【MCU】セレスティアルズの正体とは?そのメンバーや能力から登場回まで徹底解説!

これまでのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で何度か名前が出てきた「セレスティアルズ」。しかし映画シリーズを観ているだけでは、その全容は謎に包まれています。そんな彼らですが、2021年11

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これまでのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で何度か名前が出てきた「セレスティアルズ」。しかし映画シリーズを観ているだけでは、その全容は謎に包まれています。そんな彼らですが、2021年11

セレスティアルズとは?至高の存在を徹底解説!

これまでのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で何度か名前が出てきた「セレスティアルズ」。しかし映画シリーズを観ているだけでは、その全容は謎に包まれています。

そんな彼らですが、2021年11月5日に公開される『エターナルズ』で重要な役割を担うとのこと。

同作で謎が明かされるかもしれないセレスティアルズについて、MCUやコミックでのエピソードを交えながら紹介していきます。

セレスティアルズの正体を解説!無限の力をもつ宇宙の絶対的統治者

セレスティアルズの起源とは?

マーベルコミックスの世界には、「コズミック・ビーイング」と呼ばれる宇宙の法則を揺るがすほどの強大な力を持ったキャラクターが何人か存在します。Disney+オリジナルアニメーションシリーズ『ホワット・イフ…?』に登場したウォッチャーもその1人。

神に近い力を持つセレスティアルズも、このコズミック・ビーイングに含まれる種族です。

セレスティアルズは宇宙が誕生したビッグバン以前から存在したと言われていますが、その起源はコミックスでも明かされていません。一説では、宇宙の起源とされる全知全能のコズミック・ビーイング、フルクラムが生み出したとも言われています。

セレスティアルズの能力や役割とは?

神に近い存在であるセレスティアルズの能力は計り知れません。

コズミック・パワーを操作するセレスティアルズの能力は、すべてを超越します。その強大さは惑星1つなら簡単にこっぱみじんにし、宇宙を作り変えてしまうほど。彼らは基本的に不老不死で、何百億年もの間生きつづけています。また彼らは、言葉を発さずにテレパシーでコミュニケーションを取るのも特徴。

そんなセレスティアルズの主な役割は、「種の進化」と「惑星への最後の審判」です。つまり彼らは創造物の進化を促し、その結果、最終的にそれらが「破壊すべきもの」か「残すべきもの」かをジャッジするのです。

セレスティアルズのメンバーを一覧紹介!

ここからは後ほど解説する「フォースホスト」で訪れた9人のセレスティアルズの名前と役割を表で紹介していきます。

セレスティアルズのMCU映画版での登場エピソードを紹介!

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)

MCU作品にセレスティアルズと思われる存在が初めて登場したのは、2014年公開の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でのこと。

同作でコレクターが住んでいた惑星ノーウェアは、“古代人の頭蓋骨でできている”と説明されていました。そのことから、ノーウェアは死亡したセレスティアルズの頭であると思われます。

また、彼がガーディアンズに見せた映像のなかでは、「石を操るもの」がインフィニティ・ストーンの1つであるパワーストーンを使って、どこかの星の種族を絶滅させていました。

どちらもセレスティアルズとは明言されていませんが、鎧を身に着けた巨人のような姿は、コミックでのセレスティアルズと一致します。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年)

2017年に公開された『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』では、スター・ロードことピーター・クイルの父エゴが、自らをセレスティアルズだと語っていました。

彼は自分を生物を超越した神のような存在「天人」であると語っていましたが、その正体は巨大な惑星そのものでした。

実はコミックでは、エゴはセレスティアルズではなく、「エゴ・ザ・リビングプラネット」という巨大な惑星型のヴィランとして登場しています。

彼がMCUでは本当にセレスティアルズなのか、実はそうではなかったのかは、『エターナルズ』で明らかになるかもしれません。

セレスティアルズの原作登場エピソード!実は5回地球を訪れていた

“種の進化を促し”、“最後の審判を行う”役目を負ったセレスティアルズは、これまでに5回地球を訪れています。

セレスティアルズが地球にやってくることを「波(ホスト)」といい、その度にさまざまな実験や戦いがくり広げられてきました。

第一波(ファーストホスト)

セレスティアルズが最初に地球を訪れたのは、100万年前。石器時代のころでした。

彼らは地球に住む原住民の遺伝子を操作して、種族を創造する実験を行います。そのときに誕生したのが「人間」、「エターナルズ」、「ディヴィアンツ」の3つの種族です。

また彼らはこのとき人間に、「ミュータントの能力」や「超人の能力」の遺伝子も組み込みました。マーベルのヒーローやヴィランも、この実験の結果、生まれたものだったのです。

第二波(セカンドホスト)

次にセレスティアルズが地球を訪れたのは紀元前21,000年ごろで、このときの地球はディヴィアンツによって支配されていました。彼らは鬼やトロールといったかたちで、のちに人間の間では伝説として語られるようになります。

ディヴィアンツを「滅亡させるべき」と判断したセレスティアルズは、ディヴィアンツを壊滅寸前まで追いやりました。

このときの戦いでいくつかの大陸が崩壊し、地上にあったアトランティスや都市レムリアが海に沈んでしまっています。

第三波(サードホスト)

第三波(サードホスト)でセレスティアルズは、地球に住む種族を「滅亡させるべき」か「残すべき」かの審判を下すためにやって来ます。

しかしこのとき、ソーの父オーディンが彼らの存在に気づきました。彼らが地球の問題に干渉することを良しとしなかったオーディンは、仲間とともにセレスティアルズに戦いを挑みますが敗北。

セレスティアルズは地球滅亡までに1,000年の猶予を与え、帰っていきました。

第四波(フォースホスト)

前回から1,000年後の20世紀末。約束どおりセレスティアルズは最後の審判を下すため、最も強大なセレスティアル「裁判官エリシェム」とともに地球に降り立ちます。

そして彼らは地球滅亡を阻止しようとする人類、エターナルズ、ディヴィアンツと戦うことに。前回同様オーディンも戦いに参加しますが、またしても敗北。

最終的にはソーの母ガイアの提案で、「人類最高の理想を体現した12人の子ども」をセレスティアルズに渡すことに。彼らは地球に害を加えないことを約束し、地球に住む者たちから自分たちの記憶を消し去っていったのです。

最終波(ファイナルホスト)

2018年から刊行されたコミック「Avengers」シリーズに登場するのは、これまでのセレスティアルズとは別の存在です。

40億年前に地球に訪れたというセレスティアル「ファイナル・ホスト」は、突然空から降ってきた不死身のはずのセレスティアルズの死体を追うようにして、再び地球に姿を現しました。

あちこちで異常が発生し、その対応に追われていたアベンジャーズには、ファイナル・ホストと戦うどころか、その目的すらわかりません。

それでも少しずつ謎が解き明かされ、隠されていた真実が明らかになり、結束を強くしたアベンジャーズはファイナル・ホストに立ち向かっていきます。

セレスティアルズは『エターナルズ』に登場する可能性が高い!心待ちにしよう

宇宙最強の種族セレスティアルズ。彼らはこれまでのMCUでも、その存在がほのめかされてきました。またエターナルズと近い関係にあるため、映画に登場する可能性も非常に高いでしょう。

人類やエターナルズにとって創造主である彼らは、同時に最大の脅威でもあります。映画『エターナルズ』では、どのように描かれるのか注目したいですね。

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