建築のアイデア(70ぺージ)

有名な建築家の建築デザインや空間デザインのほか、日本建築などさまざまな建築物についてもまとめました。見ているだけでも楽しくなるような建築事例を、豊富な写真と記事で紹介していますので、きっと建築の参考になるはず。自分好みの空間を作るために、ぜひ活かしてみてください。

  1. #012 場を仕切る

    箱型形状の建物を見て周辺のつくりをプランニングする時、”よりシャープに水平・垂直を際立たせるか” or ”そのシャープさをどれだけ柔らかくするか”という二つのことを主に考えます。そして、どちらを選択し、度合いをどれくらい上げるかは打合せの中で決定していきます。今回のお家はシャープさを残しつつ柔らかさを出すイメージでプランニングを行いました。 施主は緑の多い空間を望みながら、ほぼ初めて行う植栽管理に不安を抱えていました。そこで、芝庭スペース(簡潔)、アプローチ+植樹スペース(多様)、駐車スペース(機能優先)と使用する場とテーマを明確に仕切り、全体を見ながら部分でも管理できるようにそれぞれを配置しました。芝庭スペースには、高木3本と芝のみを植栽し、低木類、地被類を植栽したり景石などを配することはしませんでした。これは芝刈時の作業効率を上げる効果と空間のシンプルさを際立たせる効果を生んでいます。アプローチ+植樹スペースには、高木類、低木類、地被類を植栽し、大小の砂利を敷き均しました。芝庭スペース(簡潔)とは違った趣があり、うまく対比できたのではないかと思っております。また、それぞれの場が自然につながるように、使用する材料や立体物に共通性を持たせました。タイルを張ったウォール→縦格子フェンス→タイルを張ったウォール→縦格子フェンスという同素材の連続は、統一性とリズム、奥行き感などを生む効果があり、場を仕切っていながら全体は一つにまとまっている印象を与えています。 現在、生き物を育てる楽しさ、難しさを感じながら庭造りに励んでおられます。悩みながらもコツコツと一緒に進んでいければと思っております。

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  2. #006 大人数で集い憩う庭

    津山市にあるご実家を解体することとなり、庭の木や石をこのまま処分したくないという思いが芽生えたそうです。 「もしも移設、移植するとしたら場所はここ(赤磐市)しかない。」、「折角移設、移植するんだったら今の庭もリノベーションしてしまおう」という考えに至り、工事を依頼していただきました。 今回のご要望で優先順位が高い項目は「石、庭木の再利用」と「バーベキューコンロ」でした。 毎年季節ごとに20~30人が集まって、筍堀、秋刀魚パーティーやバーベキューを楽しまれるので常設のバーベキューコンロが希望でした。以前から使用していた仮設のバーベキューコンロは囲炉裏の様に皆が周りに座って使用していたそうです。そこで今回もレンガと自然石を用いこの形を踏襲しました。座って使用することを念頭に置き、足が入るようレンガで先細りの形状を造作しました。「安定した構造でかつ美的にも成り立つこと」がこのコンロのテーマです。 コンロの他に乱形石張のステージも施工しました。元々あった和庭の石、植物とご実家から持ち込んだ石、植物を再利用して子供たちの遊び場としてのステージを設けました。家~バーベキューコンロ~ステージ、古いものと新しいものが混在し補完しあいながら自由度の高い空間が完成しました。

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  3. #016 普段着の庭

    竣工当初に建物を見た印象は、色使いの濃さでした。バルコニーフェンスのダークブラウン色、一階の一部で使用されている外壁タイルのダークグレー色、玄関タイルのダークブラウン~ダークグレー色などです。今回はそれらの濃さを緩和させるのではなく、同調色の素材を用いて全体をまとめるプランを考えました。門柱等に用いたダークブラウン色のブロック(スクラッチタイルやオーストラリアレンガの装い)は懐かしさと重厚さを醸し出しています。ポスト、笠木、レンガはダークブラウン色、表札、フェンスはブラック色を採用し建物周辺との調和をはかっています。この濃いめの仕上材が重苦しく映らないように植物をバランス良く配植しました。特に庭の芝のグリーン色は非常に美しく、ダーク色との見事なコントラストを生んでいます。 植栽工事が完了してから約6ヶ月、緑が整ってきているのを見てうれしく感じました。鉢植えも小さな畑も芝庭も楽しく作業されているのを聞いて安心しました。時々、岡山に用事で来られた娘さんが家には入らず、芝だけ刈って帰られるそうです。”その時にできる人が出来る範囲のことを肩ひじ張らずにする”。自然に普段着でその作業ができる関係性が羨ましくもありました。私も時々伺って、建物やブロック際の芝を電気の力を借りてお手伝いしたいと思っております。

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  4. ターザンロープのある家

    落ち着いたブルーの箱型の外観とは対照的に、室内は光と風が通る明るい空間のS様邸。 1階のLDK~階段~2階のスタディーホールと可能な限りのオープンなワンルーム空間を家族の団欒の場へと実現し、どこにいても家族の気配を常に感じる住まいとなっています。 そして、ターザンロープをキャットウォークから降りることもできるように設置し、お子様も喜ぶ、遊び心のある住まいです。

    株式会社 住工房プラスアルファ
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  5. 古いビルをリノベーションして一新!成功の秘訣や事例をご紹介

    みなさんがお住まいの街にも、古くなって使われないまま空きビルになっている建物があるかもしれません。空き家の問題が全国で社会問題化していることと同様に、空きビルも年々増加する傾向にあります。そこで今回は、古いビルのリノベーションについてお話しましょう。小規模ビルを買い取って公共の施設にした事例や、工夫を凝らしたリノベーションによる空きビル活用法などをご紹介します。

    LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
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  6. 景観保護と個人の思い

    ご高齢のOさん姉妹が新築を思い立ったちょうどその頃、桐生市では町並保存の計画を本格始動させていました。街並みを統一したい市と思い描いていた家をつくりたいOさん姉妹、それぞれの考えをふまえて、ひとつの家のかたちを決めるには関係者の意見を整理してかみ合わせる必要がありました... 建築系Webマガジン「KLASIC.JP」から取材を受けました。 記事はこちら→http://www.klasic.jp/article/detail/963

    真島瞬 一級建築士事務所
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  7. 地球にも家族にもやさしい ゼロエネルギーハウス

    家族が心地よく過ごせる家であることはもちろん、自然環境とも調和した住まいのH様邸のゼロエネルギーハウス。 ご主人様の趣味の自転車や筋トレ、お子様が遊んだりと様々な用途に使える土間は、セカンドリビング的な空間に。 ゼロエネルギーで家族が笑顔で住み続けられる住まいです。

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  8. ホテル・旅館のリノベーションで押さえるべきポイント

    リノベーションの対象とされる物件は、一般的な住宅だけではありません。現代ではさまざまな物件にリノベーションが施されており、住宅以外で代表的な物件としては、ホテルや旅館などが挙げられます。 ホテルや旅館となると、一般住宅よりもリノベーションの規模が大きくなりますが、具体的に一般住宅のリノベーションとはどのような部分が異なるのでしょうか?ここでは、ホテルや旅館のリノベーションについて詳しくご紹介していきます。

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  9. 廃校をリノベーション!地域の新しい拠点として再活用できる学校のリノベーション

    少子化が進むとともに増えている廃校。空き家問題と同様、都市部・地方ともに廃校の増加が悩みの種となっています。しかしそんな中、廃校をリノベーションによって再活用する動きも活発です。昔、通っていた学校がもし廃校になっても、違う形でその思い出を残してくれるならうれしいものです。今回は、全国で話題の廃校リノベーションについてお話しましょう。校舎の特徴を生かしたおしゃれな再生から驚きの活用法まで、事例やアイデアを豊富にご紹介します。

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  10. 赤堤のアパートメント

    木造アパートの改修計画。空き室になっていた101号室のみの 改修でしたが、ただ内装を一新するリニューアルに留まるのではなく、共用駐輪場の一部を専有テラス兼、専用玄関にすることで、既存の動線を変えてしまおう、というアイデアからスタートしました。 明るく広くなったテラスは、メッシュフェンスにより前面道路とは柔らかく仕切られ、一方で室内空間とはおおらかに繋がります。 開け放すとワンルームとなる一室の中央には、浴室(というよりは「浴槽」)を配置することで回遊性のあるプランに生まれ変わっています。(もともとは和室と洋間の1DKとUBでした) 既存建物は接道面が長く、一見間口が広く見えるものの、実は三角形の敷地に建っているため、建物の裏側はガキガキと雁行した形となっているのもひとつの特徴でした。 この特徴的な壁面ラインも、できるだけ肯定的に扱うということも、今回の試みのひとつ。玄関テラスから奥の寝室まで、できるだけ雁行する面を内部空間に取り入れながら、限られた面積の中でも、「屏風」のような効果で、奥行きのある空間づくりに繋がっています。 ラワンの素地でつくられた造作家具も、雁行平面であるが故に、少し台形の形をしていたり、ひとつひとつが特徴的な振る舞いをしています。 ......................................................................................................... <赤堤のリノベーションPJ> 設計監理:tent architects studio+奥山尚史建築設計事務所 施工:ダブルボックス 家具制作:ニュウファニチャーワークス

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  11. #014 明瞭な色分け

    打合せ当初は、門柱と階段以外をフラットにして平面を広く使用するオープンなプランでした。お話が進むにつれ、駐車スペースはしっかりと閉じる、塗り壁などの立体物は設けるが閉塞感を出さない、といった内容に変化していきました(当初からの決定事項は、シンプルにまとめることと必要最小限の植栽量にすることでした。)。プランの変更により、駐車スペースには電動式オーバードア(閉じているが閉塞感は無い)が、門柱周りには高さの異なる二枚の塗り壁(道路と敷地を明確に区切っているが閉塞感は無い)が設置されました。今回のプランの中で、塗り壁の色の選択が最も難しいと感じました。建物と同時に見える門柱などの立体物の色は、建物の色と同等色か、それよりも薄いか、それよりも濃いなど建物の色に同調させて見せる場合が通例です。これは、全体の調和をはかる為の有効な手段で、今回の建物の色から考えると、ブラウン系の色を用いることを最初にイメージしました。しかし、建物が濃いブラウン色であるため、門柱に同等色を用いるとかなり重たい印象を与えてしまいます。さらに、タイル階段の色も濃いブラウン色だったため、もしも塗り壁にブラウン色を用いるとブラウン系の色がほとんどを占めてしまうことになります。色々考えを巡らせた結果、ブラウン色は採用されずホワイト色に近い色が選択されました。完成後、全体を見てみると建物と塗り壁との違和感は感じられません。この理由の一つとしてブラウン色とホワイト色の面積のバランスが全体としてうまく調和したからではないかと考えています。非常に勉強になった好例です。コンパクトにまとめた植栽帯は、レンガの花壇を含めると三か所になりました。数量は多くはありませんが、ポイントとなる箇所に有効に配置することが出来ました。今後、緑が生長し数量が増加していけば、より良い空間となるでしょう。

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  12. クリニックのリノベーションは、診療科目や来院層の特徴を押さえることがポイント

    リノベーションによって、既存のクリニック・医院を改修するケースが増えています。単なるリニューアルにとどまらず、次世代への引き継ぎや新規開業の場合でも、リノベーション済の建物を使う例の方が新築よりも多いぐらいです。しかし、いざ実際にリノベーションを考えると何から先に手をつけて良いかわからないことも多いでしょう。そこで今回は、クリニックのリノベーションについてお話しましょう。一般の住宅などと異なる特徴や、クリニックならではの注意点などをあらかじめ押さえておき、クリニックの改装計画にお役立てください。

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  13. 紡ぐ家 ~3世代の住まい~

    【 第27回豊の国木造建築賞優秀賞(大分県知事賞)】 代々住み継いでこられた築80年余りの住宅の建て替えです。 老朽化が進んできたこともあり、これまでの増築部分を含めると大きすぎた住居を、家族の息遣いが共に感じられるようコンパクトに、そしてご両親が穏やかに過ごせるようなバリアフリーの家をと望まれました。 敷地は竹林の山を背に南側に棚田を望む里山の中にあります。 敷地の東側を沿うように南東から北へと続く石畳は1000年の歴史がある参道です。 竹林奥へと繋がる古道は今もなお通学路や生活歩道として地域の人たちに日々活用されています。 新しく生まれ変わる家が悠久より繋がってきたこの景色に見合うものとなることを心にとどめ、設計が始まりました。 家の歴史とのつながり、家族(世代)のつながり、地域とのつながり、を多角的にとらえて誕生した住まいです。「3世代がひとつの家で共に過ごすこと」をじっくり見つめました。 コンパクトにしながらもプライバシーの保ち方・距離感に心を配りました。家族が集う空間と個になる 空間の距離感、それぞれの世代が自分らしくいられるよう、相手に配慮したり、自分の気持ちを自然と切り替えたりできるよう工夫しています。 平屋部分の繋がり方はもとより、2階部分の在り方についても考慮しました。 階高のとらえ方を空間の性格と上手に同調させることで、室内の家族同士や屋外との繋がり、そして将来にわたっても2階の存在を引き立たせるようにしています。またあらゆる空間においてこの家を豊かにする事柄が互いに共存し、共鳴しあっています。たとえば、プランから導きだされた構造によってより「強さ」を高めたこと、そこでは収納などの「機能」も高めていること、さらに「光」や「風」や「気配」がやさしく行き交う空間としていることなど。 紡ぐ家ではこうした「豊かな家であるための意匠」があちらこちらに「さりげなく」ちりばめています。 さらにこの家を深めてくれているひとつに旧居の古材があります。家族の思い出や地域の歴史といった他のものでは代用することのできない唯一無二の素材、瓦・梁・柱・框・棚・建具・家具・手すり・基礎石・植栽等が生活のなかに溶け込むように存在します。 建て主ご家族と山道勉建築が共に見つめ共に捉えた家の本質は、幾層にも重なって、より一層深みのある「日常」を紡いでゆく家となりました。

    山道勉建築
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  14. 高級感のある水廻り空間

    今回、洗面化粧台からの水漏れで洗面室の床も弱ってきていたので築18年目に浴室、洗面室、トイレの水廻りリフォームになりました。 施主様は自身で住宅と仕事場の店舗も設計・デザインをした事があり工事にはとても詳しく、 また完成イメージに関しては想像以上のプランを考えて頂き、「お客様と共に考える」「お客様と共に造る」お客様と弊社のコラボで造った空間となりました。 浴室には1620サイズの大型ユニットバスにジェット機能付き、洗面化粧台には女優ミラー照明付きを採用し、床は白黒のタイルを交互にダイヤモンド型に仕上げました。トイレには専用手洗いキャビネットにプレミアムホワイトのラメ入り便器を採用し、キャビネットのミラー回りにはガラスモザイクタイルを貼り付けるなど、ゴージャスな空間に仕上がりました。

    協和ハウス
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