書庫

「書庫」に関するアイデア一覧です。住まい・暮らしのメディアであるLIMIA(リミア)は、「書庫」についての豊富な情報を提供していきます。

  1. 三万冊の本の家 House with 30,000 Books

     東京都内に建つ二世帯住宅です。二つの住戸の間に挟まれた大きな書庫が特徴で、本の収納量は家全体で約三万冊分あります。小さな公立図書館なみだと考えて頂くとイメージしやすいかも知れません。  この書庫は両家の間に少し距離を置くための緩衝地帯であると同時に両家の共有財産であり、また二つの家をつなぐ紐帯でもあります。敷地周囲ではたまたま北東と南西方向に家並みが途切れているため書庫の両端の採光面二つはそちらへ45°角度をねじって向けられており、書庫が家全体を斜めに横断するように計画されている点がプラン上の特徴だと言えるでしょう。この書庫の採光面二つからの視界をより広くするため、建物はこれらの部分でチーズのように大きく三角形に切り取られ、その結果ニッチ状の外部空間が二つ出来上がっています。この二つの三角形ニッチはもちろん書庫の採光のための空間なのですが、同時に二つの住戸それぞれの窓に面した庭でもあり、住戸Aと書庫、書庫と住戸Bとがそれぞれ共有するアウトスペースとなっています。二世帯住宅において二つの住戸をどの程度独立させ、一方でどの程度密接な関係を持たせるかは常に問題となるテーマですが、この住宅では緩衝空間として書庫を挟んだだけでなく、書庫のために作られた二つの庭を経由して両住戸を間接的につなぐことで、お互いの生活が直接目に入ることはないがぼんやりと動向が感じられる、そのような両家の距離感を作り出そうと考えました。  書庫は単に本を収納するスペースというだけではなく、この家で最も豊かな、建物を代表する空間でもあります。通常は本の保護のため全ての扉は閉ざされ、直射日光や通気を遮断するように計画されていますが、必要に応じて扉は外部へ大きく開放することが可能です。気候の良い時分には是非扉を開けて空気を入れ替えると共に、景観とたくさんの蔵書に囲まれた贅沢なひとときを過ごして頂きたいと考えています。

    山本卓郎
    • 1215
    • 15
  2. Tei|読書デッキのある家

    眼下に海を見渡す事が出来る高台に敷地はあります。 建主が所望されたのは、この環境を活かした退職後ゆっくりと趣味の時間を過ごせる空間でした。 敷地の周辺には背の高い樹々が自生している事や湿気対策の観点から、1階フロアレベルは通常より高く設定しています。 畳の上に寝転がり建具を全て引き込むと、アイレベルが枝葉に近付いた事もあり、まるで樹木の中に浮遊している様な不思議な感覚を覚えます。 一方2階にはご主人の趣味を堪能出来るスペースとして、プレイルームを計画しました。 1万冊の本やCDが収納可能な書庫とつながる読書デッキには可動式のガラリ戸を設置し、半屋外空間とする事で最もこの環境を肌で感じられる特異な場所としました。 竣工後は読書は元より、太平洋に沈む夕陽を眺めながら飲み物を楽しむなど、恵まれた環境を堪能して頂いています。

    キリコ設計事務所
    • 1212
    • 16
  3. 書庫&車庫の増築|北デッキの家

    敷地が北側に拡張したことに伴い、車庫と書庫を道路沿いに増築。 道路からは外壁と屋根によって切り取られたヒメシャラの景が垣間見え、奥の居心地の良さそうなデッキ空間を想起させます。 その木製デッキは以前はピロティ状の駐車場だった場所。北庭に面して設けているので順光のあたる緑を楽しむことができます。樹木は、様子を見ながら植樹していきたいという建主の希望に沿って、最小限度にしました。 このデッキのある場所は、道路からは奥まりながらも西側に開放しているので、家並みに沈む夕日を楽しむことができる、いわばサンセットテラス。 さらに日が暮れると、ヒメシャラがライトアップされます。 帰宅してきたご主人は、季節がいいときには玄関に入らず、ヒメシャラに誘われ、デッキに出て一服。 携帯で奥様を呼び出してビールを一杯、なのだそうです。

    シーズ・アーキスタディオ
    • 1183
    • 9

おすすめ

話題のキーワード