ステンドグラス風の照明をダイソーのフレームで作ってみた

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中古家屋の宿命か、またもや困った照明がありまして……

三十数年前、最新だったこの照明を設計した方に問いたい。

オリンピック選手なアスリートでもなければ、ジム通いが趣味です的なマッスルむきむきでもない、ふつーの、どちらかというと肩こりと腰痛と腹回りの肉に苦笑いとため息を重ねるほうが確実に多いだろうフツーの家庭の主婦がどれだけ握力を持ってると想定していたのか? と。

どうも、相変わらずポツポツと忘れた頃に浮上する中古家屋の時限爆弾的な不具合と日々お付き合いしております私です。

先日また発生した小さな我が家の問題が、今回の作業の発端となりました。
引っ越してきてから約一年。

当初からどー考えても暗かった一階のトイレにある照明が、ついに自分の手と床の判別ができなくなるだろう程度に、暗くなってしまいました。
怖がりな娘などはドアを開け放って用をたす始末ですし、私も暗いことには気づいていました。

ただ、ですね。

この照明、どっからどうみても取り外せそうな引っかかりがないんです。
そのため、暗いがまあ見えないこともない……とごまかしながら来たわけなのですが、ついに許容できないほどに暗くなるに至り、重い腰を上げたわけでございます。

これです、これ。天井にドン付、丸い金具を取り外すと電球じゃなくて土台ごと外れる始末。そして、丸いガラス部分を外そうにも超強力パッキンとシーリングでがっちり固定。

超強力パッキンをなんとか外せば、電球を入れ替えられるのです。

それがわかっていましたから、狭いトイレに脚立を持ち込み、アレヤコレヤと格闘したわけです……んが!!!

が!!! 

外れない!!! 何をどうやっても、外れない!!!

なんなんだ、これは!! と思いもよらぬ強敵の出現に呻きつつ、思い出したのは、脱衣所のドン付照明のことを。あやつも、そう。これと同じ作りだった……。
てな訳で、脱力しながら、電気屋さんに電話をかけたわけでございます。

引っ掛けシーリングに付け替えてもらったら、照明がいるジャマイカ

いつもの電気屋さんに、引っ掛けシーリングへと付け替えてもらったのは良いのですが、
照明が必要なことに気づきました。

いつものことですが、予算はありません。
特に今回は電球を替えればいいと考えてましたから、見積もっていたのは電球代としての200〜300円くらいのものです。

自分一人なら予算組めるまで放置して懐中電灯でもいっかーとか思うんですが、娘がいますし……てことで、お金がないなら作ればいいじゃない方式で参ります!

作り方は簡単かつシンプル!

材料:

ー 写真たて x 4(ガラスではなくプラスチックカバーのもの・ダイソー)
ー グラスデコ
ー 太めワイヤー(柔らか、と記載あるもの・ダイソー)
ー ソケット付き引っ掛けシーリング用 照明
ー 電球
ー フォトフレーム固定金具

道具:

ー グルーガン

少し大きめのフレームを選びましたよ

1)プラカバーとフレームのみにする
まずは台紙と裏の板(ボール紙の場合も)を外して、プラカバーが外れないようにグルーガンで裏から固定します。

2)グラスデコで絵を描く
もうここは、お好きなように! です。 下書きなんざ必要ありません、気の向くままなんとなくで描いてみたら意外に面白いパターンになってくれたりします。
(これが四枚できますので、しっかり乾かしてください。目安は4〜8時間くらい)

3)四枚のフレームを組み立てる
木工用ボンドと釘を使い、四枚のフレームを底なしの箱の状態に組み立てます。
タッカーをお持ちの方は、上部から固定してもいいですよね。

社長は今日も作業監督ですよ。

4)底のない箱状態になったら、フレーム用の金具を取り付ける
見ての通りですが、吊るすための金具をここで取り付けます。
(しっかり固定できてからの作業をお勧めします)

固定用の金具が取り付けられると、一気にそれらしくなりました

5)太めワイヤーを使って、吊る取り付け引っ掛けを作る
このダイソーやセリアで売っている太めの柔らかワイヤーは、色も豊富だし柔らかくて曲げやすくて扱いやすいです。形を修正したいなーと思えば、綺麗に変えられますし。

ソケットを固定できるように四隅から引っ掛け部分を作れば、もはや後は取り付けのみです。

6)ソケット付き照明を装着、電球を取り付け、天井へ!

完成! 明るくなりましたー!

元々ここだけクラシックな壁紙にしていたから、このステンドグラス風な感じが合いました!
テキトーに描いた絵が、なんとも良い感じに歪みと味をくれています。

グラスデコは小さなお子さんでも塗り絵感覚で楽しめますから、雨が続くこの季節の休日にもいいかなと思います。
今回は天井からのペンダント照明にしましたが、スタンド式にしても素敵なルームライトになると思います。

ちなみにプラスチックカバーのフレームを選んだ理由ですが、天井からの照明の場合は、熱対策(LED電球以外の場合)ともう一つ、重さと耐久性も気になるところかなと思います。個人的にはアンティークグラスのペンダントライトは好きです、が、やっぱり地震の時が怖い。
万一を考えると落ちても割れないものの方を、私は選ぶようにしています。

今回も最後までご覧いただきありがとうございます!


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Hometalk(アメリカのDIYサイト)のTutorial Team(個別指導チーム)メンバー。レトロでガーリーなオリジナルねこ雑貨ショップ。その他、物書き・…

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