「ちょうどいい距離感」の分離型二世帯住宅へ

上下階を分離し、両世帯が気兼ねなく暮らせる、二世帯住宅へと再生した。完全には分離せず、吹き抜けを通して上下階をつなぎ、お互いの気配を感じられる工夫も施されている。1階は、もとの建具をそのまま活用するなど、既存の良い部分を生かしながら再生。「以前の趣きも、ちゃんと残っています」とお喜びのお父様。子ども部屋だった2階は子世帯スペースに改造。天井や壁を抜いて、明るく開放的な第二のLDKが誕生した。

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白い壁で統一し、新築のように生まれ変わった外観。子世帯用の外階段を新設し、分離型の二世帯住宅に。

【外観 After】

1階親世帯のLDK。建具や廻り縁など以前の趣きを上手に残しながら、設備をまるごと一新。

【1階リビング After】各部屋にあった段差をなくし、バリアフリーにも配慮した。

日当たりの良い2階に新設した、子世帯用のLDK。既存の天井を取り払い、開放感あふれるリビングが誕生。

【2階リビング】

2階の和室はモダンなイメージに一新

【和室】

リビング・ダイニングを見渡せる、対面キッチン。

【キッチン】

屋根裏のスペースを利用し、大容量のロフト収納を設置。季節のモノなど、大きな荷物もスッキリ片付く。

【ロフト】

玄関の吹き抜けを通してお互いの気配を感じられるよう、間取りを工夫。玄関は別でも、家の中では程よくつながるアイデアを提案。

【玄関】
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