映画『エターナルズ』あらすじ・キャストを紹介!マーベルが全宇宙に放つ次なる物語とは?

2021年11月5日に公開予定の『エターナルズ』。MCUの26作目となる本作について、コミックでのエターナルズの設定や映画のキャスト、監督など最新情報をお伝えします。これまでのMCUでは、はっきりと登

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©︎ DISNEY/All Star Picture Library/Zeta Image

2021年11月5日に公開予定の『エターナルズ』。MCUの26作目となる本作について、コミックでのエターナルズの設定や映画のキャスト、監督など最新情報をお伝えします。これまでのMCUでは、はっきりと登

映画『エターナルズ』MCU参戦決定!サノスやエゴなど重要キャラと繋がりが?

2021年11月5日公開予定

2021年11月5日に公開予定の『エターナルズ』。MCUの26作目となる本作について、コミックでのエターナルズの設定や映画のキャスト、監督など最新情報をお伝えします。

これまでのMCUでは、はっきりと登場してこなかったエターナルズとは、いったいどんなヒーローチームなのでしょうか。

原作『エターナルズ』ってどんなあらすじ?

『エターナルズ』は、『キャプテン・アメリカ』や『X-Men』を生み出した巨匠ジャック・カービーによるコミックが原作です。

舞台は100万年前の地球。宇宙の原始的存在である、"セレスティアルズ"が類人猿の遺伝子操作実験を行った過程で、3つの種族が誕生したことから物語が始まります。

その3つの種族とは、人類、ディヴィアンツ、そしてエターナルズです。ディヴィアンズは人類にとっての脅威、いわゆるヴィランで、その脅威から人類を守る守護者となるように命じられたのがエターナルズ、という構図になります。

エターナルズたちは超人的な力を持っており、さらに不死に近い長寿命である……というのが基本設定となっています。

そんなエターナルズたちがエンドゲーム後の世界でどんな活躍を見せてくれるのか、気になりますね。

クイルの父・エゴやまさかのサノスまで!過去作品との意外な繋がり

人類の守護者の役割を担うエターナルズたち。これまで述べた設定を見ると、まったく新しい宇宙規模の物語となるようにも思われますが、実はこれまでのマーベル作品にもしっかりと接点があります。

宇宙の原始的存在"セレスティアルズ"と、"エターナルズ"が過去作に登場しているんです!

GotGのクイルの父、エゴはセレスティアルズの1人だった!!

ピーター・クイルの父として『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』に登場したエゴ。彼は劇中で自らをセレスティアルズであると言っています。彼によればセレスティアルズは生物を超越した神に近い存在であり“惑星そのもの”だとか。

同作でエゴは宇宙全体を自らのなかに取り込むため、自分の力を受け継いだピーターを利用しようとしていました。自分が悪だという自覚のない最悪のヴィランでしたね。

アベンジャーズ最強の敵サノスはなんとエターナルズの末裔

アベンジャーズを苦しめつづけた最強の敵サノス。実は彼の父アラースは、土星の衛星タイタンの復興に励んだエターナルズの1人でした。サノスのあの強大な力は、エターナルズの血が流れていたからだったのですね。

『エターナルズ』のキャラクター&キャストを紹介

宇宙の神々であるセレスティアルズが生み出したエターナルズ。彼らは神話の神々に似た名前と性質を持っているメンバーが多く、人類からはしばしば混同されていました。

ここでは、そのメンバーと今回発表された豪華キャストを紹介します。

アンジェリーナ・ジョリー/セナ役

MCUのエターナルズでリーダーとなるのは、アンジェリーナ・ジョリー演じるセナ。セナはコミックの初代エターナルズのリーダーであるズーラスの娘で、古代ギリシャで生まれました。彼女の名前の由来は、ギリシャ神話の女神アテナ。また、セナはサノスのいとこでもあります。

セナを演じるジョリーは、『マレフィセント』(2014年)などへの出演で知られています。

リチャード・マッデン/イカリス役

エターナルズのなかで最もスーパーヒーロー然としたキャラクターであるイカリス。

彼の名前もまた、ギリシャ神話の英雄イカロスからとられています。彼はエターナルズのなかでも最強の戦士のひとりで、『X-MEN:アポカリプス』(2016年)に登場した世界最古のミュータント、アポカリプスさえも倒したという戦績の持ち主です。

本作でイカリスを演じるのは、テレビシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011年〜2019年)や実写映画『シンデレラ』(2015年)などへの出演で知られるリチャード・マッデン。

コミックでは、しばしばセナとエターナルズのリーダーの座を争ってぶつかり合っているイカリスですが、映画では2人の関係性がどうなるのかも注目ですね。

ローレン・リドロフ/マカリー役

X-MENのクィックシルバーのように超スピードを誇るスピードスターであるマカリー。セレスティアルズと最も強いつながりを持つメンバーでもあります。コミックでのマカリーは人類との交流を好み、古代ローマでは神マーキュリー(ギリシャ語ではヘルメス)として彼らの前に姿を現していました。

マカリーはコミックでは男性ですが、MCUで同キャラクターを演じるのは、人気テレビシリーズ『ウォーキング・デッド』にシーズン9から出演しているローレン・リドロフ。女性であり、聴覚障害を持つリドロフをキャスティングしたことで、コミックからの改変が話題となっています。

ブライアン・タイリー・ヘンリー/ファストス役

ファストスは、70年代にジャック・カービーが描いたエターナルズのオリジナルメンバーであり、近年のシリーズでも中心となって活躍している珍しいキャラクターです。ファストスはエターナルズの発明家であり建築家であり、また兵器製造者でもあります。

人類からはギリシャ神話に登場する炎と鍛冶の神ヘーパイストス(ヘファイストス)と混同されていました。

そんなファストスを演じるのは、テレビシリーズ『アトランタ』(2016年〜2018年)やアニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018年)などへの出演で知られるブライアン・タイリー・ヘンリーです。

クメイル・ナンジアニ/キンゴ役

キンゴは16世紀には日本に住んでいたというエターナルズで、鎧兜をかぶり刀を使って戦います。最近のコミックでは、彼は自身のスキルを使って映画スターとしても活躍しており、サムライ役を好んで演じているという設定も。

キンゴを演じるクメイル・ナンジアニは、人気テレビシリーズ『シリコンバレー』(2014年〜2019年)への出演でも知られるパキスタン系の俳優です。

2017年には半自伝的なロマンティックコメディ『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』で主演兼共同脚本を務め、アカデミー賞脚本賞にノミネートされました。

サルマ・ハエック/エイジャック役

エターナルズで最も強力な戦士のひとりで、オリジナルメンバーであるエイジャック。彼は、アンデス山脈にあるシティ・オブ・スペース・ゴッズの中心部で眠っていたところをイカリスが目覚めさせ、エターナルズに復帰しました。

エイジャックもまた、人類からアステカ神話の文化神・農耕神ケツァルコアトルと混同されていました。

『エターナルズ』でエイジャックを演じるのは、『フリーダ』(2002年)や『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』(2003年)などへの出演で知られるサルマ・ハエック。こちらも、コミックでは男性だったキャラクターを女性が演じることになります。

リア・マクヒュー/スプライト役

ケヴィン・ファイギはスプライトについて、「マーベルの最も古いキャラクターをエターナルズの最も若いキャストが演じる」と語っています。スプライトも原作コミックでは男の子ですが、本作では『ホット・サマー・ナイツ』(2017年)などの子役リア・マクヒューが演じます。

スプライトは歳をとらない外見のエターナルズで、基本的に子供の姿をしています。そのせいで子供扱いされることにうんざりしているとか。

マ・ドンソク/ギルガメッシュ役

ギルガメッシュは、エターナルズのなかではソーのような役割を担うキャラクターです。古代メソポタミア神話におけるシュメール王朝の第5代王と同じ名前を持つ彼は、人類からはヘラクレスとも混同された存在。コミックでは、短い間ですがアベンジャーズにも所属していました。

ギルガメッシュを演じるのは、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)などへの出演で知られる韓国の俳優マ・ドンソク。強面な役柄が多いながらもはにかむような笑顔で人気を獲得し、名前と「ラブリー」をもじった「マブリー」の愛称でも親しまれる注目俳優です。

ジェンマ・チャン/セルシ役

本作で中心的な役割を担うとされているセルシは、人類に強い興味を持っており、現代では人間に混じって地球で暮らしています。彼女はエターナルズの基本的な能力に加え、テレパシーや催眠術の能力を持っています。また、物質をほかのものに変換する能力も。

そんなセルシは長年イカリスに恋をしています。

演じるのは、中国系イギリス人のジェンマ・チャンです。2015年のテレビドラマ『ヒューマンズ』で注目を集めた彼女は、MCU『キャプテン・マーベル』(2019年)にもミン・エルヴァ役で出演しています。

バリー・コーガン/ドルイグ役

ドルイグはテレパシー能力を持つエターナルズ。他者の精神に入り込んで弱点を感知したり、トラウマを蘇らせて自殺に追い込むなど、恐ろしい力の持ち主です。また、重力子を操る能力もあり、高速での飛行やテレポート、物質を浮かせることもできます。

ドルイグを演じるのは、アイルランド出身のバリー・コーガン。2011年に俳優デビューした彼は、『聖なる鹿殺し』や『ダンケルク』(ともに2017年)などに出演しています。

キット・ハリントン/ブラックナイト(デーン・ウィットマン)役

デーン・ウィットマンはエターナルズのメンバーではなく、普通の人間です。コミックではマーベル・コミックスがまだ「アトラス・コミックス」と名乗っていた1955年に誕生したかなり古いヒーロー。彼はかつてアーサー王の時代に魔術師マーリンが作った剣を武器に、黒い鎧を着て悪と戦う「ブラックナイト」になりました。

映画では現代のロンドン自然史博物館に務めており、セルシと交際中です。

デーン・ウィットマンを演じるのは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で知名度を上げたイギリスの俳優、キット・ハリントン。イカリスを演じるリチャード・マッデンとは、同作以来の共演となります。

キアヌ・リーブスも出演か?

マーベル・スタジオは、かねてからキアヌ・リーブスをMCUに招き入れたい考えがあるようです。2019年6月にMCU Comicが報じたところによると、同スタジオはキアヌに本作への出演交渉をしているとのこと。

以前キアヌは『ドクター・ストレンジ』と『キャプテン・マーベル』への出演依頼があったにも関わらず、ほかの出演作品とのスケジュールの兼ね合いを理由に2度とも断ったのだとか。マーベルは今度こそこの人気スターをMCUに迎え入れることができるのでしょうか。

中国出身の女性監督クロエ・ジャオがメガホンをとる

本作のメガホンをとるのは中国出身の新鋭クロエ・ジャオ監督です。2018年に彼女が監督した『ザ・ライダー』は多くの映画賞でノミネートを果たし、カンヌ国際映画祭では監督週間賞を受賞するなど、高い評価を受けました。

また映画『ノマドランド』では、第93回アカデミー賞で作品・監督・主演女優賞の3冠を手にしています。

長編監督3作目にしてMCU新チームの作品に大抜擢されたジャオ。ハリウッドで大注目を浴びている彼女の手腕に期待したいですね!

もはやおなじみ?エンドロールにも注目!

MCUではおなじみの、エンドロール中盤や最後に流れる「おまけシーン」。次回作につながる重要な要素を予告する内容になっていたりするため、最後の最後まで目が離せません。

『エターナルズ』の「おまけシーン」について、監督のクロエ・ジャオが米Fandangoに語ったところによると、「1つ目だけでなく、2つ目にも注目してください。どちらも大きなサプライズがあります」とのこと。

やはりエンドロールが終わるまで、席を立つことはできないようですね!

映画『エターナルズ』は2021年11月5日公開予定!新たなMCUの幕開け

『ブラック・ウィドウ』、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』につづいて、フェーズ4の映画作品3作目として公開される『エターナルズ』。

マーベル・ユニバースの多くの謎が解き明かされそうな本作に、期待は膨らむばかりです。また多様性に富んだ豪華スターの共演や新鋭監督の起用、コミックからの改変など注目要素が満載!

映画『エターナルズ』は2021年11月5日公開予定です。

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