ベニシダレモミジ

「ベニシダレモミジ」に関するアイデア一覧です。住まい・暮らしのメディアであるLIMIA(リミア)は、「ベニシダレモミジ」についての豊富な情報を提供していきます。

  1. #018 紅葉をくぐって

    お店がオープンして10年が経とうとしています。これを機に前庭を整備することとなり、オープン時と同様今回も声をかけていただきました。前回様々な条件で出来なかったことを今回のリノベーションで実践し、前回以上の空間を作り上げることが10周年のお祝いになると信じてプラン作りに勤しみました。 まず、初めに着手したのは通路です。前回の方形飛び石+化粧砂利敷の組み合わせから、歩くことに重点をおいた通路へ変更いたしました。10年が経ち良い感じになっている方形石は廃棄せず再利用し、そこへ乱形石を新たに加えて通路を仕上げました。これは歩きやすさと組み合わせの面白さ、素材間のリズムなどを生んでいます。 次に内と外の連続性の意識付けを行いました。直接的な箇所は店内で用いられている白玉石を店外でも用いたことです。さほど目立つ場所ではなく気づくことも少ないかも知れませんが、ガラスを隔てて砂利が続いているさまは内と外との連続性を感じさせます。 店名にもなっている”旬彩”=”旬のいろどり”は、料理のなかでの表現にとどまらず、前庭に植えられた植物たちが見せる劇的な季節変化も包括しており、内(料理)と外(庭)が繋がっているように思えます。今回、料理のつまものとして利用できるよう、モミジ二種、ナンテン、マンリョウ、アオキ、シロシキブ、ハランなどを植栽しました。イロハモミジを若干傾けて植え付けているため、お客様はモミジをくぐって店内に入ることになります。モミジを感じつつ店内に入り、料理の中にモミジが添えられていたら・・・これも内と外の連続性を感じさせる乙な演出ではないでしょうか? ​ 今回出来上がった時期が春先ということもあり、植栽時に落葉していた樹木が数日で一気に芽吹きました。植物の力強さを感じる出来事です。力強く20年、30年・・・とお客様に愛されるお店となることを願っております。我々もその一助となれれば幸いです。

    Green Scape Lab(GSL)
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