放置したままにしてない?ひと手間で華やかになる庭のお手入れ方法

家の庭やベランダで楽しめるガーデニング。雑草や土汚れの手入れは面倒だし、剪定も何から手をつけていいかわからない…そんなガーデニング初心者へ向けた、庭の手入れのキホンをご紹介。汚れた庭にサヨナラを告げて、美しい庭へのデビューを果たしましょう。

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家に小さな庭があれば、夏の暑い季節は花火やバーベキューなどができ家族の憩いの場となります。マンションでもベランダを活用し、植物を育てて楽しんでいる方もいるでしょう。

でも、ガーデニングって意外と大変。放置するとすぐに雑草が生えてしまうし、花が枯れると花壇自体が汚く見えてしまうことも。

今回はガーデニング初心者のために、タイルの掃除方法や、プランターの管理方法、植物の手入れや簡単な剪定方法を紹介します。手入れのキホンを学んで、美しい庭を目指しましょう!

■目次
1.汚れた庭の問題点
2.庭の掃除・手入れをする際の注意点
3.石畳(タイル)の掃除方法
4.花壇・プランター周辺の手入れ
5.植物の手入れ
6.綺麗な庭をつくるポイント
まとめ

1. 汚れた庭の問題点

庭のお手入れで問題となりやすいのは、どんなところでしょうか? それぞれのご家庭によっても異なると思いますが、庭の悩みで多いのが次の要素です。

■手入れの簡単な庭にしたい
毎日植物に手をかけられる人は少ないため、手入れしやすい庭は最も重視されています。植物を植えたいけど手入れが大変そうだから植えない、庭木を植えたいけど害虫が気になるという方も多いようです。

■土がむき出しのためドロドロ

まだ庭の手入れが行き届いておらず、砂利などを敷いていないため、土がむき出しになってしまっているご家庭もあるでしょう。人が多く出入りする場所だと、雨が降るたびにドロドロになり、玄関ポーチも泥だらけになります。来客時にも、土がむき出しだと靴を汚す心配があるでしょう。

■剪定の方法がわからない

庭木を植えてみたが、剪定の方法がわからず伸ばし放題という問題もあります。都心の庭は広く設けることが難しいため、庭木が隣のご家庭にはみ出す問題も出てくるでしょう。秋になると枯れ葉の問題もあるため、庭木はきちんとした手入れが必要です。

2. 庭の掃除・手入れをする際の注意点

庭の掃除や手入れは、春や夏という気温が上昇し植物が育ちやすい時期が多くなります。服装にも注意して、庭の手入れの準備をしましょう。

■長袖、長ズボン

庭の掃除や手入れは屋外で行うため、防虫対策が必要です。蚊や蜂、ブヨのような血を吸われると皮膚が腫れあがる害虫もいるため、服装は長袖、長ズボンが基本です。また、加えて帽子があったほうが日焼け、紫外線によるシミ、シワ予防になります。

■水分を準備

長時間炎天下の中で作業をしていると、熱中症の危険性があります。水分補給ができるよう、水筒に水やお茶を入れておくと便利です。ペットボトルの飲み物に口を付けそのまま屋外で放置すると、雑菌が繁殖する可能性があります。ペットボトルを持ち歩く場合は、保冷効果があるカバーを付けるのがおすすめです。

3. 石畳(タイル)の掃除方法

まずは庭の前に、玄関をきれいにしましょう。玄関タイルは毎日通る場所のため、季節の変わり目や半年に1回は掃除しておきたいものです。泥汚れが付着しなかなか落ちにくくなってしまうため、定期的な掃除をしましょう。

■重曹ペーストを作る

重曹は水に溶けにくいため、ペースト状にするとクレンザーの代わりになります。環境にも優しい洗剤として使えるため、小さなお子さまがいるご家庭や、ペットが玄関を通るご家庭にもおすすめです。

重曹ペーストは、1カップの重曹に60mlの水を加えるとできます。すくうと滑らかに落ちるくらいの緩さをイメージしてみてください。使う場所に合わせて固さが調節できるため、使いにくい場合は水を加えましょう。

■重曹ペーストでこする

タイル全体を水で濡らしておきます。重曹ペーストを少量取り、汚れが気になる部分をたわしでこすりましょう。最後に水で流したら、玄関タイルの掃除は終了です。

掃除をする前と比べるとタイルの目地の黒ずみがスッキリとしました。たわしだけでこすると汚れが落ちにくいのですが、重曹を使うとクレンザー効果で汚れがバッチリ落ちます。

4. 花壇・プランター周辺の手入れ

小さなスペースでも花が植えられていると、玄関が華やかな印象になります。スペースがないお家は、プランター1個でもよいので、設置してみてはどうでしょうか。

■水やり

プランターの場合は、土が乾いたらたっぷりと水やりをします。底から水が流れるくらいたっぷりとかけてあげましょう。土の中に水と酸素がよく行き渡ります。頻繁な水やりは、根腐れの原因となるため避けましょう。

地植えの場合はあまり水をあげなくても大丈夫です。水やりする時間がない方は、省スペースに花壇を作って花を植えると手入れが楽になります。

■肥料を与える
1年草は多くの養分を必要とするため、月に1回の肥料が必要です。宿根草の場合は、花が咲き終わったころに肥料をあげるようにします。

■花ガラつみ

花が咲き終わったら花ガラをつみます。そのままにしておくと見た目が悪く、種を付けると花つきが悪くなります。残った花ガラが傷んでくると、雑菌の繁殖にもつながるため、こまめなつみ取りが必要です。

5. 植物の手入れ

花が咲く植物だと花ガラつみの作業が必要となるため、手入れが簡単な植物が良い方は、葉色を楽しむ植物や、大きくならない庭木がおすすめです。

■秋~冬に庭木のお手入れ

庭木は秋になるまであまり手入れは必要ありません。12月になると庭木が休眠期に入るため、この時期にお手入れする必要があります。木の根元に有機質の肥料をあたえましょう。木の成長が緩やかになるこの時期は、強めの剪定をしても負担が少なく枯れにくいです。

■剪定すべき枝

枝がまっすぐ上に向いているもの、枝同士が絡み合っているもの、幹の方向に伸びた枝、複数の枝が平行に伸びているもの、根元部分から伸びた枝、下に向かって伸びた枝などを選定します。

■バラなどの植え替え

宿根草やバラなどを鉢植えしている場合は、休眠する冬に植え替えます。庭木と同様に、根の活動が穏やかなため植え替えに適した時期です。植え替え時には元肥を混ぜ込み、春まで肥料をあたえる必要はありません。一回り大きな鉢に植え替えると、株が大きく成長します。

6. 綺麗な庭をつくるポイント

自分の好きなように庭をつくっていると、しばらく経って庭が乱れたように感じることがあります。まとまりがないように感じたら、ちょっとした工夫をしてみましょう。

■色を多くしすぎない

庭全体にいろいろな色を使うと、まとまりがない庭になってしまいます。使う色は多くし過ぎないことがポイントです。ここはホワイトガーデン、ブルーガーデンなど、色のテーマを決めると統一感がでます。

色はできるだけ3色に抑えるようにしましょう。そのなかでもワンポイントとなる鮮やかな花色を植えると、地味にならずに美しい庭を作ることができます。

■背の高いものをポイントに

背が低いものばかりを植えると、メリハリがない庭になってしまいます。背の高い庭木を1本植える、パーゴラやオベリスクを設置する、パラソルを立てるなどの工夫で印象が変わります。

■玄関前に植物を植える
忙しい人が庭の手入れをするのは難しいため、玄関前にプランターを置くなど工夫してみましょう。玄関前は省スペースのため、手入れする時間がない人でも取り組みやすいです。

まとめ

庭がいつもきれいに手入れされていて、癒しとなる花や植物があると気分が華やぎます。庭の手入れは誰か一人だけがやるのではなく、子どもや夫婦一緒にできる内容を盛り込んで、家族のコミュニケーションの場としてみましょう。時間がないという方は、省スペースの手入れから始めてみてはいかがでしょうか。美しい庭を作って、生活をより豊かに彩りましょう!

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