【2023】中型テレビのおすすめ20選｜32型、40型やテレビメーカーの選び方

中型テレビのサイズの目安は32型や40型前後

中型テレビとは、主に24型から43型のテレビを指します。"◯◯型"というサイズは画面の対角線の長さをインチで表しています。

24型、32型に多いのが、ハイビジョンやフルHD（2K）の液晶テレビ。レイアウトにもよりますが6畳程度の部屋に向いており、一人暮らしの部屋のほか、寝室や書斎等のセカンドテレビにおすすめです。

一方で40型、43型の液晶テレビの画質は4Kが主流。8～10畳のリビングにちょうどよいサイズです。

中型テレビの視聴距離の目安│フルHDと4Kで異なる

適切な視聴距離は、主に24型や32型が多いハイビジョンやフルHDでは、画面の高さの約3倍が目安です。

一般的に4Kテレビでは画面の高さの約1.5倍が望ましいとされていますが、この距離で設置すると日常的に使用するにはかなりの圧迫感。

40型や43型が主流の4Kテレビの場合、実際には高さの3倍からさらに1.5ｍ程度離すのが理想です。

視聴距離の計算方法

中型テレビの選び方6ポイント

ここからは、中型テレビを選ぶ際の主なポイントをご紹介します。映像にこだわる方は解像度や液晶パネルの方式、LEDバックライトの方式に、録画を重視したい方は録画機能やチューナー数に注目してくださいね。

1. 解像度で選ぶ｜地デジやブルーレイなど用途別にチェック

解像度とは映像の精細さを表し、画像を構成する小さな点が画面上にいくつあるか（ドット数）で示されます。点の数が多いほど解像度が高くなり、鮮明で美しい映像が表現できます。テレビのサイズが大きいほど解像度による画質の差が大きくなるため、大型のテレビほど解像度が重要となります。

ハイビジョン、フルHD／2K│地デジ視聴を楽しむ方におすすめ

ハイビジョンやフルHD（2K）は32型までのテレビに多い解像度。地上波デジタル放送で使用されている解像度はフルHDのため、テレビの視聴がメインであればフルHDを選ぶとコスパがよくおすすめです。

ハイビジョンは92万1,600画素（1,280×720ドット）、フルHDは207万3,600画素（1,920×1,080ドット）までそれぞれ表示可能です。

4K│高画質で映画やゲームグラフィックを見たい方におすすめ

4KはフルHDより滑らかで高精細な映像が楽しめるため、高画質で映画を見たい方やテレビゲームに臨場感を求める方におすすめ。

主に40型以上のテレビで採用されている解像度で、829万4,400画素（3,840×2,160ドット）まで表示可能です。

2. 液晶パネル方式で選ぶ｜見る角度や人数で決める

液晶テレビのパネルには、“VA方式”と“IPS方式”という映像の見え方が異なるの2つの方式があります。どちらかがすぐれているということではないため、テレビを置く場所や視聴方法に合わせて選ぶとよいでしょう。

VA方式│一人暮らしや狭い部屋におすすめ

VA方式はコントラストが高く、黒の引き締まった迫力のある映像が再現できます。しかし、斜めから見ると暗かったり白っぽく見えるため、テレビの向かい側に座って映画やゲームを高画質で楽しみたい方や一人暮らしの部屋に置くのにおすすめです。

IPS方式│コーナー設置や“ながら家事”におすすめ

IPS方式はVA方式に比べるとコントラストは弱くなる一方で、視野角が広く、斜めから見ても画質が落ちにくいのがメリット。テレビを部屋のコーナーに置いたり、家族みんなでいろいろな角度から視聴したりするのに向いています。家事で動き回りながら視聴することが多い方にもおすすめ。

3. LEDバックライト方式で選ぶ｜省エネや高画質が必要か

液晶テレビの画面は、液晶パネルを通してLEDバックライトが光ることで映像を映します。このLEDバックライトの並び方により画質に差が生じるため、映像の質を重視する方はこだわりたいポイントです。

エッジ型│コストをおさえたモデル

LEDライトを画面の上下または左右にのみ配置しているのがエッジ型です。製造コストが安い上に画面を薄くできるのがポイント。色ムラが出やすく、映像の質が下がるというデメリットがありますが、消費電力をおさえやすいタイプです。

直下型│映像美にこだわるモデル

直下型は、液晶パネルの真後ろにLEDライトを配置しています。エッジ型に比べて光源が多く、色や明るさを細かく調整できるため、コントラストの高い高画質の映像が楽しめます。画面に厚みが出たり、価格や消費電力は高くはなりますが、画質にこだわる方におすすめです。

4. 録画機能で選ぶ｜追加できる外付けかスマートな内蔵か

中型テレビの多くの機種では、録画機能が搭載されています。外付けのハードディスク（HDD）を使用するのが主流で、予算や使用頻度に合わせてハードディスクの容量を選べたり、後から追加や交換ができるというメリットがあります。

一方レコーダー内蔵タイプも発売されており、録画のための配線が不要で、テレビ回りがすっきりします。また、連ドラ設定やキーワードによる自動録画など、機種によって違う便利な録画機能にも注目してみましょう。

5. チューナー数で選ぶ｜裏番組録画や2番組再生など

録画機能を使用するならチューナーの数もチェックしましょう。1チューナーの機種で録画できるのは、視聴している番組のみとなるため、裏番組の録画には2チューナー以上が必要です。

また、複数チューナー搭載でも、1つは視聴専用としているメーカーがほとんどです。このためテレビの視聴に関わらず、2チューナーで同時間帯に録画できるのは1番組のみとなり、3チューナーなら録画中の番組のほかにもう1本のダブル録画が可能です。

6. インターネット機能で選ぶ｜VOD視聴やアプリ使用など

スマートテレビとは、インターネット接続機能つきテレビのこと。地上デジタル放送やBS・CS放送に加え、『Hulu』や『Netflix』、『YouTube』などの動画コンテンツもテレビの大画面で楽しめます。

また、『Twitter（ツイッター）』や『Instagram（インスタグラム）』などのSNSとテレビを連携して視聴者同士で交流できる機種や、アプリで買い物やゲームを楽しめる機種も増えています。

中型テレビのおすすめメーカー

一人暮らし用やセカンドテレビとしての需要も多く、リーズナブルな海外メーカーも売り上げを伸ばしている中型テレビ。しかし、根強い人気なのが日本国内ブランドである『ソニー』『東芝』『パナソニック』『シャープ』の4社です。各メーカーの技術や特徴をチェックしましょう。

SONY（ソニー）｜サウンド重視派にうれしい立体音響技術

オーディオ機器メーカーとしても人気を誇るソニー。このため『BRAVIA （ブラビア）』シリーズは、音響面に定評があります。

機種によっては立体音響技術“ドルビーアトモス”に対応し、テレビ本体のスピーカーで簡単に3次元の立体音響を体感できます。また、本体のスタイリッシュなデザインも人気です。

TOSHIBA（東芝）｜過去番組を視聴できる機能が便利

ラインアップが豊富で、サイズや機能などのニーズに合わせて選びやすいのが東芝の『REGZA（レグザ）』シリーズ。

“レグザエンジン”による高精細な映像出力が魅力です。また、放送時間を過ぎた過去番組を視聴できたり、登録したチャンネルをまるごと録画できたりと視聴番組の幅が広がる“タイムシフトマシン”機能も人気です。

Panasonic（パナソニック）｜鮮やかな色彩表現とリンク機能が魅力

パナソニックの『VIERA（ビエラ）』シリーズは、くっきりとしたコントラストと鮮やかな色彩表現に定評があります。

また、パナソニックユーザーにとって便利なのが“ビエラリンク”。ブルーレイレコーダーやデジタルビデオなどのビエラリンク対応機器を自動で連携し、リモコン1つで簡単に操作することが可能です。

SHARP（シャープ）｜画面映りを防げる液晶に注目

2021年で誕生から20周年を迎えたシャープの『AQUOS（アクオス）』シリーズ。薄型液晶テレビ開発の先端を走ってきただけに、モニターに対し強いこだわりを持つメーカーです。

また、照明の反射や外からの光の映り込みをおさえる“N-Blackパネル”や、見る位置に合わせて左右に角度調節可能な“回転式スタンド”など、見やすさをアップする機能も魅力です。

中型テレビのおすすめ10選【〜32型】

ここからはLIMIAが選んだおすすめの中型テレビをサイズ別に紹介します。一人暮らし用やセカンドテレビ用の需要が高いのが24型と32型。大型テレビに比べると、機能を絞ったリーズナブルな機種が多くそろいます。

また、このサイズの画面では4Kの持ち味が発揮しにくいことから、ほとんどにハイビジョンまたはフルHDの液晶が採用されています。

ソニー｜ハイビジョン液晶テレビ ブラビア KJ-32W500E

ソニー｜フルハイビジョン液晶テレビ ブラビア KJ-32W730E

REGZA｜ハイビジョン液晶 レグザ 32S24

REGZA｜ハイビジョン液晶 レグザ 24V34

パナソニック｜ビエラ TH-24H300 24V型 液晶テレビ

シャープ｜AQUOS 液晶テレビ DEライン 32V型 2T-C32DE-B

TCL｜Androidシステム搭載 HD液晶テレビ 32S515

ハイセンス｜2K液晶テレビ 32A35G

アイリスオーヤマ｜ハイビジョンテレビ 32インチ LT-32C320W ホワイト

フナイ｜地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ FL-32H1010

中型テレビのおすすめ10選【40型〜】

4Kテレビの中でも小さめのサイズを狙うなら、40型や43型がおすすめ。従来の映像も4K相当の画質で見られる“4Kアップコンバート機能”や、よりなめらかな映像が楽しめる“倍速表示機能”など、より美しい映像表現が可能な機種も豊富です。

ソニー｜4K液晶テレビ ブラビア KJ-43X80J

ソニー｜4K液晶テレビ ブラビア KJ-43X85J

東芝｜4K液晶 レグザ 43C350X

REGZA｜4K液晶 レグザ 43Z670K

パナソニック｜ビエラ 4K液晶テレビ TH-43GR770

パナソニック｜ビエラ 4K液晶テレビ TH-40JX750

シャープ｜アクオス 4K液晶テレビ 4T-C40BH1

シャープ｜アクオス 4K液晶テレビ 4T-C43DN2

LG｜43V型 NanoCell TV 43NANO76JPA

三菱電機｜リアル 4K録画テレビ LCD-A40RA2000

中型テレビのおすすめ商品比較一覧表

中型テレビのAmazon・楽天ランキングもチェック

Amazonや楽天では、ここで紹介しきれなかった商品も数多く販売されています。タイミングによっては最新モデルに出会えたり、旧モデルを安く手に入れられたりするチャンスも⁉　ランキングも参考にして、自分にぴったりの中型テレビを見つけましょう。

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※記事内の情報はLIMIA編集部の調査（2021年12月）に基づくものです。
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