【整理収納アドバイザーのお片付けノート】アクセサリーを飾る収納に。

秋めいてきたこの頃。 半袖の洋服を収め、長袖の洋服に袖を通すうれしさ。くるりと袖を捲り、少し出した手首にアクセサリーを纏う。

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秋めいてきたこの頃。
半袖の洋服を収め、長袖の洋服に袖を通すうれしさ。
くるりと袖を捲り、少し出した手首にアクセサリーを纏う。
「何を付けようかな。」
迷うこの時間が女性らしくて、うれしい、特別な時間ですよね。
今日はアクセサリー収納のお話。
ファッションの仕上げとなるアクセサリーを見せる収納にして、お気に入りを飾ってみませんか。

出かける前、コーディネートを仕上げる最適な場所。

以前は、クローゼットにアクセサリー用のショーケースを置いて収納していました。お店のようにきれいに大切に並べられた、お気に入りのアクセサリーを見るのがうれしくて。
埃がかぶらないよう、蓋付きのショーケースに入れ、一つ一つを丁寧に丁寧に箱に収めていました。
でも、子供が小さいと出かける前はいつもバタバタ。
両手はいつもふさがっていて、なかなかショーケースを開ける暇もなく、お気に入りのアクセサリーたちはきれいに並べられたまま、どんどん活躍の場を失っていきました。

わが家の場合、クローゼットは2階。
いざ出かけようとした時に、未完成なコーディネートを完成させるには、もう一度クローゼットに戻らなければいけません。
自分の支度が済んだところで、子供の支度を手伝って…と繰り返しているうちに、アクセサリーを纏うことを諦めてしまったのです。

子供たちが自分のことを自分でできるようになった頃、このアクセサリー収納を見直しました。
選んだ場所は玄関。
シューズクロークには大きな姿見のミラーがあるので、そこでお出かけ前のコーディネートの最終チェックをします。
ここでアクセサリーを纏うことができたら…。
子供たちの支度が済んだ後に、自分のことをする時間を取れることを期待して、収納スペースをつくりました。

そうしてできあがった玄関のアクセサリー収納。
大きな窓を区切った一枚木のディスプレイ棚を生かして、トレーを並べ、アクセサリーをざっくりと収納しました。
この空間が、とても好きで。
お出かけ前はいつもここで姿見を見ながら、その日に纏うアクセサリーを選んでいます。

ざっくりとしたカテゴリー分けでいい。

以前の収納方法とは打って変わって、玄関での収納方法は至ってシンプル。
蓋もなければ、アクセサリー一つ一つの部屋もない、ざっくり収納を採用しました。
好きなかごやトレーを飾って並べ、収納用品として活用しています。
インテリアとしても素敵。

少し大ぶりなかごには、ブレスレット。
深めな木製のトレーには、イヤリング。
小ぶりな木製のトレーには、リング。
3つ並べたかごにはそれぞれカテゴリーごとに分けたアクセサリーを収納しています。

一目で選びたいものを選びえる気軽さ。
蓋がないから、わざわざ蓋を閉めて片付ける必要なし。
出かける時はここから選び、帰宅したら通りがかりにアクセサリーを置くだけ。
アクセサリーはたくさん持たず、自分が管理できる範囲内で、普段使いできるお気に入りのものを少しだけ持つようにしています。

ネックレスは、中川政七商店の「フック画鋲」に引っ掛けて。
時々ノーメイクで出かける時に使うメガネも同じく。
壁に飾るように収納できるのも、お気に入りのアクセサリーに厳選しているからこそ。

少ない数で、本当のお気に入りだけを持ち、それらを組み合わせて纏う。
ここにアクセサリーを置くようになってからは、毎日アクセサリーを身に付けることが習慣化され、毎日のファッションを楽しめるようにもなりました。

アクセサリーを収納する場所は、クローゼットとは限りません。
動きに合わせた場所に‟飾る収納“というのも、暮らしを楽しむ一つなのです。

nami sasaki

整理収納アドバイザー。夫と三兄弟と5人暮らし。毎日の暮らしを楽しむ工夫探しが好き。収納で暮らしを心地よく。

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