所を生み出し、その空間が豊かさを感じる場所になります。 また、外からこの空間を見る人々は、建物が徐々に外へと溶け込んでいるような不思議な感覚を感じることができるのではないでしょうか。

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  5. 観葉植物のシマトネリコを室内で育てる方法と健康を保つチェックポイント

    シマトネリコは、屋外では樹高が15~20mにもなる木です。関東以南では庭木としてよく利用されてきましたが、近年では、光沢のある小さな葉が密につく木の姿がグリーンインテリアとして注目を集め、観葉植物として育てる人が増えています。今回は、室内で楽しむ鉢植えシマトネリコの育て方を見てみましょう。

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  6. #011 既存物との調和

    最初の外構造園工事が竣工してから7年。ライフスタイルの変化で車の台数が増加しました。それにより屋根が必要となり、今回の工事に至りました。7年の経年変化とどう折り合いをつけるかが今回の大きなテーマでした。また、当時の材料と同じ型番、色味であっても、新しいものと古いものの違いが明確になってしまうので、既存物をあまり触らない材料選択と施工方法を思考しました。今回のカーポートは柱を4本使用しますが、そのうちの3本を花壇の中に入れることとしました。それにより床の石張を撤去する箇所が1箇所となり、既存物と新設物の接点を最小限に減らすことが出来ました。さらに、職人さんが慎重に石を撤去したことにより、石の再利用が可能となりました。元々花壇内にあった、ヤマボウシとシマトネリコ、コクチナシなどは一旦庭へ仮植えしカーポートが組みあがった後、植栽されました。植物の不定形が新設物との接点となっているため、既存物と新設物の境界をよりあいまいにすることができました。 新設されたカーポートは水平が強調された建物とバランス良く調和し、以前からそこにあったような印象を与えています。

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  7. #004 シンプルな水平ライン

    最初はオープンなプランからスタートして、その後クローズドとなり、メイン駐車スペースや駐輪スペースの配置の決定と、数か月かけながらジワジワとプランを固めていきました。オープンなプランの時から変更していない箇所は、塗装壁の高さを揃えることでした。これは建物の屋根庇が横(水平)に延びるような感じがして、たとえ塗装壁の長さや配置が変わっても水平に揃った塗装壁がもっとも美しいのではないかと感じたためです。 そしてもう一つは主張を減らし、できるだけシンプルにすることです。打合せの中で、お子様が植物に興味を示していると感じられたので、構造物は極々シンプルにして植物の生長を楽しめるプランとしました。工事完成後、水やりはご主人の担当となったそうですが、お子様たちも楽しんで参加されていることでしょう。今後のお子様の成長と植物の生長が楽しみです。

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  8. #016 普段着の庭

    竣工当初に建物を見た印象は、色使いの濃さでした。バルコニーフェンスのダークブラウン色、一階の一部で使用されている外壁タイルのダークグレー色、玄関タイルのダークブラウン~ダークグレー色などです。今回はそれらの濃さを緩和させるのではなく、同調色の素材を用いて全体をまとめるプランを考えました。門柱等に用いたダークブラウン色のブロック(スクラッチタイルやオーストラリアレンガの装い)は懐かしさと重厚さを醸し出しています。ポスト、笠木、レンガはダークブラウン色、表札、フェンスはブラック色を採用し建物周辺との調和をはかっています。この濃いめの仕上材が重苦しく映らないように植物をバランス良く配植しました。特に庭の芝のグリーン色は非常に美しく、ダーク色との見事なコントラストを生んでいます。 植栽工事が完了してから約6ヶ月、緑が整ってきているのを見てうれしく感じました。鉢植えも小さな畑も芝庭も楽しく作業されているのを聞いて安心しました。時々、岡山に用事で来られた娘さんが家には入らず、芝だけ刈って帰られるそうです。”その時にできる人が出来る範囲のことを肩ひじ張らずにする”。自然に普段着でその作業ができる関係性が羨ましくもありました。私も時々伺って、建物やブロック際の芝を電気の力を借りてお手伝いしたいと思っております。

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  9. #012 場を仕切る

    箱型形状の建物を見て周辺のつくりをプランニングする時、”よりシャープに水平・垂直を際立たせるか” or ”そのシャープさをどれだけ柔らかくするか”という二つのことを主に考えます。そして、どちらを選択し、度合いをどれくらい上げるかは打合せの中で決定していきます。今回のお家はシャープさを残しつつ柔らかさを出すイメージでプランニングを行いました。 施主は緑の多い空間を望みながら、ほぼ初めて行う植栽管理に不安を抱えていました。そこで、芝庭スペース(簡潔)、アプローチ+植樹スペース(多様)、駐車スペース(機能優先)と使用する場とテーマを明確に仕切り、全体を見ながら部分でも管理できるようにそれぞれを配置しました。芝庭スペースには、高木3本と芝のみを植栽し、低木類、地被類を植栽したり景石などを配することはしませんでした。これは芝刈時の作業効率を上げる効果と空間のシンプルさを際立たせる効果を生んでいます。アプローチ+植樹スペースには、高木類、低木類、地被類を植栽し、大小の砂利を敷き均しました。芝庭スペース(簡潔)とは違った趣があり、うまく対比できたのではないかと思っております。また、それぞれの場が自然につながるように、使用する材料や立体物に共通性を持たせました。タイルを張ったウォール→縦格子フェンス→タイルを張ったウォール→縦格子フェンスという同素材の連続は、統一性とリズム、奥行き感などを生む効果があり、場を仕切っていながら全体は一つにまとまっている印象を与えています。 現在、生き物を育てる楽しさ、難しさを感じながら庭造りに励んでおられます。悩みながらもコツコツと一緒に進んでいければと思っております。

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  10. #014 明瞭な色分け

    打合せ当初は、門柱と階段以外をフラットにして平面を広く使用するオープンなプランでした。お話が進むにつれ、駐車スペースはしっかりと閉じる、塗り壁などの立体物は設けるが閉塞感を出さない、といった内容に変化していきました(当初からの決定事項は、シンプルにまとめることと必要最小限の植栽量にすることでした。)。プランの変更により、駐車スペースには電動式オーバードア(閉じているが閉塞感は無い)が、門柱周りには高さの異なる二枚の塗り壁(道路と敷地を明確に区切っているが閉塞感は無い)が設置されました。今回のプランの中で、塗り壁の色の選択が最も難しいと感じました。建物と同時に見える門柱などの立体物の色は、建物の色と同等色か、それよりも薄いか、それよりも濃いなど建物の色に同調させて見せる場合が通例です。これは、全体の調和をはかる為の有効な手段で、今回の建物の色から考えると、ブラウン系の色を用いることを最初にイメージしました。しかし、建物が濃いブラウン色であるため、門柱に同等色を用いるとかなり重たい印象を与えてしまいます。さらに、タイル階段の色も濃いブラウン色だったため、もしも塗り壁にブラウン色を用いるとブラウン系の色がほとんどを占めてしまうことになります。色々考えを巡らせた結果、ブラウン色は採用されずホワイト色に近い色が選択されました。完成後、全体を見てみると建物と塗り壁との違和感は感じられません。この理由の一つとしてブラウン色とホワイト色の面積のバランスが全体としてうまく調和したからではないかと考えています。非常に勉強になった好例です。コンパクトにまとめた植栽帯は、レンガの花壇を含めると三か所になりました。数量は多くはありませんが、ポイントとなる箇所に有効に配置することが出来ました。今後、緑が生長し数量が増加していけば、より良い空間となるでしょう。

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  11. #015 流れを感じる

    限られた空間の中で、想像力をどこまで膨らませることが出来るか? 最初の打合せで、「道路から家に入るまでに和室前の坪庭が見えて、奥にタイルテラスが見える。玄関の上り口に立つと正面に床の間の奥の坪庭が見えて、側面にタイルテラスが見える。」という計画があることをお聞きしました。動線の中でそれぞれが同時に見える場合もあるので、各所を分断して考えるのでは無く、統一性がありかつ連続性も見られる方法を思案しました。そこで、タイルテラスの中心に意匠壁を据えて庭の核とし、その意匠壁を滝に見立てました。「滝から流れ出た水は室内に引き込まれ、床の間奥の景石にぶつかります。景石にぶつかった水は流れを変え和室前の庭へと至り、敷地の外へと流れ出ていきます・・・」。タイルテラスに用いるタイルの色はダークグレー色であることが決定しており、このイメージの具現化には黒御影石の磨きが最適ではないかと考えました。意匠壁には凹凸のあるボーダータイルが張られていますが正面斜め上から下にかけてランダムに同サイズの黒御影石(磨き仕上)が張られています。床のタイル張りの中にも黒御影石(磨き仕上)を埋め込み、意匠壁から水が引き込まれていくイメージを演出しています。和室内の床の間の天板は磨きがかかっていた為、外の坪庭も黒御影石(磨き仕上)を用いました。そして天板と黒御影石(磨き仕上)の高さを揃えることにより内外の繋がりを持たせました。和室前の植込みと砂利の見切りにも黒御影石(磨き仕上)を用いて素材の統一をはかっています。今回は限られた空間であったが故に建物も含めた敷地全体を「庭」と考え、屋外と室内を想像の中で行き来させるダイナミックなプランとなりました。タイルテラスに立ってみると石の反射の面白さに魅了されます。季節ごと、時間ごと、天候ごとに様々な表情を見せてくれる庭になりました。お子様の成長と共に喜怒哀楽が楽しめる庭になることを願っております。

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  12. 小さな中庭と大きな縁側

    静かな住宅地に計画したコートハウスです。プライバシーを確保しにくい二面道路の条件の下で、緑豊かな周辺環境との連続性や開放感のある住まいとするため、建物中央に中庭を設けて諸室へ光と風を導いています。LDK、和室、家事室、洗面室、浴室、寝室、音楽スタジオ、と多くの所要室を中庭の周りに配置することで、効率よく回遊性のあるプランニングを行いました。ランニングコストの削減と、輻射による体感の良い空調を行うため、建物の床下全面に敷設した蓄熱・蓄冷ユニットにより冷暖房を行うシステムを導入しています。(撮影:笹倉洋平)

    山本嘉寛建蓄設計事務所 YYAA
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