コートハウス

「コートハウス」に関するアイデア一覧です。住まい・暮らしのメディアであるLIMIA(リミア)は、「コートハウス」についての豊富な情報を提供していきます。

  1. カーテンがいらない家 / five courtyard house

    「周囲の生活は見たくはないし、自分たちの生活も見せたくはない。その上でカーテンが必要のない家がほしい」 明確で絶対的なご夫婦の要望を叶える為に大小5つの〈外部〉を点在させ、光・風・広がりだけでなく、季節や天候をも〈内部〉に取り込むことで、空間の質の変化を存分に感じられる住宅となりました。

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  2. 中庭で繋がる2世帯住宅 / house to cut out the sky

    お施主様ご夫妻が好む「simple is best」というスタイルを念頭に置いて、外観・プラン共に奇を衒わないものとしました。 また中庭南側には袖壁を設け、リビングからの眺望に隣家の塀や植栽等の雑多なものが入り込まないように風景を意図的に切り取ってみました。 閉鎖的ではあるが開かれている。 開かれているが包まれているかのような安心感がある。 そんな住宅を目指してみました。

    design office ON
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  3. 三つの陸屋根を持つコートハウス

    閑静な住宅地に建つ木造二階建ての住宅です。 角地ですが風致地区に指定されているため、道路境界と隣地境界からそれぞれ2メートルと1メートルの壁面後退が義務付けられ、さらに景観計画区域に指定されているため、敷地面積の10%以上の緑化が義務付けられている厳しい条件の土地に建っています。 建て主からの要望は、明るく風通し良い和モダンの住まいで、収納スペースを多くしてほしいとのことでした。 また、ゴルフが大好きなご主人からゴルフシミュレーターを設置してほしいとのご要望もありました。 そこで日当たりのいい東南に植栽のある中庭を設け、それを囲むようなL字型プランにして採光と風通しを確保するコートハウスしました。 日当たりとご主人の趣味などを考慮して1階を寝室・和室・浴室・洗面室といったプライベート空間に、2階をリビング・ダイニング・キッチンといったパブリックな空間のプランとしました。 さらに、ゴルフシミュレータースペースの天井高さ・間口・奥行きは、決められた寸法を確保する必要があったため、2階リビングに配置して天井を高くしました。 1階のウォークインクローゼット・納戸部分は平屋にして、2階ダイニング・キッチンとリビングの天井高さに変化を付けることにより、高さの異なるボリュームを組み合わせた三つの屋根のあるコートハウスになりました。 1階の水廻り設備であるトイレ・洗面室・浴室も一箇所にまとめ、浴室から中庭の緑が眺められるようなプランにしました。 寝室に隣接したウォークインクローゼット・納戸は間口が一間、奥行きが三間半の細長い7畳の広さがあり、所有されている箪笥三竿がすっきり納まるようにしました。 階段を上ると、リビング・ダイニング・キッチンと間仕切りの無い広いワンルームになっており、空間にリズムを与えるため、天井高さと天井仕上げに変化を加えて、ダイニングの天井は無垢の羽目板を張りました。 L字に配されたリビング・ダイニングに隣接したデッキテラスは6畳の広さがあり、屋内のリビング・ダイニングと一体的な空間が感じられるようにデッキ床との段差を無くしました。 天井の高いリビングはご主人がこだわったゴルフシミュレーターが設置され、国内外の有名ゴルフコースがリアル体験でき、壁一面の大型スクリーンでは、ゴルフを楽しむほかにテレビやDVDも観ることが可能です。

    三浦尚人建築設計工房
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  4. elnath/​平面的、立体的な斜めの壁によって構成された空間を考えてみる。

    住宅地に住みながら、少し開放的に明るくすごしたい、という施主からの要望でした。 できるだけカーテンに頼らずに視界をコントロールできる方法を提案できればとの考えで、初回は南側に壁を配して小さな中庭を設けたプランを提示しました。 いわゆる中庭型住宅、コートハウスと呼ばれるかたちのプランのひとつです。 そのプランに対して少し要望をいただき帰って調整していると少し中庭が窮屈な感じがしてきてしまい、平面的に壁を斜めに傾けてみたところ、中庭に対してより開放的なかたちとなり第2案として提示しました。 この形は今の原型となり気に入っていただいたのですが、模型を見て奥様が「この壁を斜めに傾けたらもっと陽が入りそうかな」と。 それは僕にとっても面白い考えとなり、「ああっ、それ面白いですね!」と咄嗟に答えてしまったのが苦労の始まり。 立体的に試行錯誤を重ね、難しい構造を構造事務所に紐解いてもらい、そして多分誰よりも大変だったであろう現場監督さんと大工さんの細やかに配慮の行き届いた仕事でこの家は出来上がりました。 壁の角度が垂直でないことによって目線が直に当たらず、奥に視線を逃がしてくれるので実際の広さより奥行きが生まれています。 今回は外観の屋根形状から連続するかたちで南側の壁をデザインしており、結果として1階と2階で全く違う景色が楽しめるすまいとなりました。 当初は家形と思ってデザインしていたかたちも、少し傾けることで朝顔の花やオクラの断面のような五角形の印象が強くなり、陽を取り入れるために傾けた壁は、物理的以外に色々な間口も広げることになりそうな気がしています。 光だけでなく風や音や気配や近隣との関係まで含めて、たくさんのものを取り込んでくれることを期待できる家なのかもしれません。 事務所を開いてもうすぐ6年だと思うのですが、 住んでいる埼玉県で初めて完成した物件でした。 自身初となる垂直方向に斜めになった壁は現場の方々に苦労いただきながらも、 非常に面白い試みとなり、コートハウスという枠の中で駐車場を減らさずに空を増やす 新たな体験を提供できたのではないかと思います。 設計・工事監理:ポーラスターデザイン 一級建築士事務所・長澤徹 施工:株式会社堀尾建設・金子泰久 照明:大光電機株式会社・高木英敏・石田未央 植栽:装景NOLA・長谷川隆明 撮影:藤本一貴

    ポーラスターデザイン一級建築士事務所
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  5. zubenelgenubi/囲われた2つの庭を立体的に多角的に眺められるかたちを考えてみる。

    駅近くの住宅街、北側道路での計画です。 方位も少し振れているのですが、南側には3階建相当の建物に囲われ、道路北側には中高層の集合住宅もある周辺状況です。 施主はこの土地を気に入り購入されたのですが、当初の要望は平屋もしくは大きな軒があって広々感じれる住宅を建てたいとのこと、私の実例で気に入っていただいた建物も、のどかな周辺環境に建つ郊外型の計画のものでした。 何度か敷地を訪問し陽が差す位置と角度を確認し、影が落ちる範囲も想定できたのですが、敷地の半分以上はなかなか陽が当たらないことも含めてどのような提案がベストかの検討が始まります。 ご主人は車を本当に大事にされていて、囲われたガレージに車を置きたいこと。 普段過ごす空間であるリビングは日当たり良く、外でも少し食事をしたり楽しんだりしたいこと。 敷地内の屋外で子供がある程度遊ぶスペースが確保できること。 外からの視線をカットして、カーテンにあまり頼らずにできる限り開放的に過ごしたいこと。 掃除やメンテナンスが楽な住宅であること。 ヒアリングの中では様々な要望が、それぞれの重要度を伴って何度か繰り返し登場することがあるのですが、上記の要望は当初から顕著に何度も登場する要素で、この家の骨格となっていく部分と考えました。 周囲の視線からガードされながら日当たりを確保し、かつ広く感じてもらえる空間を計画できるかに配慮しながら、今回はガレージを内包した二つの中庭を持つコートハウスを提案し、カーテンが不要な2階リビングの住宅が今回の提案となりました。 1階玄関から2階のリビングに至るまでの動線で、1階中庭A正面、1階中庭B側面、2階中庭A側面、2階中庭B正面と、それぞれの庭を高さと方向を別々に提示するように展開し、異なった景色が楽しめるかたちになっています。 また、この二つの中庭は景色を楽しむためのおもて面で、裏方として物干し用のバルコニーを設け、バックヤードの充実をはかった住宅となっています。 外からは閉鎖的に見えますが、中は開放的なコートハウスの基本的かたちです。 設計・工事監理:ポーラスターデザイン 一級建築士事務所・長澤徹 施工:株式会社篠宮工務店・篠宮亮 照明:大光電機株式会社・高木英敏・石田未央 植栽:装景NOLA・長谷川隆明 撮影:藤本一貴

    ポーラスターデザイン一級建築士事務所
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  6. zubeneschamali/陽が当たらない与条件で、金太郎飴のような断面形状を考えてみる。

    南側に中層の集合住宅が建つ、冬季の日当たりがほとんど期待できない敷地での計画です。 最初に現地を見た時には自分も少し唖然としたのですが、 このような敷地だからこそ成立するかたちがあると思い模索をはじめました。 南側に建つ建物は東西に長く箱型であるため、 今回の敷地に落とす影の位置は日中ほぼ変化せずある意味安定しています。 そこで冬至の日照を中心にどのような形状にしたら明るく過ごすことができるかを検討しました。 通常の考え方で南側に庭を配置して北に家を配置すると、 常に影となる集合住宅の北面を眺めながら、 直射光も2階部分にしか差し込まない住宅が出来上がることがわかり一度検討終了…。 オーソドックスな案からスタートして基本配置をいろいろ試行錯誤しながら、 最終的に建物を南側に配置し庭を北側に抱きかかえるかたちにたどり着きました。 このかたちに至ったのは屋根の高さは年中通して日照が期待できたこと、 北側に庭を配置して壁を設置することで壁面が日射を受けてくれるので、 家の中から明るい面を眺めることができることなどが主な理由なのですが、 2階の床をルーバー材(スノコ状)にすることで、 天窓の明かりを1階まで届けることができる仕組みや、 段階的に天井高を変化させて自然と風が流れる断面を検討しながら、 詳細を掘り下げていきました。 この家は南北方向の基本断面形状が東端から西端まで全く同じという自身初の試みを行っています。 いわゆる金太郎飴のようなかたちで構成されたプランです。 家の中の最外周を1、2階ともに回遊することのできるので見通しも良く、 結果的に光、風、空間が全て抜けの良い稀有な構成となったと思います。 土地や周辺環境的にはあまり恵まれているとは言い難いかもしれない環境の中、 北と南がが反転したような非一般解としての住宅プランなのですが、 出来上がってしまうと不思議と普通にこのかたちで存在していたかのような、 そんな少しだけゆっくり時間が流れるおうちとなっていることを願っています。 設計・工事監理:ポーラスターデザイン 一級建築士事務所・長澤徹 施工:芦葉工藝舎 / 一級建築士事務所 株式会社 芦葉建設・松本成臣 照明:大光電機株式会社・高木英敏・石田未央 植栽:装景NOLA・長谷川隆明 撮影:藤本一貴

    ポーラスターデザイン一級建築士事務所
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  7. グラデーションの外観,3つのデッキテラスを囲むコートハウス

    この敷地は長い間更地であったため、東・西・南の各隣家は通常以上に大きな窓がこちら側に向いている状況でした。 そこで、3ヶ所のデッキテラス(1階-2ヶ所,2階-1ヶ所)を囲むように各部屋を配置し、外部のデッキテラスも含み、隣家からは生活の様子が見えないが、室内の各部屋からは、デッキテラスに向かって開放的になるような「コートハウス」を提案しました。 大小3つのデッキテラス側に付いた大きな開口部は、各部屋(居室)に光と風を注ぎ、内部と外部が一体となり、また居室以外の北側の玄関やガレージ(ビルトインガレージ)にも同様に、大きな開口部を付けることで、建物全体が「コートハウス」の恩恵を受け、明るく快適な住宅になりました。

    ㈲滝下秀之建築アトリエ
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  8. ダイヤモンドカットの家 -働く覚悟と白いダイヤモンド-

    周辺は物作りの街で工場が立ち並ぶ。 クライアントは、メーカー業を営む創業家に生まれた。いずれは会社を継ぐことになるだろう。 そのような環境で、同じ街に住もうと決めたとき、計画の当初、新居を指して「働く覚悟」と言った。 角地であり、場所柄配送のトラックなども多いため、北側の道路に対してこの住宅は完全に閉じている。1階がさらに少し下がっているのは、それらの音対策でもある。 南側は1軒の住宅を挟んで高い社屋が建つ。2階は少しでも北に下がり、中庭に光をいれるプランを考えた。 2階には寝室をはじめ、各個室が中庭を囲むように並んでいる。 寝室の前にあるバルコニーは非常に大きく、深い庇がかかっている。共働きの夫妻が、少々の雨なら洗濯物が干せるようにという要望からだ。道路側からの視線を気にせずともよいように、西側の壁は大きく立ち上げている。 1階も同様にコの字に中庭を囲むプランとなっているが、その1辺は和室となっている。将来的には、両親との同居も考えている。 中庭とポーチはルーバーで覆われている。目線を遮り、通風、採光を確保するためだが、素材はアルミを選択した。真っ白でマッシブな建築に色は不要だと考えた。 雑然とした街中に、白いダイヤモンドを浮かび上がらせてみたい。 そして、それが「働く覚悟」と等価となれば、設計者としてこれほど嬉しいことはない。

    ㈱一級建築士事務所アトリエm
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  9. 上杉のコートハウス

    敷地は仙台市の中心市街地にあり、計画にあたってはプライバシーの確保と開放感の両立を求められました。 そこで、建物の配置を工夫することで敷地の随所にコートヤードを生み出し、各居室や浴室、物干し部屋などをそれらに面する構成としました。特に、家の中心であるLDKは南北にある2つのコートヤードに連続しており、大きな開口で内外の境界を曖昧にすることで、採光や通風はもちろんの事、市街地でありながら緑あふれる豊かな空間とすることができました。抽象的でシンプルな外観とのギャップも、見る者に新鮮な驚きと感動を与えるよう企図しています。 この家には「暮らす」だけではなく、「遊ぶ」ためのプレイルームがあります。そこでは趣味に没頭したり友人を招くなど自由な使い方ができるように、日常生活動線とは切り離して計画しました。無垢の木や石という素材感のある仕上げと間接照明により、クラフト感のある空間となっています。

    ブレッツァ・アーキテクツ
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  10. 「中庭を囲む家」

    三方が住宅に囲まれた敷地である。家のほぼ中央に中庭を設け、それを囲むように住宅の機能を配置した。それによりリビング、寝室、水廻りに十分な光が注がれとても明るく風通しの良い住環境が確保された。外部とのプライバシーを確保しつつ、家の中では相互の生活が見え隠れし常に気配を感じながらの生活は家族としてのコミュニティーも暖めていく。 まさに「中庭を囲むあたたかい家」となった

    アトリエ慶野正司
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  11. 森の中のコートハウス

    森の中に建つ、ドッグランのあるコートハウス型の住宅です。 廻りに建物(住宅)が無い為、防犯面も考慮して、ドッグランのフェンスを 建物本体と一体的にデザインし、コートハウス型にしました。 建物本体は、各部屋からの眺め・太陽光の方向等を考えY字型をしています。 家の中は、水廻りの床を1段下げ、その上にロフト収納を設ける事で 様々なモノが生活フロアに出て来ない様に考えました。

    style wedge
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  12. 深沢S邸 -空間が連続し家族が繋がる立体回遊プラン-

    施主のSさんに最初にお会いした時、いただいたリクエストの中で印象的だったコメントは「理想は平屋」ということ。もちろん敷地や諸条件から物理的にそれは不可能。しかし家族の繋がりを最重要に考え、どこにいても家族の気配が感じ取れることを熟考した結果、全体を1/3 層づつずれるスキップフロアとして、空間のシークエンスを最大限に活かした構成に、また、その延長で、階段で上り下りしながら、最終的にはぐるっと家の中を一周できる回遊プランとすることにもなりました。 その他にもこの3階建ての大きな住宅には、いたるところに空間演出の仕掛けがちりばめられています。各々のコーナーで気持ちの良いシーンが生まれ、それらが連続してひとつのストーリーとなることを目指しています。

    遠藤誠建築設計事務所
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  13. 若林M邸 -既存樹木を活かした3つの中庭を配する棲家-

    年配のご夫婦のための住宅です。 古屋が建つ敷地に初めて訪れた際、世田谷の一等地であるにも関わらず緑が豊かな、まるでお屋敷のような佇まいに驚かされました。敷地の大きさに対してご要望の建坪はゆとりのある計画であったため、いかにこの既存樹木や場の持つ雰囲気を継承しながら、落ち着いた棲家をつくることができるのかを考えました。 結果的に既存樹木の松のあいだを縫うように建物を配置し、それぞれに特色のある3 つの庭をもつコートハウスに。また、素材的にも年月を重ねるほどに味わいの増すような自然素材を積極的に取り入れました。移動するたびに庭との係わり方が変化し、さまざまな場所に「ほっ」とできる居場所のある住宅となっています。 私は普段から「そこに在るべくして在るような建築」を目指して設計したいと思っていますが、それがこれまでの設計した中でも最も色濃く反映できた住宅になったのではないでしょうか。

    遠藤誠建築設計事務所
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  14. 中庭のある平屋住宅

    この住宅は、これから老後を迎えるご夫婦二人のための住まいです。 建築主からの要望としてはプライバシーと防犯を考慮した住まいでキッチン、ダイニング、リビングが一体的で広く感じられる空間にして独立されたご子息家族や来客が泊まれる和室とご近所の方など来客への対応ができるような場所が欲しいというようなことが挙げられました。 そこで十分な広さの敷地であるが、周りから取り込める借景もなく、隣地に駐車場があることから外部に対して閉じた表情をもつ一方、内部に対して中庭(コート)のあるオープンなスペースをもち、これからの老後を考慮して一つのフロアで生活が送れる平屋建てにしました。 象徴的な一本のヒメシャラの木を配した中庭(コート)が、この住宅の中心的空間であり採光のための空間でもあります。 平面的にはロの字型のプランになっています。中庭(コート)は周囲からの視線を気にすることなく安心して落ち着ける外部空間です。 プライバシーの守られた中庭に内部空間を開放し、周囲の乱雑な風景でなく自分達だけの風景と向き合うことができるため中庭から見る空は独り占めです。 ギャラリーを兼ねた玄関ホールは奥様の趣味であるパッチワークの作品を飾るスペースであると同時に中庭を眺めながらご近所の方などとお茶を楽しむサロンスペースでもあります。 床の白いタイルが玄関ギャラリーホールから中庭へ伸びているため空間に奥行きを感じることができます。 玄関ホールの正面に中庭を挟んで洗面脱衣室、便所、浴室といった水廻り設備あり、また中庭を介してパブリックスペースであるリビング、ダイニング、キッチンスペースとプライベートスペースであるご主人の書斎と寝室に分けました。 またバリアフリーを考慮して玄関ギャラリーホールを含め内部全体段差を無くしフラットな床面にしています。 ロの字型プランのため生活動線が中庭の周りに回廊のようになっていて行き止まりがないため、ご夫婦がお互いの存在を意識できるような空間構成になっています。 またご子息家族が来られた際には、お孫さんが室内をぐるぐる廻ったり中庭で遊び楽しんでいます。 ちなみに中庭に見える丸いガラスブロックは、この住宅が21世紀最初の年である2001年に完成したことから21個配列されています。

    三浦尚人建築設計工房
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  15. 中庭を挟んだ二世帯住宅

    閑静な住宅地に建つ二世帯住宅です。 建て主ご家族からは、女性が多く生活するのでセキュリティを重視しつつ明るくて風通しの良い住まいとの要望がありました。そこで外部に対しては閉じ、内部に対して開放的な中庭を二つ設けたコートハウスにしました。 隣地側や道路側の外壁面には防犯性を考慮して必要最小限の開口部を設け、大きな開口部は外部から覗かれない中庭に面して設けて採光と通風を確保しました。洗濯物もこの中庭に干すことで外からの視線を遮ります。 敷地が65坪と都心としては比較的広く、角地による建築面積の緩和も含めた建ぺい率の60%を最大限活用して出来る限りのスペースを1階に配したプランにしたため、2階には3人の子供室だけの限りなく平屋に近い2階建てとなっています。 全体の平面計画としては、Fの字型をひっくり返した1階にLの字型の2階を乗せたプランとなっています。 そのため、残りの敷地40%のほとんどはふたつの中庭と駐車スペースという外部空間で占められており、将来自家用車を手放した際には、駐車スペースを無くして中庭を拡張出来るようになっています。 親世帯と子世帯の生活スタイルが異なるので、玄関をはじめ浴室、キッチンなどの水廻り設備をそれぞれ別々に設けた分離型二世帯住宅となっており、内部での往き来が出来るようにしました。 また、家族7人分の自転車があることから自転車置き場を兼ねた広い玄関ガレージを設け、中庭1とこの玄関ガレージとがひとつの大きな外部空間となって奥行きのある広がりを持っています。 親世帯と子世帯とが中庭という外部空間を介してお互いに距離を保ちつつも気配が感じられる二世帯住宅となっています。 親世帯と子世帯とも家族団らんのスペースは屋根に合わせて勾配天井とし、垂木を現しにして空間にリズム感を持たせました。 また、ハイサイドライトを設けることで日中の光が深く差し込んで風が抜けるようにしました。 2階の子供室へは、パブリックスペースであるリビング・ダイニング・キッチンを通って行くように階段を配しました。そして3つの子供室は、3人がそれぞれ自分の部屋の引き戸の色と照明器具を選んでおり、個性豊かな子供室となっています。 また子世帯の住居部分では、奥様の希望で使い勝手を重視したシンプルなオールステンレスのキッチンとレトロな照明器具で空間を演出しています。

    三浦尚人建築設計工房
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  16. 中庭と坪庭のある家

    敷地が150平米、45坪と住宅地としては比較的広く南側が開けていたため、建ぺい率60%を有効に使いつつ残り40%を南側に大きな中庭と北側に小さな坪庭とに分け、外部空間として取り込むプランにしました。 やや広めのガレージスペースには、車1台と家族分の自転車が余裕を持って置けるようになっており、ガレージの奥に南側の中庭がつながっています。 また、南北隣地がともに旗状敷地であったので、中庭と坪庭は外部からの視線を遮るように北側の坪庭は同じパンチングメタルの目隠しを、南側の中庭はご主人自身の施工による木製フェンスを設けました。 したがって隣地側や道路側の開口部を防犯も考慮して最小限に絞り、中庭と坪庭に面した部分に最大限の開口部を取るように工夫しました。 そうすることにより採光と通風を確保でき、さらには家族団らんのためのスペースである1階のリビング、ダイニングスペースが中庭と隣接していることで、空間の広がりを感じられます。 1階には、パブリックスペースであるリビング、ダイニング、キッチンのほか、ギター演奏が趣味であるご主人のために防音室を玄関ホールの隣に配置し、家事室と食品庫をキッチンに隣接させました。 一方、2階は主寝室、子供室、予備室や浴室・洗面脱衣室といったプライベートスペースを配し、主寝室と子供室、予備室とは、リビング上部の吹き抜けを介して距離を取っており、子供室と予備室へは、リビング上部吹き抜けに設けられた渡り廊下を通って行きます。 主寝室と子供室には、吹き抜け側の壁上部に開閉可能な欄間があり、それぞれの個室における風通しと採光を確保しています。 内部空間の特徴としては、フローリングの床、木製建具の引き戸や造作家具の扉などを柿渋塗装で仕上げました。 壁のほとんどが構造体でもあるコンクリート打ち放しの荒々しく強い素材なので、木目を強調した濃い色で時が経つほど味わい深い色に変化する柿渋を採用しました。 南側の中庭上部に設けた2階テラスの床材は、1階への光を遮らないように半透明のFRP製(強化プラスチック)グレーチングを採用しました。 この住まいで生活しながら家族みんなで中庭や屋上に少しずつ手を加えてガーデニングを楽しんでいくことで、家族と住まい共に成長していくことでしょう。

    三浦尚人建築設計工房
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