実際どうなの?夜のお洗濯。メリットを主婦に聞いてみた【夜の洗濯・前編】

朝に洗濯をして、乾いたものを夕方に取り込む。現代において、それは決して当たり前のことではなくなりました。夜に洗濯をすることもめずらしいことではありません。日頃より洗濯をする機会の多い主婦の皆さんは、夜の洗濯についてどう考えているのでしょうか。

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洗濯は作業時間こそ短くとも、トータルでは時間がかかる家事のひとつ。朝の忙しい時間帯に、他のことをやりながら効率よく洗濯をするのは意外に面倒です。早く家を出たいのに、洗濯がまだ終わらないという状況もじれったいもの。

しかし、生活スタイルが多様化した現代においては、朝に洗濯をして外に干すことが当たり前というわけではありません。まったく逆に、夜に洗濯をして部屋干しをするという家庭も少なくありません。

今回は、日頃から家族みんなの洗濯を担当する20〜50代の主婦50人を対象にアンケートを実施し、夜の洗濯についてどう考えているかを調査しました。メリットやデメリット、夜でも上手に洗濯をするための工夫まで必見です。

■目次
1. 洗濯をするタイミングは昼?それとも夜?
2. 夜に洗濯をすれば「時間」が生まれる!
まとめ

1. 洗濯をするタイミングは昼?それとも夜?

まずは、夜間に洗濯をしている主婦がどれくらいいるのかアンケートをとりました。

アンケートの結果、日頃から夜間に洗濯を行う習慣がある主婦は50人中14名。場合によっては夜に洗濯することもあるという22名も合わせると、全体の7割以上は夜間の洗濯をしていることになります。

【よくある】

■「仕事から帰ってくるのが遅いので、夜間しか洗濯する時間がないから」(40代・パート)

■「朝はお弁当作りや子供の世話でバタバタするので、少しでも余裕を作れるように、洗濯は夜にしている」(40代・主婦)

洗濯は、家事のなかでも時間がかかるもののひとつ。作業している時間そのものは短くとも、洗濯機が稼働している時間と干している時間を合わせると、半日かかる場合もあります。

朝の時間をうまく使うために夜に洗濯を済ませてしまったり、そもそも時間がとれるのが夜になったり。仕事や用事で家を空けることが多い場合、洗濯をするタイミングは意外にはかりにくいものです。

■「子どもの洗濯物などで間に合わない時は、夜間でも洗濯をします」(30代・主婦)

■「寝るとき、起床時間に洗い上がるようにタイマーをセットしています」(40代・個人事業主)

洗濯物の量や干す場所の制限により、昼間の洗濯だけでは追いつかないという意見もありました。タイマーをセットできる場合、寝ている間に洗濯機を稼働させる人もいるようです。朝一でたたんでしまえるように、洗濯乾燥機にすべて任せている人もいました。

【たまにある】

■「基本は日中に洗濯をするが、次の日に朝早くから出かけなくてはならない用事がある時だけ、前日の夜に洗濯を済ませてしまう時がある」(30代・主婦)

■「日中に子供が泥だらけにしてきた服や、水浴びでびしょぬれの服などを、その日のうちに洗いたい時、夜間に洗濯をする」(40代・主婦)

「たまにある」と回答した人たちは、必要に応じて、夜に洗濯をしていることがわかりました。やむをえない時のみ、という声が多く挙がっています。

基本的には日中に洗濯をしている人が多く、夜の洗濯には少し抵抗があると考えているようでした。

【ない】

■「アパートに住んでいるので、1階とはいえども騒音になってしまったら周りに迷惑かと思い、夜は控えています」(40代・主婦)

■「夜間に洗濯することはありません。朝起きて洗濯機を回して、お日様に洗濯物を浴びさせて日光消毒を心がけています」(30代・主婦)

■「夜に洗濯をして、外に干していて洗濯物を盗まれたことがあるので」(40代・主婦)

50人中14名は、夜間に洗濯をすることが「ない」と回答しました。その理由は人によって異なります。できれば夜に済ませたいができない、という人もいれば、洗濯は日中にやるものと考えている人も。

マンション・アパートに住んでいる人が気にしているのは、やはり「音」でした。そもそも夜の洗濯が禁止されている集合住宅もあるようですが、多くの人が迷惑にならないように配慮しているのです。

2. 夜に洗濯をすれば「時間」が生まれる!

夜に洗濯をすることがある主婦は、全体の7割以上に及びました。それでは次に、夜の洗濯にはどんなメリットがあるのか探ります。

アンケートは圧倒的な差がつく結果となりました。50人中33名が、「時間の有効活用」を夜に洗濯をするメリットとして評価しています。

【時間の有効活用】

■「朝はやらなければいけない家事がとても多く、特に外出しなければいけない日は家族の準備に加えて自分の準備もあります。夜に洗濯を済ませておけば朝には乾いているし、時短にもなり便利です」(40代・主婦)

■「朝の忙しい時間に干さなくて済むので時間の有効活用できるところです」(30代・パート)

朝の家事が1つ減って楽になる、という意見がもっとも多く見られました。夜のうちに洗濯を済ませておけば、朝に洗濯機の稼働時間を気にしながら行動する必要もありません。

朝の時間は忙しいもの。仕事に出る人が準備に追われることはもちろん、専業主婦も朝食を作ったり後片付けをしたり、子どもの見送りをする人もいるでしょう。ほんの5分でさえ無駄にはできません。

■「翌日の仕事が一つ減るように感じ、有意義に時間を使えるようになります。夜はそれほど忙しく感じないので、気持ちにも余裕を持って洗濯ができます」(40代・主婦)

■「昼間は昼間で別の洗濯をしたいので、夜に1回やっておくと、ある程度乾いて都合がいい」(40代・パート)

夜に洗濯をすることで、朝だけでなく日中の時間も有効活用できるようになっていることがわかりました。

寝ている間に洗濯物が乾いていれば、それまで乾き具合や天候を気にしながら過ごしていた時間の負担がなくなります。1日に2回以上洗濯をする家庭もあり、夜にも洗濯をしたほうが効率よく片付けられるようです。

【夜のうちに汚れを落とす】【残り湯を使いやすい】

■「お風呂の水がまだ熱いうちに使えるので、汚れがよく落ちます。朝まで置いておくと、雑菌も発生しやすいと思います」(30代・主婦)

■「お風呂の後、すぐに洗濯に使えば経済的だと思います。お湯洗いが出来るし、その日の汚れをすぐに洗うのはいいと思います」(40代・主婦)

洗濯に風呂の残り湯を使っている家庭は、夜に洗濯をするメリットも増えます。残り湯の雑菌が増える前に洗濯ができますし、残り湯がまだ温かいうちに使えば汚れも落ちやすくなります。

その日に着て汚れた衣類をすぐに洗えることもメリット。食べこぼしなどのシミは早く洗ったほうが落ちやすくなります。そして、汚れのついた衣類は雑菌が繁殖しやすいので、ニオイを防止するためにも、夜の洗濯は有効なのです。

まとめ

アンケートで調査した結果、夜に洗濯をすることがある主婦は全体の7割以上。そして、多くの人が時間を有効活用できることをメリットと感じていることが明らかになりました。

やむをえず夜に洗濯をしている人もいますが、あえて夜の時間を選んでいる人も決して少なくありません。洗い始めから、たたんでしまうところまで長い時間を必要とする洗濯だからこそ、時間を活用できることが大きなメリットとなるのです。

後編では、反対に夜の洗濯におけるデメリットを調査。そして主婦の意見をもとに、それを解消するための工夫をまとめます。

アンケート実施期間:2017年6月2〜3日
対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の方
アンケート総数:50

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